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鹽水蜂炮2024についてまとめ


鹽水に行く/帰る


 鹽水は台南市の北にある小さな町である。台鉄の新榮駅からバスかタクシーを使って行く。嘉義から20分くらいで着く。台南から30分くらいか。バスを使う場合は駅のロータリーの向かい側あたりに新榮客運の小さなバスターミナルがあり、そこにある人だかりについて行けば鹽水まで行くバスに乗れる。普段は鹽水の中心部までバスが入ってくれるがこの時期は街の入り口で強制下車となるのでそこから歩くしかない。30分くらいかかる。鹽水の直前で新榮客運のバスターミナルによるのでその位置を覚えておくと帰りが楽だろう。 


新榮客運の車内より。冷房が強い


 帰りに関して、タクシーを奇跡的に捕まえる事ができたので嘉義まで乗って行く事にした。サイトには700NT$で行けるとあるが2023年にタクシー料金が改定されているので950NT$くらいかかったので注意。その代わり1時間くらいで運んでくれる。

装備品を買う事について

 外国人の私達の場合、フルフェイスヘルメット等装備品を持って行くのは中々困難を極めるので現地で買うのが一番ベストである。集団で買うと若干割引をしてもらえる余地があるので単独行をするよりかは、同じ言語を喋る軍団でグループを作って行った方がいい。交渉に関しては店側も慣れているので英語で問題なく意思疎通ができる。ジャケット類も売ってはいるが割高なので日本から使い捨てを前提として持っていくか嘉義か台南の安い服屋で買う方がいいだろう。
 あと、メット周りにも布を固定してもらえるサービスをしてくれるが店によっては化繊のタオルが据え付けられるので不安なら街の中心部の店で買うことをおすすめしたい。どこもそうなのだと学んだが、街の入り口の業者が何も知らない人に対して仕掛けてくるということは割とあることのようだ。
 ちなみに、これは誰も書いていないので後ろめたいところがあるのだろうが祭りから帰る時に買った装備はどうするのかという問題が生じる。ホテルに処分をお願いするか街のゴミ箱に分別して処分するくらいしか手段がない。余り使い捨てを想定されていない点に注意されたい。鹽水の街中にもいくらかはゴミ箱がある。


推奨される装備について

 地元民の中には普通の私服で参加している蛮勇な人もいるが怪我したら洒落にならない(実際、61人が報道されるレベルの怪我している)のでメットとかは当然買うのだが他、重要なアイテムを挙げておく。

①マスク
 花火が打ち終わるとそのまま猛烈な煙に撒かれる上、人が密集しているので逃げる事もできない。私は最初の矢倉花火でマスクしてるにも関わらず窒息しそうになった上に涙が止まらなくなった。素顔だったらもっと危なかっただろう。なので、ヘルメットの下ではあるが、至近距離で花火を浴びたいならつけておいた方がいいし、ヘルメットを買うとおまけでくれる場合がある。


花火が終わった直後。煙が充満しており火薬臭も凄まじい

②厚手の手袋
 軍手でも火傷は防げるが、直撃すると普通に痛いので溶接とかバーベキューで使う牛皮手袋をおすすめしたい。これなら衝撃を感じる程度で済むし、何よりつけたままスマホをいじれるので撮影する時にも便利である。ワークマンで五百円ちょっとで買える上。嵩張らないので多少お金を出しても買って損はないだろう。

 耳栓は突発性難聴になる可能性があるのでつけた方がいいが気にならないという人もまぁいたので自己責任の範疇だと思われる。

著者:タオルは安い化繊の為、一発目の花火で特大サイズの焦げ穴ができた

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