猫マル
南無阿弥陀仏 父が亡くなってから毎月の月命日には自分でお経を読むようになった。 毎月お寺さんを呼んでお経をあげてもらう余裕もないし、時間もないのが理由だが、何となくお花とお供えで手を合わせるだけじゃなく見様見真似だとしてもお経を読んであげたいなと思った。 菩提寺はある。ずっと曽祖父の頃からのお付き合いらしい。親族の葬儀など今までに幾つもの葬儀に出席してきたが、実際父もわたしも無宗教といっていいかなと思う。 困ったときに神様仏様と思わず思ってしまうけれど、それは別として
子どもの頃の幽霊話を書いたあと、妹と恐怖体験の話をした。 妹はよく霊を感じるという人だが、実際にそのものを見たことはなくただ何かいるなあと感じるという。 何かの気配を感じるという話でわたしがふと 「気配といえば夜寝ているときにベッドの周囲を誰かが静かに移動する気配を感じる時が本当にたまにだけれどあるわ」 と言うと、彼女が「えっ!!」と小さく叫んだ。 「それわたしもあるよ。ベッドの周囲を誰かが歩いてるんだよ」 「まじで? たまーに何回かに一度ベッドの足元に乗ったりし
さて前回コピペしとこうと書いた幽霊に出会ったらしき話。 ※何しろ数十年ばかし昔の事なので記憶曖昧の部分多々あり。その辺の部分は適当に脚色ありです。 大まかには間違ってないので話の本筋には問題ありません。 --------------------------------ここから わたしが小学5年生の春休み、従姉妹の家で肝試しをしようという事になった。 集合住宅地を抜けるとすぐ正面に中学校があって、その裏手に資材置き場がある。資材置き場の奥はだだっ広い空き地になっていて、
突然ですが幽霊って信じますか? わたしは半信半疑です。たぶんおなじく半信半疑の人が大半なのかなあと思います。見えないから信じられない、でもいないとは言い切れない。いると思うけど、あんまり信じすぎるとちょっと危ない人なのかなとか、いたらいたで怖いしなあとか(笑) でも、幽霊らしきものを見たことがないのかというとあるのです。 あれは小学5年の頃。肝試しの時に某資材置き場にておじさんと犬の霊らしきものを見た。こんばんはと頭を下げたが頭を上げた時にはどこにもいなかった。とても開
最近よく猫がひざの上に乗ってくれる。傍に来て寄り添って眠ってくれる。 気まぐれであまり甘えない女の子猫と、夫が大好きな男の子猫さんと暮らしているが、いつもはあまりわたしのひざに乗ることはない。 ママはテンション高いしすぐにちゅうしてくるからいやだにゃ。 と思っているんだろうなと分かっているけど、可愛さのあまりつい過剰にかまってしまう。 けれど猫たちの体調があまり良くない時、彼らは必ずわたしの傍に来る。わたしはそっとそっと猫を撫でる。こんな時にはわたしは絶対に猫を抱きか
もう何年も更年期障害の症状に悩まされている。 40代半ば頃から少し自律神経失調症のような症状が出始めた。かかりつけの婦人科で相談したら、少し早いけど更年期障害だね、と言われた。 40歳の時、卵巣嚢腫と子宮内膜症で子宮全摘と右卵巣の摘出手術をした。 その話はまた別途記録するとして、その時本当は左の卵巣も摘出する方がよいが、それをすると更年期障害早く出るかも知れないし、辛くなるだろうからと残す決断をしたと言われた。 でも、やっぱりちょこっと早く出たねと先生は苦笑した。漢方