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映画 鬼滅の刃が感動作品と言われる理由

皆さんこんにちは。家に帰るとズボンによくくっ付いている「枝豆の小さいバージョンみたいなひっつき虫」を見ながら、「こいつは子孫繁栄というカテゴリに置いて圧倒的な力を手に入れたな」と思っているしんちゃんこと変態野郎です。

さて今日は「映画 鬼滅の刃が感動作品と言われる理由」について話していきます。

今日はまずお知らせからなんですが、僕の友達で整理収納アドバイザーの新谷くんという変わり者が、どうやら「整理収納」という分野で何か面白い挑戦を仕掛けようとしているらしいので、ここで宣伝させていただきます。詳しいことは12月くらいにはわかると思うので、また追々紹介していきます。
#頑張るやつは全員成功してしまえ

さて話は変わりますが、現状報告です。

僕の手がける小説の仮タイトルを決めました。

ずばり

『マイロと光が灯る村』

です。
なんかそれっぽくない?笑

今後とも僕とマイロを宜しくお願いします。。

まあその【仮タイトル】『マイロと光が灯る村」ですが、今の進捗状況はというと起承転結でいうところの起が終わり、約10000文字が完成しました。

正直目標としては15万字を目指しているのでそこにはまだまだ届きませんし、何度も何度も追加や修正を加えていきたいと思っています。必ず大ヒットさせるので期待して完成の日をお待ち下さい。

また、出来上がった箇所から随時Instagramの方で朗読などの方法を使い、紹介していきたいと思ってます。どんなのができているのかな、面白くなってるかな、と気になる方がいらっしゃいましたら、Instagramの方からご確認をお願いします。
しんちゃんの日常Instagram「https://www.instagram.com/shinchan_blog/?r=nameta」

さてさていよいよ本題に入ります。

感動ポイントを分析する

そんな僕の書き上げる『マイロと光が灯る村』はファンタジーに全振りした感動ものです。圧倒的な感動を皆さんに届けます。
#ハードルは上げて超えるが基本
#足ガクガク

皆さんに心地の良い感動を届けるためには、「感動ポイント」を設置しなくちゃいけません。これは映画だろうが小説だろうがドラマだろうがなんだろうが同じです。映画ドラえもんでいうところののび太が勇気を振り絞って強敵を倒したり、逆境を乗り越えたりするアレです。

作者が意図的に「ここは感動させに行こう」と決めてかかるところですね。ストーリーの後半に大体置かれます。


映画 鬼滅の刃の感動ポイント

※ここからネタバレ表現を含みます。ご注意下さい。※

これはもちろん映画 鬼滅の刃にも確かにありました。

第一の感動ポイントは「煉獄さんの死」で、第二の感動ポイントは「家族愛」ですね。これだけであの映画の主役は煉獄さんだったことがわかります。笑

今回、さすが天下の鬼滅の刃、敵わねえなあと思ったのは二つ目の「家族愛」です。ここは最強でした。

煉獄さんが死ぬ間際、死んだお母さんと会話をします。自分の生き方は正しかったのか、最愛の母に尋ねるシーンです。ここで泣かないやつは人間じゃねえだろと思うほどのインパクトでした。

ここで感動ポイントを分析すると、「家族愛」がやはり最大瞬間風速を出していることがわかります。これが仮に「煉獄さんと煉獄さんが愛した女性とのラブストーリー」にシフトチェンジしてしまうと、視聴者各々の恋愛感が邪魔をして、インパクトが薄くなります。

例えば一昔前の「雪の華」という映画では、僕は涙するほど感動したのに、友達は心が一切揺さぶられもしなかったと言っていました。

これは恐らく各々の恋愛感が邪魔をしている良い例だと思います。浮気がダメな人に浮気表現を含む大感動作品を届けたところで「いや、浮気はダメでしょ」の一本締めで話は終わりです。

しかし、家族愛となるとそこまでブレがなく、広範囲に大ダメージを与えることができます。どんな価値観を持っていようが、家族が死んで悲しまない人はあまりいません。

そして恐らくこの感動は国をも跨ぐと思っていて、同じ映画を韓国でしても鬼滅の刃は感動作品として取り上げられるはずです。それほど家族愛というのはグローバルな感動ポイントです。

そしてそして最後の家族愛エピソードに持っていくための布石はまだあって、それは「煉獄さんが見た夢の中の話が極端に短い」こと。これは煉獄さんが強すぎて、血鬼術にかかっても浅い眠りだったという考え方もありますが、後々煉獄さんの回想シーンを流した時に「あ、そういえばあの続き気になってたんだった」と視聴者に思わせるテクニックもあると思います。

炭治郎が家族に会いたい「欲」、善逸は禰豆子ちゃんとイチャイチャしたい「欲」、伊之助は皆のリーダーになって認められたい「欲」であるのに対して、いまいち煉獄さんの「欲」が読み取れない夢の構成でした。

ここで視聴者に「あれ?」と思わせて、後に繋げていく、さすがプロの構成だなあと感じました。

映画 鬼滅の刃にはこうした様々な感動ポイントがあったり、感動ポイントで最大瞬間風速を出すための仕掛けが所狭しとされていたわけですね。
#是非劇場で

もちろん、今回分解して見えてきたものを僕の作品にもしっかりと反映させていきます。「家族愛」なんかはその強さを知っていたので、作品を作る前から構成には入れるようにしていました。そこまでの持っていき方などを参考にさせていただきます。
#なんだよパクリだよ
#丸パクリはしないから許して

やっぱりエンタメで夢を叶えたいと思っている身としては「あぁ、感動したなあ」で終わらしちゃ絶対にダメで、「なんで感動したか」をとにかく細かく分析しなくてはいけません。
#大丈夫マスクが濡れるほど泣いた
#分析は毎回泣いた後

人が感動するまでには必ず「感動する原因」が作品のどこかにあるはずなので、それを探っていきつつ『マイロと光が灯る村』にも反映させて、大感動を生めるよう頑張ります。

そんな感じで僕なりに偉そうに感動ポイントを分析してみました。様々な意見があると思うので是非聞かせてね。

そして最後に大事なことを一つ。

あなたが感動したからといって、周りが必ず感動するわけでもないし、あなたが全く何も思わなかったからといって、友達もそうとは限らない。人それぞれ価値観はあるのだから、人それぞれの捉え方を絶対に否定しないで下さい。「僕はこう思うけど、あの子は違うんだ」で済む話で、「合わないからあの子が嫌い」なんて悲しいことは言わないで下さい。価値観は違うから存在しているんだし、違うから面白いんです。忘れないでね。

では、また、お会いしましょう。

おやすみ!!

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