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人が少ない場所、山などを徘徊するのが好き。 あまり他人が行かなそうな場所のレポートしま…

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人が少ない場所、山などを徘徊するのが好き。 あまり他人が行かなそうな場所のレポートします。

最近の記事

地図にない絶景ポイントin Kauai

2018年12月にハワイ カウアイ島をあちこち徘徊してきたので、備忘録のために場所ごとにまとめてます。 今回は名前も看板もない場所で、たまたま見つけたスポットです。 ワイメアキャニオンというとカウアイ島でマスト5に入る観光スポットですが、キャニオンを見るメインの場所は1つで、みんなそこに行きます。 あたりまえだけど安全柵があって、みんな同じような観光的な写真になる。 わたしは既に何回もそこに行ってるので今回はパス。 代わりに途中で徘徊していたところ、何ともキャニオンと一体に

    • 緑のトンネルを抜けると無人ビーチ

      2018年12月にハワイ カウアイ島をあちこち徘徊してきた備忘録を場所ごとにまとめてます。 今回はDonkey Beachといちおう名前がついてるところです。ここはまったく登山グッズなんかは不要で誰でもいけます。車いすではビーチ近くの真っ青な海が見える丘までは行けるようです。 ただ、道路を走っていても、どこ曲がればいいかとか看板は出てないです。 ▼ざっくりの場所 いちおう車を停めるスペースはあって、地元の車が何台かとまってたので、観光地ではなく地元民の知る穴場ビーチの

      • ジャングルの島 ハワイ カウアイ島を徘徊してきた【もくじ】

        2018年12月半ばにアメリカハワイ州カウアイ島へ、日本からはるばるテントかついで徘徊してきたので、おもに写真で紹介していきます。 調べれば出てくる知られた絶景ポイントから、1日中誰にも出会わない穴場ポイントまでいろいろ。 自分用備忘録として、スポットごとに記事分けてまとめます。 まとめようと思ってるスポット▼Sleeping Giant  (Nounou mountain) 登山 ▼Donkey Beach 徘徊 ▼Salt Beach 野営 ▼Kuilau tra

        • ハワイ離島のKalalau Trail 最終地点まで行ってきた【完】

          前回に続き、今回の備忘録の完結編です。 Kalalau Beach2日目の日没です。 ↑ヒッピーが使ってるっぽい何かのグッズ。 翌日はまた長い距離歩くので、寝る前に飲み水を作りに滝に行きます。 テントから滝に行く途中の道で、足元に何かがうごめいてる気配がします。 手のひらより大きいカエルがあちこちにうじゃうじゃいました。しかも堂々と道を歩いていて、こちらが気をつけて避けて歩かないと踏み潰しそうでした。 ガマガエル(ヒキガエル)のような見た目で、どいつもよく肥えてまし

        地図にない絶景ポイントin Kauai

          ハワイ離島のKalalau Trail 最終地点まで行ってきた【5】

          前回に続き、行ってきた備忘録です。 前日は日没とともに寝たので、夜明けとともに活動開始しました。 飲み水の確保と裸族との遭遇 今日は1日ゆっくりKalalauBeachを散策します。 ビーチに降りてしばらく岩場の方に歩いていくと滝を発見しました。これで水と風呂場は確保。ひと安心です。 水浴びで昨日の汗を流します。しかし滝の水そのままだと水の勢いが強すぎて皮膚に痛いし、容器に水を貯めることができません。 そのへんに落ちてた竹を滝に突っ込んで水の勢いを弱くすることで簡

          ハワイ離島のKalalau Trail 最終地点まで行ってきた【5】

          ハワイ離島のKalalau Trail 最終地点まで行ってきた【4】

          前回に続き、行ってきた備忘録です。 今回のトレッキングが冬の12月だったのと、足が自然と止まってしまう美しい絶景の連続だったり珍しい植物や看板を観察したりしてたため、最終地点の到着は日没ぎりぎりになってしまいました。 最後の看板 とうとうKalalauの看板が見えました。ここから最終地点のKalalauBeachまでもう少し。(しかしそうでもなかった) 赤土のやせた大地を急降下していきます。疲れた足腰には厳しい急な下りです。下りは太ももにブレーキをかけながら前に進まな

          ハワイ離島のKalalau Trail 最終地点まで行ってきた【4】

          ハワイ離島のKalalau Trail 最終地点まで行ってきた【3】

          前回に続き、実際に行ってきた備忘録です。 ここからゴールまでは、一言であらわすと、 「登ったり降りたりジグザグしながら絶景を横目に10時間くらい歩く」という行程です。 この歩いてるときの、仕事や小さなくだらない悩みなどをすべてを忘れて無になれる感じが好きです。(人によってその方法は色々あると思います) だんだん日が差してきました。 崖側に草が生えてると視界的に安心します。(崖の恐怖が和らぐ) 吸い込まれそうな海の色です。 ジグザグの凹部分では森の中に入ります。日本で

          ハワイ離島のKalalau Trail 最終地点まで行ってきた【3】

          ハワイ離島のKalalau Trail 最終地点まで行ってきた【2】

          前回に続き、Kalalau Trailを歩いてきた備忘録です。 行き方KalalauTrailのスタート時点は、Kauai島の北の道路の終点、Kee's Beachです。ここに車を停めて、衣食住をかついで道に入ります。20キロ弱の行程になるので、もちろんまだ暗いうち・夜明けとともにスタートする必要があります。 荷物は、テント・3日分の食料・調理器具(ストーブ+ガス)・水筒・水のろ過装置・殺菌装置・着替えなど。 飲み水は自分でつくるただでさえ重装備なのに、3日分の水を担い

          ハワイ離島のKalalau Trail 最終地点まで行ってきた【2】

          ハワイ離島のKalalau Trail 最終地点まで行ってきた

          前回黒部渓谷のことをまとめたので、今回も同じく崖っぷち系の、アメリカ ハワイ州 カウアイ島のKalalau Trailに行ってきた様子を共有します。 Kalalau Trailカララウトレイルは、ナパリコーストとも呼ばれる場所で、20キロ弱を歩いていくか、船で沖から近づくかしかできない場所です。 ・・・・・・・・・ 今回アップする写真はすべて一昨年のものです。実は今年も行く計画をしてたのですが、2018年4月の巨大台風によって残念ながらこの登山道だけでなく、登山口にアクセスす

          ハワイ離島のKalalau Trail 最終地点まで行ってきた

          断崖絶壁の絶景を歩く。黒部峡谷下ノ廊下を歩いてきた【完】2018年開通前

          前回は、半月峡~仙人谷ダムまで共有しました。 今回は、 仙人谷ダム→阿曽原温泉 までの区間を紹介します。これで下ノ廊下編は完結です。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 関西電力仙人谷ダム管理所に入ると、目の前に親切なルートの案内があります。 右手のドアを進みます。 ダム管理所が左にありましたが、今回関電の方に遭遇することはありませんでした。 細いトンネルのような道を進みます。 トンネル内は明かりがあるのでヘッドライトは不要でした。 明かりがあるとはいえトンネ

          断崖絶壁の絶景を歩く。黒部峡谷下ノ廊下を歩いてきた【完】2018年開通前

          黒部川とダムと隧道

          前回まで、黒部ダム〜仙人谷ダムの状況を共有しました。 ここで小休止して、このルートに関する背景や歴史をまとめることにしました(調べたことの備忘録も兼ねて)。疑問や曖昧な点も多くて。詳しく知ってる人いたら教えてください。 ▼黒部ダム~欅平のルート こんな道を誰が何のために作ったか下ノ廊下は黒部ダム~仙人谷ダムまでの登山道の呼び方。上の廊下、奥の廊下という道もあって、それぞれ黒部ダム周囲の登山道に対して使われてる。 下ノ廊下は別名で旧日電歩道という呼び方がある。別名というか、

          黒部川とダムと隧道

          断崖絶壁の絶景を歩く。黒部峡谷下ノ廊下を歩いてきた【5】2018年開通前

          前回は、白竜峡→半月峡まで共有しました。 今回は、 半月峡~仙人谷ダム までの区間を紹介します。前回と同じで写真メインです。        ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 絶景が続きますが、両手を離してカメラを構えることはできません。 S字峡の看板で後ろを振り向くと、黒部川がS字をえがくように流れています。切り立った岩壁を見ると、よくこんなところを歩いてきたものだと思います。 進行方向の目の前に、突如不思議な建造物があらわれます。 ここで、再び滝行です。先に渡っ

          断崖絶壁の絶景を歩く。黒部峡谷下ノ廊下を歩いてきた【5】2018年開通前

          断崖絶壁の絶景を歩く。黒部峡谷下ノ廊下を歩いてきた【4】2018年開通前

          前回は、鳴沢小沢~白竜峡までを共有しました。 今回は、 白竜峡→半月峡 までの区間を紹介します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ここからさらに緊張感のある道が増えていきます。丸太でできた桟道が崩れているところやワイヤーがない箇所がいくつか残っていて、整備をするための丸太材料や道具が置いてありました。 作業されている方がいらっしゃったので、声をかけて通ります。こんな奥地、ただ行くだけでも大変なのに、さらに危険で難しい登山道の整備をしてくれてるんです。。(しかも

          断崖絶壁の絶景を歩く。黒部峡谷下ノ廊下を歩いてきた【4】2018年開通前

          断崖絶壁の絶景を歩く。黒部峡谷下ノ廊下を歩いてきた【3】2018年開通前

          前回は、内蔵助分岐・鳴沢小沢まで共有しました。 今回は、 鳴沢小沢~白竜峡 までの区間を紹介します。前回と同じで写真メインです。        ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ▼雪渓の脇を通ります。巨大なプリンをみんなでスプーンですくって食べたような形をしています。 今年は雪解けが早かったそうで、雪の上を通るような箇所は一切ありません。アイゼン等の冬山装備はなくても何とかなりました。 このあたりの道幅はまだ50cmほどはあるので、ワイヤーを手に握りながら安心して進む

          断崖絶壁の絶景を歩く。黒部峡谷下ノ廊下を歩いてきた【3】2018年開通前

          断崖絶壁の絶景を歩く。黒部峡谷下ノ廊下を歩いてきた【2】2018年開通前

          前回は、信濃大町からくろよんロッジの宿泊まで共有しました。 この記事ではいよいよ2018年の下ノ廊下の様子を共有します。 今回は、 くろよんロッジ→内蔵助分岐→鳴沢小沢 までの区間を紹介します。写真メインです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 朝4時起床。天気は曇り。気温7度。 昨日のうちに受け取った弁当を宿で食べて、5時には出発。 登山口へ向かって出発します。 ▼朝の黒部ダム。まだ月が明るく、山頂には朝日が差しています。 ダム堤防を渡り、トロリーバス乗り場の

          断崖絶壁の絶景を歩く。黒部峡谷下ノ廊下を歩いてきた【2】2018年開通前

          断崖絶壁の絶景を歩く。黒部峡谷下ノ廊下を歩いてきた【1】2018年開通前

                ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1年のうち秋の1-2ヶ月ほどしか歩けない、人を寄せ付けない厳しくて美しい道がある。富山県の黒部、旧日電歩道こと「下ノ廊下」。戦前戦後の電力不足を背景に、黒部川流域の水力発電の開発のために断崖絶壁の黒部峡谷に開拓された道。 毎年整備されても雪崩や鉄砲水で道が崩れたり無くなったりするので、自己責任で足を踏み入れることになる。そんな下ノ廊下に2018年の正式開通前に行ってきたので様子を共有します。 道の状況は日々アップデートある

          断崖絶壁の絶景を歩く。黒部峡谷下ノ廊下を歩いてきた【1】2018年開通前