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【熱海散策〈前編〉】お写んぽ📸 by ART-MAI

皆さんこんにちは!
いつこの記事が読まれているかわからないので一概にこんにちはではないかもしれませんが(笑)

ポカポカと春の陽気に誘われてお出かけしたくなったり、旅に出たくなったり、ゆっくり読書の時間をとったり、お花見をしたり、散策してみたり。心の赴くままに行動したくなる季節ですよね。

プライベートでもお仕事でもヒールを履いて過ごすことが多い私ですが、今回はスニーカーに履き替えて熱海の街を練り歩いてきました!

”このshop素敵だなぁ。あの場所にあったあのお店にもこの雰囲気あってそうだなぁ。”
”ここの接客はとっても心地よいからまた来たいなぁ。”

などの、お仕事でも国内を飛び回れるようになってから知らず知らずのうちに身についた「感覚」を使って、インターネットで調べるだけではわからないこと、実際に行って肌で感じたことをお伝えできたらと思っています。
初めての「おしゃんぽ」レポですが、一緒に熱海を散策している気分でお楽しみいただけだら嬉しいです。

※個人的な意見として、素直に率直に感じたままをブログに書いています。ややネガティブな意見があったとしても批判ではありませんので、ひとつの感想として読み流してくださいませ。


しゃんぽ

たまにゆっくり風景を眺めながら歩いたり、ちょっと遠回りしていつもと違う道を歩いてみたりすると、小さな発見をしたり新しいshopに巡り会えたりワクワクしますよね!

旅行や趣味の時間もお仕事と同じように、結果はもちろん大切ですが、そこに辿り着くまでの行程を楽しめるように、少しの時間や少しの心の余裕を持っていられるように心がけている私です。
(そんなことより早く到着してその分その場所を楽しみたい!というのももちろん大賛成です♡)

ということで、今回のお写んぽは「熱海駅から海辺&初島」ルートでお届けします!

熱海駅〜海辺

熱海駅前には「仲見世商店街」と「平和通り商店街」の2つの商店街があります。どちらも創業60〜70年の老舗店や伊豆半島のお土産店が並び、最近では若者が増えとても賑わっている場所です。
今回は、熱海駅を背にする場合、左手側が「仲見世通り」でそちらを抜けていきます。

たくさんのお土産店やお食事処を通り過ぎ、商店街を抜けて細い道を下ります。
すると、地元の方がよく使う急勾配な階段が出没します。海までの近道だそうで、車道沿いを歩くより、早く海沿いの国道135号線に出られます。

裏道からみえる熱海


喧騒感けんそうかんのある熱海駅前・商店街を抜けると、椰子の木が国道に並ぶ南国のような雰囲気のビーチが目の前に広がります!

車やタクシーだと山をぐるっと遠回りしながら下るので長く感じるのですが、実は熱海駅から海までは徒歩10分もあれば到着できるほど近いのです!

サンビーチと国道135号線
晴天の日の空
サンビーチ

春休み中の学生さんや外国人の方も多くいらっしゃいました!
コロナ禍とは明らかに違う人の数、ようやく少しずつ活気が戻ってきたんだなぁと感じられますよね。
私はこういう撮影や取材の時は基本1人でカメラを持って、黙々と撮影したり、取材をしたりメモをとったり、、、はたから見たら怪しい人かもしれませんね。笑

海外は自粛していて久しく行けていないので、そろそろ行きたいですねぇ。
理想は取材・体験記〈海外編〉。ご依頼お待ちしてます!!!笑

アーティスト ART-MAIあーとまい としての夢の1つは、地球の歩き方・日本の歩き方か、旅フォトブックを出版することなんです。手前味噌ではありますが、「プロカメラマンファイル」というカメラマンと写真を紹介する書籍に2年連続で掲載していただき、電子書籍と紀伊國屋書店さんや全国のクリエイター棚のある書店さんに置いていただいています。
この書籍は単独の写真集ではないですが、少しずつ夢に向かって活動している軌跡をお手に取っていただけるととても嬉しいです。ぜひどこかの書店の書籍の中でお会いしましょう。


さて、話を戻します。

少し歩くと、熱海に来たら一度は立ち寄って頂きたい観光スポット「お宮の松(貫一・お宮の像)」があります!
明治時代の小説家、尾崎 紅葉おざき こうようの作品「金色夜叉こんじきやしゃ」に登場する主人公「貫一・お宮」は、小説(フィクション)ではあるものの、まるで実在人物のような存在となりました。

海岸沿いの国道135号線沿いにありますので、ホテルを周辺にとった方はチェックイン後、浴衣で散策も楽しめそうです!

貫一とお宮の像

お宮と貫一の別離の場となったところです。
初代の松は枯死してしまったそうで、その切株が展示されていて、現在の2代目の松が植えられていました。

切株の展示

森 鴎外もり おうがいと並び、明治を代表する文豪の尾崎紅葉さん。
熱海にはたくさんの文学と文豪にまつわることが多く、文豪も熱海を愛してやまなかったようです。名作の舞台となった温泉も少なくありません。
居住地とは違う気候の温泉地へ行くことで、心身に適度な刺激が与えられ、心や身体の状態が整うこともあると言われているようです。リラックスすると良いアイディアが浮かぶこともありますし、きっと熱海の温泉に癒されて、執筆活動をされていたのでしょう。

私もブログやデザインをするときは1人大自然のあるところに身を置くことが多いので、今の時代のワーケーションにも近い気がしますね!

尾崎 紅葉おざき こうよう

そのままお散歩を続けていたら足元に見慣れない色が見えたので立ち止まってみると、こんなデザインマンホールを発見しました!
車やタクシー移動では見つけられない発見、お散歩の醍醐味ですよね。

デザインは「貫一お宮」と「梅と芸妓」のデザイン2種類があるみたいで、各9箇所ずつ設置されているようです!スタンプラリーのようにデザインマンホールを探すのも楽しいかもしれないですね。今度「梅と芸妓」のマンホールも探してみようかなぁと思います!

熱海市のデザインマンホール

参考までに、デザインマンホールは下記の場所に設置されています。
貫一とお宮:お宮の松周辺の歩道及びお宮緑地内
梅と芸妓:JR来宮駅前と熱海梅園周辺の歩道及び熱海梅園の園内

サンビーチから海沿いを歩いていくと、石やレンガを基調としたデッキが整備されていて、リゾート気分を楽しめる道が続きます!のんびり海風を感じながら、歩くことができるおすすめコースです。

他にもご紹介したいスポットがいくつかあるんですが、今回は割愛して初島フェリー乗り場(熱海港)まで行きましょう!

初島フェリー

熱海の駅から熱海港までは、タクシーを使うと10〜13分で到着します。路線バスで15分ぐらい、ゆっくり色々歩いても25〜30分もあれば悠々到着するので、お時間に余裕がある方は歩いてみてください!隣に熱海市の市営駐車場(30分/100円)もあるのでも、お車でも問題なしです!

熱海港がみえてきました

熱海港の乗り場に入ってチケットを購入してくださいね。
私は直接ここで購入しましたが、調べると割引などもあるみたいです。
ちなみに現地は現金のみのお支払いだったので現金のご準備をお忘れなく。
初島も現金払いが多い場所です。乗合場所と漁港組合の場所にセブンATMもありましたが、いつもより少し多めに持って行かれると安心だと思います。

今回は「往復乗船券+R-Asia券(大人 3,100円/小人 1,550円)」プランを購入しました!
他にも往復乗船券のみのプランや、温泉券セットなどもありますので、目的に合わせて選べます。(小さい文字ですが、上の写真をズームすると料金ご確認いただけます。)

アジアンリゾートR-Asiaは、お気軽に南国リゾート気分に浸れちゃう施設もありcafeもあります!
入浴施設の海泉浴「島の湯」も楽しめますよ!熱海とは違った泉質をぜひご体験ください。
このあたりは〈後編〉でご紹介していきますね!

初島まではフェリーで片道約30分。
静岡県内唯一の有人島で、首都圏から一番近い離島だそうです。

観光や遊びどころも沢山ありますが、初島自慢の海鮮料理だけを目当てに行くグルメ旅なんかも楽しめると思います!
漁港組合の場所には地産のお魚干物やサザエなども売っていましたよ。

初島へ向かう高速船

熱海港から初島までフェリーに乗るだけでも、とても楽しめます!
お天気がよければ富士山も見えますし、運がよければ、こうしてカモメさん達がハッピーに出迎えてくれます。

大空を舞うカモメ
富士山もみえます

この日は快晴だったということもあり、フェリーはとても混雑していました。
さらに運もよく、たくさんのカモメ達が出迎えてくれて、フェリーと同じ速度、同じ高さで優雅に舞う姿に歓声があがってました!

心地よい海風を感じながら、とても可愛い姿で真剣に飛ぶカモメの姿を見て「これみれただけでも興奮だし嬉しい!」と私もなんだか感動しました。もちろん餌が欲しくて側にいることもわかっていますが、それでもカモメの顔がとっても可愛いのです!快晴の日を狙ってこの体験も是非に。

そうこうしているうちに、あっという間に初島に到着です。

PINGU × ATAMI

到着するや否や、たくさんのお食事処が並んでいるのが目に入ります。
どこのお店に入ろうかと悩みますが、お昼時はどこも満席で、予約でいっぱいのお店もちらほらありました。これは事前に要チェックですね。

たくさん並ぶお食事処

初島にきたら是非にお魚やお刺身を食べてください。
本当は【活イカ】を食べたかったのですが、やはりこちらは予約の方しか食すことができないみたいなので、次回予約をしてリベンジします!
今回はこちらの「さかや」さんでlunchをいただいてきました。

お鮨、海老、雲丹、伊勢海老、貝類、白身、青魚、とにかくシーフードが大好きなので、アジフライ、お刺身定食、しらす丼など色々なメニューがあり本当に迷いましたが、今回は”うみ丼”を頼みました。

このうみ丼は、エビ、イカ、ネギトロ、ブリ、とびっこ、サザエ、しらすと贅沢に色々な素材がのった丼とワカメのお味噌汁のセットでした。

うみ丼

もう、この写真をみただけでまた食べたくなりました。笑
全ての魚介が甘く、エビ、サザエ、とびっこと様々な食感も楽しめ、大満足でした!お味噌汁もお出汁が効いていて身体に沁み渡る幸せな味でした。
女性の方もたくさんいらっしゃいましたが、みなさんぺろりと完食されていました。
海の幸に感謝!ご馳走様でした。

初島の高台からの風景

まとめ

初島には、会員制リゾートホテルのグランドエクシブ初島ホテルなど宿泊施設もありますが、今回は日帰りで行ってきました。天候にも恵まれて海風を感じながら眺める風景や心まで満たされる海鮮のお料理を満喫できて大満足でした!まだまだたくさん見所があるので〈後編〉では初島のcafeなどをお伝えしますね!

初めての試み「お写んぽ」いかがでしたでしょうか。
探索をしたり、ただただ風景を眺めたり、裏道にあるshopを発掘したり、少しの時間でワクワクはつくれます!
普段車やタクシー移動の多い方も、最近歩かなくなったなぁと感じている方も、このブログとの出会いを機に、お散歩や新しいものとの出会いを見つけていただけたら嬉しいです。

そして改めて、旅は最高ですね!
みんなでワイワイとおしゃべりをしながら行く旅もいいですし、心の赴くままに行動する一人旅もいいですよね。

日本でも海外でも、地元の方との語らい、食、自然、そこにしかないもの。色々な発見だらけで自分の五感が磨かれます。だからこそ旅はやめられない!
撮影するのも記事を書くことも改めて大好きなことだなぁと感じています。これをラジオでお話しすることも、それを聴いて頂いたリスナーさんからコメントをいただきコミュニケーションがとれることも。
いつも読んで頂きありがとう御座います!
愛と感謝を込めて。ART-MAI

Written by ART-MAI
All photos are taken by ART-MAI
Instagram: @maimaimai1022

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