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箱根 半日観光

2024年9月12日。
職場のエアコンが壊れて、お休み3日目。
初日は家でお勉強。2日目は藤子・F・不二雄ミュージアム。それで直るはずだったんです。
ところが、部品が足りない…とかで、急にもう1日お休みに。
さて、どうしよう…暑いのは嫌だし。
箱根…もしかしたら涼しいかも…と行ってみる事にしました。
思い付いたのは朝なので、元箱根バス停に12時頃に到着。
無計画で出て来たので、どんな1日(半日)になるかな?

まずは「箱根神社」へ。

そういえば、こちら側から入るのは初めてです。

杉並木で静かな参道です。

龍の手水舎。

車で来る人が多いのか、正面の鳥居の先は人が多くなって来ました。

途中の弓道場では検定中。

階段を上り本殿へ。

小田原からのバスもそうだったのですが、海外からのお客様が多い。
日本人は2割くらいかな。

立派な狛犬さん。

絵馬にも外国語が書かれています。何をお願いしたのでしょう?

こちらは九頭龍神社の新宮。

箱根神社はこちらと駒ヶ岳山頂の本宮が「箱根大神」で山の神様。
九頭龍神社は芦ノ湖畔の本宮とこちらの新宮が「九頭龍大神」で湖の神様。

私は辰年生まれなので、九頭龍神社もしっかりお参りします。

境内には力溢れる杉の木がいくつもあり

巨木好きとしては、しっかりとパワーをいただいて帰ります。

階段を下りて

更に下の湖畔にも鳥居があります。
「幸せの鳥居」

行ってみましょ…と下って行くと

写真撮影のための長蛇の列が出来ていました。

雰囲気は撮ったので並ばずに湖畔沿いの遊歩道を歩きます。

木々の間から芦ノ湖が望めます。

元箱根港の近くには

貸ボート屋さんがいっぱい。

海外からの方も借りるみたいです。
外国にもスワンボートってあるのかな?

お腹も空いて来たので、どこかお店に入ろうと思っても、やってるお店が少ないんです。
観光用っぽい蕎麦屋兼食堂に入ってみると「今は20分以上待ちますけど、それでも良いですか?」と。
待つのが嫌な訳じゃなくて、何となく違う気がしたのでこちらはパス。
その後、何店舗か見るも混んでいたり並んでいたり。
暑くなって来たので、目の前にあった美術館で休む事にします。

成川美術館。

敷地内に巨木!なんでも樹齢3000年。
迫力がちょっと違います。

さて、美術館はというと1階では齋 正樹さんという日本画家のほんわり可愛い絵の展示。

鉄道や里山の景色。
絵葉書がすご〜く素敵。

2階は四口淳三さん、湯口絵美子さんという父娘展。

雪景色がお父さん

薔薇が娘さん。
日本画ってあまり馴染みがないのですが、近くで見ると写真のようなリアルさがあって、じっくり見ちゃいました。

常設展には東山魁夷、東山郁夫…と私でも知ってる名前がありました。

予備知識無く入りましたが、日本画の美術館で静かで落ち着いて見る事が出来ました。

そして…お腹はペコペコです。
こちらのティーラウンジで軽食を始めたというので行ってみます。

美術館は芦ノ湖ビュー(天気が良ければ富士山も)が素晴らしく

この景色を見ながら

ホットサンド(マドレーヌ、焼き菓子付き)をいただきます。
富士山…雲に隠れていて見えなかったので、代わりに富士山ビールも。

優雅なランチタイムとなりました。

外を見ていたら、海賊船に乗ってみようかな〜と思いまして、時間を検索。
ちょうど良い時間があるので美術館を出ます。

美術館の目の前が海賊船の船着場。

桃源台への片道切符を買って

船先には

女神様?が付いてます。

船内にはドリンクや軽食も…少しだけしか乗らないのですが、遠くに旅するような気持ちになります。
少しだけ動画を

桃源台までは約25分。

九頭龍神社本宮も見えます。

ボートで釣りをする姿も見受けられます。何が釣れるのかな?

海賊船は外国人に人気のようで、結構混んでいました。
桃源台からはロープウェイ。

こちらも海外の方が9割程。満席での出発でした。

大涌谷が近づくと木が立ち枯れしています。
火山性ガスの影響なのでしょうね。

大涌谷を見に行きます。

迫力があります!
地球は生きているんだな〜と実感します。

数年前に火山活動が活発になり、入山規制がありましたが

以前は通れた散策路は閉鎖されていました。
安全のため、仕方ないです。
残念なのは

黒たまごが売り切れでした〜!

硫黄の結晶がたくさん見えます。

ここから先もロープウェイで

大涌谷の上を進みます。
同乗者は3組の外国人。

缶ビールは私じゃないよ。
早雲山が終点。

展望デッキになっていて

正面に大文字焼の明星ヶ岳。下をケーブルカーが走っています。
そして、こちらのデッキには

オシャレな足湯までありました。

ここから先、強羅までは先程見たケーブルカーに乗ります。

本数が少ないのでかなり混んでいました(ほぼ外国人)。
箱根、東京から近い温泉のある観光地なので、海外からの人が本当に多かったです。

強羅からは箱根登山鉄道。

学校帰りの中学生が彫刻の森でたくさん乗って来て、それぞれの駅で降りて行きます。
観光電車でもあり、生活に欠かせない電車でもあるんですね。

登山鉄道と言えば紫陽花。本当に沿線にいっぱい植えられていました。
6月はすごく綺麗なんだろうと…でも、混むのでしょうね。

強羅に向かう電車とは駅ですれ違うように、時々待ち時間がありました。
のんびり〜としていて良いな。

大平台駅。
この辺りは急坂となるためスイッチバックでの運転です。

出山信号場での運転手さんと車掌さんの交代を動画で…???

近すぎでした〜!

箱根湯本で小田急線に乗り、小田原からは東海道線で帰りました。

半日で箱根の観光地をぐるっとまわれる事が出来て、思い切って来て良かったです。
それに…本当に外国人ばかりで、日本じゃない所を旅してる気分も味わえました。

おしまい。

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