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南会津から只見(タイガー観光 2日目)

2024年2月3日~4日。1泊2日の写活旅行の2日目です。

真四角な写真は中判です。

宿泊していたホテルが朝食付きだったので、6時にご飯を食べて出発します。
最初に目指すのは広い雪原。

のはずが

車を止めて写真を撮ります。

車でしばらく走っては

止まります。朝日は見えませんが、朝焼けっぽい空になりました。

進んでは止まりの繰り返し

ようやく最初の目的地に着きました。

たかつえそば畑。8月の下旬から9月に真っ白な蕎麦の花が咲くそうですが、冬は広い雪原になるんです。

広くて真っ白。気持ち良い〜!

雪原の上を良く見ると

兎さんの足跡発見!

Aちゃん撮影

とにかく広い!こんなに広い雪原には来た事が無かったので感動でした。
花の時期も綺麗なんだろうな。

次へと進みます。

やって来たのは前沢曲家集落。
入口に水車があるのですが

氷柱が綺麗〜!

なだけではなく

跳ね落ちた雫が凍り、氷の粒が出来ているんです。

めちゃくちゃ綺麗!
不思議な形に凍った氷柱にも釘付けに。

氷のアートの世界でした。

さて、こちらの地域ですが、国の重要伝統的建造物群保存地域に指定されています。
曲家とは日本の伝統的な建築様式の1つでL字型の平面な家屋の事を指し、こちらの集落には13棟あるそうです。

本当にL字型の立派なお家。

再び車に乗って、先へと向かいます…が、また気になると写真を撮るためにストップ。

空を白鳥(らしき)が飛んで行きます。慌てて、カメラで…こういう時に限って28-70のマニュアルレンズ。今回は70-300も持って来てるのに〜でした。

そして、偶然…曲がる道を過ぎてしまってUターンしようとした所が「只見駅」。
せっかくなので入ってみましょ。

小さな駅舎です。中に入ると、駅員さんは不在の時間(1日の限られた時間にしかいないみたい)でした。

只見線は新潟県の小出駅から会津若松駅まで135.2kmを走るローカル列車。全てを乗ると約4時間45分かかるんだそう。
2011年の新潟福島豪雨の影響で11年間不通の区間があり、一時は廃線との話もあったらしいのですが、地元の多くの声に答えて2022年に全線で復活開通したそうです。

上りも下りも1日3本。現在時刻は11時過ぎ。
残念ながら電車は来ませんがホームへと行ってみます。

小さな駅。こんなに小さな駅に来たのは初めてです。

こちらの只見では翌週2/10、11で雪まつりを開催。会場には

雪のお城?が造られていました。

只見線でお昼ご飯にします。(タイガー観光のメインイベント)

タイガーさんが用意してくれたジェットボイルでお湯を沸かし

タイガーさん撮影

カレーヌードルをいただきます。
外で食べると何故か美味しい。
しかも、食後にはココアと道の駅で買ったドーナツ。

全てタイガーさんが用意してくれていました。

駅を見ながらのお食事タイムも終了。
先へと出発します。
相変わらず、途中で降りて写真を撮りながら

なんか不思議な形の山だね〜とか

動物の足跡発見〜とか

気になる物は何でも撮りながら

それぞれの写真を撮っていきます

雪は小雪というより小さな小さな氷の粒。
それが道路に落ちて富士山のような模様になっていました。

山の稜線の木が気になったので、70mmと300mmで。今回、デジタルは2台持ちでした。
2台持ちで良かったな〜と思うのは

こんな石も300mmに持ち替えると

氷柱がしっかりと撮れました。

少し脇道に入っていましたが、只見線沿いを会津若松方面へと進みます。

叶津川橋梁。「電車が来たら素敵なのにね〜」と思うのですが、時間は13時20分。
只見駅で見た時刻表で1番近い電車は14時半頃。
さすがに電車を撮るのは東京に帰る時間を考えないといけないから無理だよね…と。

反対側から見ると印象が違います。

只見線の線路と只見川の間を走って行きます。

トトロ発見!

滝沢川のおう穴群に行ってみよう…と車を停めます。
ずっと、曇や小さな雪が降っていたのですが、晴れて来ました。

そして、おう穴群は

穴?

雪に埋もれて分からなくなっていますので、↑HPより。
おう穴とは川の中で渦を巻いた水の中に落ち込んだ小石が長い年月の間に岩を侵食して出来た穴の事。自然が生み出す不思議な地形なんですね

動物の足跡を追いかけて

スボッ、スボッと雪の中を進み

Aちゃん撮影

足、膝上までハマって動けない〜!

タイガーさん撮影

あ〜、と転げ回ってました。

動物たちは森の中で人間のはしゃぐ姿を笑っている事でしょう。

時間は14時30分近く。
この先に行くと帰りが遅くなるので、帰りましょうか。
「え?14時半って事は只見線が只見駅を出る頃じゃない?」
「もしかしたら、どこかの鉄橋で撮れないかな?」

動きを早めて車に乗りこみ出発。
スマホで時刻表を検索して…どこの鉄橋が良いかな?
青い鉄橋まで戻れるのだろうか?
時計と睨めっこしながら戻ります。

待つ事、約9分。

来た〜!

第八只見川橋梁を渡る電車、撮れた〜!

すぐ後ろが会津塩沢駅でした。

電車も撮ったし、思い残す事は無いよね〜と帰ります。
でも、「あっ!」って声がすると

タイガーさん撮影

バシャ

来る時に見えた変な形の尖った山は蒲生岳。会津のマッターホルンと言うそう。
逆から見ると雰囲気が違いますが、そこそこ急登が続くみたいです。
いやいや、先を急がないと!

「あれ?あの頭に雪を被った丸い山はなんだろう?」
「夕陽になって来て綺麗だよね」

パシャ

こちらは二岐山。
実は撮ってる場所は泊まったホテルのすぐ近く。
まだ、会津にいます。
時間は16時半。

さて、急ごう!那須塩原ICに向けて進む道は昨日も今朝も通ったところ。
「ここも電車が来ると良いのにね」
会津鉄道に沿った道路なんです。
試しにまた検索。
あれ?あと数分で来るみたい!
では…と降ります。
5分程して

来た〜!こちらは1両編成の可愛い電車。

今度こそ、寄り道せずに真っ直ぐ帰ります。

朝から夜まで飽きもせず写真を撮った2日間。
貴重な体験をたくさんしました。

タイガーさん、楽しい企画とずっとの運転ありがとうございました。

おしまい。

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