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未経験からエンジニアになった人間が伝えたいこと

この記事は「えばらアドベントカレンダー2020春」の7日目の記事です。
投稿者:北村歌菜

はじめに

社会人4年目、EVERRISEでは2年目のエンジニア北村歌菜です。

今回の記事では、
未経験から社会人エンジニアを始める人間が誰でも感じる
「未経験でも大丈夫かな・・・」
を払拭させるため、

 - 未経験でも大丈夫!
 - 今までの経験が無駄になるわけじゃないよ!

をお伝えできればいいかなと思います。

エンジニアに限らず新しい挑戦に不安を持っている方へ、何か感じるものがあれば良いなと思います。


ということで、
未経験からエンジニアになった方(※ 情報系の学校出身ではない方)数名へ
下記の質問をさせていただきました!

# 経歴
- エンジニアとしての経歴・いまどんなことをやっているかを簡単に教えてください。
- エンジニアを志す前はどんなことをしてましたか。どのぐらいエンジニアとかけ離れた世界にいましたか。
# 本題
- エンジニアを目指したきっかけはなんですか。
- どれぐらいでエンジニアと名乗れると感じましたか、また、そのきっかけはありますか。
- 今までの経験がエンジニアの仕事で生きていると感じたことはありますか。具体的にどんなことですか。
- 未経験からエンジニアになる方へエールをください。

それではいってみましょう!!


北村歌菜の場合

北村画像

いくら他の人のふんどしで相撲がとることが得意といっても、
自分の言葉でいくつかお伝えしないといけないですよね。

ということで、最初は北村自身のことをお伝えします。

経歴

 - エンジニアとしての経歴・いまどんなことをやっているかを簡単に教えてください。

社会人4年目で、EVERRISEは2年目です。前職では客先常駐で歴史ある顧客管理システムの保守開発をしていました。EVERRISEでは現在、2プロジェクト(HARBEST・INTEGRAL-CORE)跨いで開発・SRE活動をしています。


 - エンジニアを志す前はどんなことをしてましたか。どのぐらいエンジニアとかけ離れた世界にいましたか。

体育の教員免許を取ったあと、デスクワーカーに対する健康増進の研究してました。研究もインタビューとかアンケートで、エクセル関数いじるぐらいですね。統計もソフトに全部任せたのでプログラミング経験は0です。


本題

 - エンジニアを目指したきっかけはなんですか。

研究者として食っていけるほど、自分に実力がないとわかったからですね。それから就活では、食べるのに困らない・需要が尽きない職業を探した結果でした(切実)。エンジニアは意外と未経験(情報系の学校出身じゃなくても)から採用してくれる企業が多く、それも後押しでしたね。


 - どれぐらいでエンジニアと名乗れると感じましたか、また、そのきっかけはありますか。

2段階ぐらい私の中であります。1段階目は前職で、上司を介さず直接お客様とやりとり始めたとき。2段階目はEVERRISEで半年過ぎたあたりですかね。前職ではコードを書くだけで、アプリケーション全体の構成とか考えたことなくて、それこそ名ばかりエンジニアだったなぁと自覚しました。その辺りを把握できた頃に、もう一度エンジニアと名乗れる気がしましたね。

 
- 今まで(エンジニアを志す前)の経験がエンジニアの仕事で生きていると感じたことはありますか。具体的にどんなことですか。

文章能力ですね。学生時代はA4一枚のアンケートや論文書くだけでも何回も何回も書き直しさせられて、もう自分の文章もみるのも嫌になって。という状態でした。ただ、その時の力は生きていて、今は文章を綺麗に残すことに抵抗がないですね。「このソースコードは他の人にとっても見やすいかな」「この仕様はわかりにくいから、他の人にも伝わるドキュメント残しておこう」とか。チームで開発する以上、共通認識を図るために文章ってツールはとても大事なので、メンバーに感謝されることも多いですね。

 
- 未経験からエンジニアになる方へエールをください。

いままで頑張っていた自分は裏切らないし、これからの頑張りも自分を裏切りません。
いま劣っていると感じても、それは伸び代がある証拠なので大丈夫!まっすぐ進んでください!


岡美月さんの場合

岡さん画像

新人研修の先生としてもご活躍されている岡さん!
そんな岡さんも、元は未経験で入社でした。

もっと岡さんのことを知りたい方はこちら!
過去のnote記事:

経歴

 - エンジニアとしての経歴・いまどんなことをやっているかを簡単に教えてください。

新卒でEVERRISEに入社。
未経験でエンジニアを始め3年間エンジニアで、その後マーケター1年。今年5年目です。


 - エンジニアを志す前はどんなことをしてましたか。どのぐらいエンジニアとかけ離れた世界にいましたか。

高校から数学をやらずド文系で、英語の勉強をずっとしていました。
大学も英文科で、シェイクスピアを読んで授業受けていました。あと、オーケストラもやっていましたね。
パソコンに触るのは、ワードで資料作ったり、インターネット・DVDで映画見るぐらいでした。


本題

 - エンジニアを目指したきっかけはなんですか。

就活の始め、エンジニアは視野になかったです。
就活がめんどくさく、ESも苦手だと感じていたので、書類選考無しで面接できるような企業を探していました。
そうなると、自分の性格にも合う規模が小さめな会社を探すようになって、ベンチャー、IT企業と見るようになりました。
エンジニア未経験であったものの、英語ができると有利・文系でも大丈夫と聞いて、色々な会社さんから話を聞いて良いなーと思いました。
あと、今までの世界(古典文学を読む)と、正反対の世界で新しくて面白いと思ったのもありますね。何十年前の資料とか今まで読んでいたのに、エンジニアの世界では1年前の書籍も古いと言われちゃう。真逆で面白いですよね。


 - どれぐらいでエンジニアと名乗れると感じましたか、また、そのきっかけはありますか。

難しいですね。
正直エンジニアとして自信はなかったです。
でも、当時の先輩たちが「あなたはちゃんとできていますよ」と言ってくれてましたし、
(社内賞の)ルーキー賞をとれましたし、悪くはないんだなとは思ってました。
時期は難しいけど、2年ぐらいですかね。
ただ今でも、親戚には「一応」エンジニアって言っちゃいます(笑)


 - 今までの経験(エンジニアを志す前)がエンジニアの仕事で生きていると感じたことはありますか。具体的にどんなことですか。

英語ですね。
先輩・チームメンバーからこれ英語でなんていうのって聞かれたり、お客様先で英語のやりとりをする担当として、指名される強さがありました。

あとは、音楽です。
一個の技術を深める方法がわかる、専門性を追求するのに共通するものがあります。
エンジニアの世界では、よく勉強のつもりで仕事しちゃだめ、事前に勉強して仕事に生かすのが理想じゃないですか。
音楽でも、個人練でしっかり準備してから、合奏して完成度あげていくのが大事なんです。
また、闇雲にやるわけじゃないけど、とにかく楽譜や楽器に触れている時間を増やす、とにかくコードを書いたり本読んだりすることが大事だったりするのも通じますね。
あと、チームの関係性も似てますね。
演奏者と指揮者の関係と似ています。指揮者(リーダー)が理想像を提示して、演奏者(メンバー)がそれに了承して、それぞれが考えて形にしていく感じが同じです。
通じるものがあって、やることが同じだと感じます。


 - 未経験からエンジニアになる方へエールをください。

「我が道を行け」と。

北村:その心は?笑
岡:他の新卒と自分を比較して、自分より早い人を見て焦ったり、逆に自分より遅い人をみて安心したり、ということがあるかもしれませんが、周りは気にせずとにかく自分のベストを貫いてください!ってことですね。


渡部真央さんの場合

渡部さん画像

渡部さんは、情報系出身じゃないとお聞きして驚いたうちの一人です。
2年目とは思えないコーディング力とお仕事の進め方をされています。

もっと渡部さんのことを知りたい方はこちら!
過去のnote記事:


経歴

 - エンジニアとしての経歴・いまどんなことをやっているかを簡単に教えてください。

4月から社会人2年目です。
入社前からある程度は経験を積んでいて, 大学の研究室では計算機サーバを使ってました。
Webに本格的に触れたのは, ベンチャーのインターンとして採用していただいてからです。
サービスの立ち上げ, 改善まで経験させていただきました。
現在は、INTEGRAL-COREの機能開発業務を行っています。

 - エンジニアを志す前はどんなことをしてましたか。どのぐらいエンジニアとかけ離れた世界にいましたか。

学生でした, 理系ですが生物を学んでいたのでPCに触れるのは基本レポートを書く時だけ。
情報の講義でプログラミングは体験しましたが全く理解できず...

本題

 - エンジニアを目指したきっかけはなんですか。

就活が盛り上がってくる中で, 周りと同じように学校に則した職を選ぶことに違和感がありました。
大学には研究がやりたくて入りましたが、それも違うなと。
その頃に友人がベンチャーでインターンをしていて、新しい世界で楽しそうだったからですね。

 - どれぐらいでエンジニアと名乗れると感じましたか、また、そのきっかけはありますか。

開発をしていて辛さが消えた時。
悔しくてずっとやってたら好きになってました。
詳細にいつだったかは思い出せないです。

 - 今までの経験がエンジニアの仕事で生きていると感じたことはありますか。具体的にどんなことですか。

インターンを通じて, 絶対に会わなかったであろう多くの人に会えたことですね。
今よりもずっと閉じた世界にいたことを痛感しました。
単純にコミュ力が上がりました笑

 - 未経験からエンジニアになる方へエールをください。

努力は裏切らないと思います, 一緒に頑張りましょう!


最後に

新しいことに挑戦するときは、大なり小なり不安があると思います。

もちろん、その不安と闘うために応援してくれる先輩・同期はいっぱいいるので、そちらに甘えても欲しいです。ただ、なんだかんだ自分自身が一番自分の味方になってくれると思います。

これからの頑張りは自分を裏切らないし、今までの頑張りも自分の背中を押してくれます。

大丈夫!!自信を持って進みましょう!

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