クソザコを社会人(仮)に してくれた日々の意識

これは「えばらアドベントカレンダー2020春」の5日目の記事です。
投稿者:森谷彰太

1. はじめに

どうも皆さんこんにちはこんばんは。EVERRISEに入社してから早2年が経過した社会人(仮)の森谷です。4/1から始まったこのアドベントカレンダーも5回目となり、既に4月も1/3が経過しようとしていますね。怖いですね。また世間ではCOVID-19が蔓延しており、ちょうどこの記事の公開2日前に緊急事態宣言がなされましたね。怖いですね。更にひどいことにリモート生活の悪影響で私の体重も3kgほど増えたらしいですよ。怖いですね。

そんな最中、私からは今回は「クソザコを社会人(仮)にしてくれた日々の意識」と題してこの2年間程を振り返りつつなにか伝えられたらなと思います。

2. なにを話すの?

まず今回のタイトル、「クソザコを社会人(仮)にしてくれた日々の意識」とありますが、以前まではどのようなクソザコだったのかを話しましょう。

・中学までの頭の良さに満足、そこからグズグズと下降していき気がつきゃ底辺間近
・大学はそこそこのとこに行くも、6年(2留)という大罪を犯す
・なにかの目的があるわけでもなく、ただダラダラと過ごすパッとしない毎日
・社会人になるも1年足らずで転職
・エンジニアどころか社会人経験もままならず入社

ね?クソザコでしょう?
ただこんな堕落した人間だった私も2年の時を経て、今ではかなりマシな社会人になったんじゃないかな?と思いながら日々を過ごしています。そんな私を変えたと思う意識について、自分なりに考えたことを3つ抜粋してお伝えします。

3. 日々の意識3選

1-1. Try & Errorの高速化と問題の分割
日々仕事をしているとなにかに躓いたりそれを振り返ったりするタイミングが非常に多いと思います。大きな躓きもあれば手元で1秒足らずで完結する躓きもあると思います。そんな躓きに対する考えが1つ目の意識になります。「失敗を恐れるな」「失敗が人を成長させる」とはよく言ったもので、
Try & Errorを繰り返せば繰り返すほどそれが経験値となり自分を成長させてくれます。人にもよるかと思いますが、私はこのTry & Errorを高速化させることによって作業速度を早めたり成長速度を高めたり、といったことを実現しました。いわゆる「悩む前に手を動かせ」というやつですね(全てが全てこの限りではありませんが…)。

しかしただがむしゃらに目の間の壁に向かって拳を繰り出しているだけでは、うまく壊せないかもしれません。
なのでTry & Errorの高速化と共に「問題の分割」ということもお伝えします。先程の壁の例だとただ殴り続けるのではなく、「この壁は硬すぎるから回り込んだほうがいいんじゃないか?」や「拳が柔らかすぎるからなにか巻いたほうがいいんじゃないか?」といった考え方をすることによって、より速く、より効率的に問題を解決できます。一つの問題に対しあらゆる角度から複数の解決策を当ててみることも効果的です。

1-2. コミュ障からの脱却
近年「コミュ障」という言葉をよく目に耳にすると思います。世間一般ではこの言葉の定義を「人に話しかけられない」「よく一人でいる」「根暗」としているように見受けられます。しかし個人的にはこの言葉は「コミュニケーションが苦手」と捉えています。「コミュニケーションが苦手」とは単に人とうまく会話できないだけではなく、相手に一番伝わりやすい伝え方、適切なタイミング、冗長すぎず簡素すぎない量で相手と話すことが苦手、という意味合いもあると感じています。上記がうまくできていないと仕事が円滑に進まず、周りの人やプロジェクト全体に悪影響が出てしまいます。ではどのように改善すればよいのでしょう?

まずは伝え方、いわゆる言葉選びになります。
例えば雰囲気を変えてみるであったり、口調を変えてみるであったり、別の言い方を考えてみるだったり。相対する人や状況によって最適な伝え方があると思うので、それを判断できる能力が必要となります。

次にタイミング。
「今話しかけてもいいかな?」といったタイミングもありますが、「今聞くべきことなのか」「今聞かず後回しにすると周りが困るのではないか」といったことを考えてコミュニケーションを取る必要があります。

そして量。
よくありがちなのは不必要な情報まで相手に与えてしまうことです。相手が知らなくても回答できる前提知識や背景まで伝えてしまうとかえって複雑になり、何が聞きたいのかわからないといった状況になってしまいます。逆に簡素すぎるとなんの話なのかが全くわからない状況にもなってしまいます。

さて、ここまでダラダラと書き連ねてきましたが、コミュニケーションのテクニックはあれど話し方なんてひとそれぞれなので正解はありません。元も子もないですね。なので上記の項目でも話したTry & Errorを繰り返し、日々の言動を振り返って色々と試し、自分に合ったスタイルを見つけていくのが近道だと感じます。

1-3. なんで?の追求
上記にて自己紹介がてら昔の闇を曝け出した中に「なにかの目的があるわけでもなく、ただダラダラと過ごすパッとしない毎日」とありました。このことについては、何も考えていなかったことが最大の要因であると感じています。正確には「日々の問題や違和感に疑問を抱かずスルーしていた」ということです。これにより日々の成長はなく、問題は山積みとなり、いつか自分に降りかかる債務となる、といった具合に悪いことだらけです。どうしてこんなことになっていったのか、それはただ私が駄目だったわけではなく人間ならば誰しもやってしまうかもしれないことなのです。人間は易きに流れる生き物です。楽な道があるならそちらの方へ、目の前の問題を無視できるなら勝手に無視をする、そういった意識が大小違えど必ずあるものなのです。

しかしそんな意識が膨らむと悪い方面にどんどん流れ、終いには自分や周りの人を苦しめてしまうことになります。そうならないためにも、日々の問題や違和感に対して疑問を持ち、どんな小さなことでも無視せずに立ち向かう勇気が必要です。周りがいつの間にか良しとしている問題に対して手を挙げることや、後回しにできる爆弾を率先して処理することはかなりのエネルギーを要します。しかし常に疑問を持って取り組めば、その時は負荷がかかったとしてもいずれ周りを助けることになり、自分の成長にも繋がるのだと感じています。

4. まとめ

以上3つの意識を持つことによって私は社会人(仮)になることができ、今ではそれなりに周りの役に立てるような人となることができました。

もちろんこれだけやっていれば完璧超人になれるわけではありませんし、私自身まだまだ意識が足りていないので絶賛成長中です。ただこれらを意識することによるデメリットは無いと感じていますし、社会人になっていく上で必ず意識しなければならないことであるという思いもあります。なのでこれからもこの意識をもって仕事をし、後輩たちに受け継がせたいと思います。

5. あとがき

こういった催し物に参加するのは初めてで、最初はネタ気味に書こうかなーと思っていましたが、書いていくうちになんだか堅苦しいものになってしまいましたね。次に書く時はもっとスッと入ってくるようなものになるようにしたいですね。

長々とした文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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