私とスタァライトの出会い、二次創作を書くようになるまでの経緯 前編
noteへの投稿を始めて以来、どこかのタイミングでこの記事は書きたいと思っていました。
自己紹介として最初に書くことも考えたのですが、いきなりよりはアニメ各話の分析を書き終えてからの方が私の考えを知って頂いた上で読んで頂けるのではと考えてこのタイミングを選びました。
これを知らないと、これまでに投稿した小説やnoteの分析記事が理解出来ないなどと言う事はありませんのでご興味が無ければどうぞ読み飛ばして頂ければと存じます。
スタァライトは2017年9月に舞台版が初公演され、アニメ 少女☆歌劇レヴュースタァライトが放送されたのは2018年7月〜9月の事です。
しかし私は舞台版♯1も、アニメの本放送も当時は全く視聴していませんでした。
アニメ放送時(2018年)は社会人1年目で、普段の仕事にもまだ慣れない中で更には週に1回程度の頻度で当直(こういう書き方をすると同業の方にはもしかすると私の職業に察しがつくかも知れません)という特殊な業務もありました。(※)
当直とは、ざっくり言うと夜勤のようなものですが夜勤とは異なり交代制ではありません。つまり、その日の朝から夕方までは通常の業務をこなしてからそのまま当直に突入。そして朝になって当直帯が明けるとその流れでまた日勤を夕方まで行う訳です。
そんな状況でしたからアニメを観る体力も気力も無く、スタァライトに限らずこの時期はアニメ自体を殆ど観られていませんでした。
しかしこの頃に地元のゲーマーズには何回か訪れており、その際に店頭に少女☆歌劇レヴュースタァライトの特設コーナーが設けられていて、PVがモニターに流れていたなというのは記憶していました。つまりこの時の私にとってはスタァライトというのは内容は全く知らないけれど名前だけ聞いたことがあるコンテンツという認識でした。
しかしこれが後に繋がってくることになります。
それから暫くして、社会人3年目で多少時間に余裕が出てきた頃、2020年11月よりバンダイチャンネルという定額制の動画配信サービスに加入してアニメを視聴するようになりました。
当初はその中でも定額料金のみで制限なく観られる見放題の作品を視聴していたのですが、2021年2月に作品一覧に少女☆歌劇レヴュースタァライトという見覚えがある作品の名前を目にして、自分でも何故そう思ったか分からないのですがこれは観てみたいと強く思ったのです。
第1話のみ無料で第2話以降は有料レンタルという形式で、まずは第1話を視聴してみたところ、作画や演出そして一番は作中全体に流れる雰囲気に惹かれ最後まで観たいと感じ最終話まで一気に有料レンタルで視聴した。というのが私が最初にスタァライトを観るまでの経緯です。
その後、一周のみでは飽き足らず見直したいと思っていた所にちょうどロンド・ロンド・ロンドのBlu-rayが発売された頃だったので購入しました。
ロンド・ロンド・ロンドは舞台創造科の皆さんであれば御存知のように単なる総集編に留まらず、劇場版へ繋がる新撮カットや主題歌の再生賛美曲など数多くの魅力があります。それでもやはり総集編という特性からストーリーは駆け足にならざるを得ないのは致し方ない所であり、それを承知した上ではありましたがどうしても全編を観たいという思いもあったため結局はアニメ本編のBlu-rayも全3巻揃えました。
もう一度有料レンタルする選択もありましたが、恐らくは何周も見返したくなるだろうと考えて購入した次第です。
結局の所、これまでにアニメ本編は通しで9周視聴しており、二次創作の小説を書く時には台詞回しや劇中の演出を確認するために途中の話をピンポイントで観直すこともあるので、エピソードによっては15回近く観ている話もあります。(特に第1話、第9話、最終話は多くの回数観ていると思います。)
別に周回数を自慢したい訳では無く、何度視聴しても飽きるということが無くより長い時間、深い所まで知りたいと想いを強くさせるだけの魅力をスタァライトは持っていると思うのです。
【私はここ何年か常に考えていることがありまして、特に単発の映画やドラマよりもある程度長期間に渡って展開されるアニメやゲームのIP・コンテンツで顕著だと思いますが、新たにその作品を知った、始めて観たという人に対して“もっと早く知っておけば良かった!”とどれだけ強く思わせられるか、そこにコンテンツの持つ訴求力が試されており、言い方を変えれば制作陣からするとそう思わせる事が出来れば勝ちという事が言えるのではないでしょうか。
端的に“勝ち”という表現を用いましたが、それが何か悪い事であるとか批判する意図は全くありません。むしろそのように視聴者・ユーザーに感じさせる事が出来たならば、それは宣伝やメディア展開も含めた制作陣の綿密な戦略が功を奏したということであり、コンテンツを構築されたスタッフの方々に対して私は率直に敬意を抱きます。】
それから期せずして、2021年6月に劇場版スタァライトの公開を迎える事となり私にとっては本当に良いタイミングと考え、前売り券も買って観に行く用意をしていたのですが……
という所で今回の前編の記事とさせて頂きます。
次回は劇場版公開後から私が二次創作を書くに至るまでを書いて参ります。
よろしければ後編もお読み頂けますと大変嬉しいです。
何卒宜しくお願い申し上げます。
※実はこれまでに私がPixivに投稿した小説のキャプションで一度だけ私の職業について明記した箇所があります。こちらのnoteの方ではそれを明かすかどうかは未定ですがもしかするとこの次の記事で触れるかもしれません。
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