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メディカルタトゥー術後経過

右胸の乳頭乳輪にメディカルタトゥーで色素を入れてから、1ヶ月が経過しました。早い!
3月の業務繁忙に負けて、書きかけになっていた術後の経過をまとめようと思います。

手術当日の夜、シャワーを浴びようと服を脱いだ途端、透明の防水テープの下に滲出液と血液で真っ赤になったガーゼが目に飛び込んできて死ぬほどビビる
大丈夫なの?これ大丈夫なの?
右胸には直接シャワーを当てないように、恐る恐るシャワータイムを終える。
さすがに痛みもあって、処方されてたロキソニン服用して就寝。

手術翌日は予め休暇を取っていました。
日帰り手術なのに大袈裟かな・・・?と思っていたけれど、起床時から疲労感がすごくて、相変わらず右胸も痛むしで、午前中はほぼベッドの中で眠って過ごす。
午後からは起き出して家事を中心に少し活動できるようになり、休暇取っておいてよかった・・・!と思いました。
で、この日も夜もシャワーのために服を脱ぐと、明らかに今日新たに滲出したと思われる液体や血液で鮮やかな色になったガーゼ御目見え。ビビる。
滲出液に浸りすぎてぺったんこになってるこのガーゼ、あと一晩このままでいいの?かえって不衛生じゃない?というギモンが脳内に渦巻く。
でも気軽に質問できる相手もいない。
しかもシャワー後、防水テープのわずかな隙間から滲出液がじわじわ漏れてくる。もはや恐怖。
これ放っておいて大丈夫なの?これ正常なの?誰か教えてーーー
日帰り手術はラクでいいけど、こういう不安に絶えず襲われるのがイヤ。
こんなことなら3日くらい入院してもよかったのに・・・とか思いました。

術後2日目から、在宅勤務で仕事に復帰。
右胸の痛みはほとんど感じなくなり、ロキソニンも卒業。
防水テープ&滲出液でビッシャビシャのガーゼの下がどうなってるのか不安で仕方ない以外は、手術前とほぼ変わらぬ生活に。
不安で仕方なさ過ぎて、金曜の朝に剥がしてねと言われた防水テープとガーゼを木曜のシャワー後に剥がす女。
どんな恐ろしい有り様を目にすることになるのだろうとビビっていたのですが、剥がしてみたら、見た目こげ茶色(見方によっては黒に近い)乳頭乳輪があるだけでした・・・。
ビジュアルイメージを例えると、固まった泥に覆われてるとか、真っ黒な焼き芋の皮に覆われてるとか、そんな感じ(私の主観です)。
どこから滲出液が出ていたのかも正直わからないくらい。
恐る恐る軟膏を塗ってみましたが、痛みも感じませんでした。
膿んでたり皮膚が壊死してたり、ということは無いようで、心底安心。
軟膏を塗ったら、予め準備していた滅菌ガーゼを当てて、右胸摘出時の傷の保護用に使ってたマイクロポアテープの残りで固定しました。

術後3日目、シャワー前にガーゼを剥がしてみると、滲出液が出た形跡ほぼ無し。
止まるの早いね・・・術後2日で出尽くしたのか・・・

土日経て週が明け、術後1週間を過ぎようとする頃から、シャワー中になんとなくタトゥーを入れた箇所から、薄い皮1枚浮きそうな感じが見て取れる。
かさぶたが剥がれる予兆みたいな感じ。
日を追うごとに乾いた泥みたいな焼き芋の皮みたいなものが浮き上がっていき、やがてポロポロと剥がれ落ちるようになりました。
剥がれたものを触ってみると、その触感・質感は泥やさつまいもの皮とは遠く、薄いフィルムみたいな感じ。

術後2週間を過ぎる頃には、泥もどきもほぼ剥がれ落ち、滲出液も全く出なくなりました。
そして肝心の見た目は、濃淡はあるものの手術直後と比較すると全体的に色が薄くなっている。
場所によっては、右側の乳頭乳輪とほぼ同じ色・・・!
粗探しをしようと思って凝視すれば、健側と比べてなんか違う、ナチュラルじゃない・・・と感じることは否めませんが、でも、多分、
チラッと見た程度では再建した胸とは思われないんじゃないかな
というレベルの完成度(まだ完成とは言われてないけど)。
再建技術って本当に凄い!!

そこからは特に変化は無く、次の診察を待つのみ。。。
ということで、術後診察の話は次のエントリーで記録します。

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