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術後2年検診(術後715日目)

2023年を迎え早々に、術後2年の定期検診がありました。

新年お初の東大病院。
9時前に病院に入り、すぐに左胸のマンモグラフィーを撮影。

マンモを終えたら乳腺外科まで移動。
予約時間から15〜20分過ぎたくらいで呼ばれ、1年ぶりに主治医と再会。
主治医の顔見ると、ホッとする自分が不思議。
年に1回しか会わなくなっても、私は主治医を頼りにし信頼してるんだろうな多分。
診察室には入らず、すぐに超音波検査。
検査の準備しながら「マンモグラフィーの結果見てきましたけど、全く問題無かったですよー」と言われ安堵。。。
主治医が入念に左胸をエコーで確認してくれました。
「全く問題ないですね〜」とのこと。
右胸も念のため・・・と丁寧に診てくれましたが、怪しいもの無し、シリコンインプラントに異常無し、リンパ節に腫れなども無し。
ということで、全く問題なく検診クリア!

無事、乳がんサバイバー2年生に進級しました。
乳がん再発の80%は術後2年以内に発生するという数値を見たことがあるので、まずは2年のハードルを突破出来てとても嬉しい。
過ごしてみたら、あっという間の2年だったけれど。
あっという間、と感じるほどに元気に暮らしてこれたのだという幸福に、重ねて感謝する。

診察室に戻ったところで、第二子希望について切り出す。
・私自身は第二子出産希望を持っているが、まだ迷いもあること。
・3月にメディカルタトゥーも控えているし、そもそも12月にリュープリン打ってるし、今すぐに治療中断して妊娠にトライしたいということではない
・が、妊娠へのトライを望む場合はどのタイミングでご相談すべきか確認しておきたい
といった旨を伝えました。

そしたら、主治医から以下のような回答が。
(備忘録用に話の内容を整理して並び替えてます)

・ちょっとうろ覚えだけど、最新の研究で、ホルモン療法3年くらいしてから中断→出産を経て、産後にホルモン療法再開した場合、それでも一定の再発予防効果があったという結果を見たような気がする
・長くやるに越したことはないけれど、その分歳も取るわけで、どこで決断するかという問題になる
・リュープリンとタモキシフェンを中断してすぐに生理が戻るわけではない(女性ホルモン分泌は徐々に上昇するため)、生理が戻るまでのペースも完全に個人差がある
・リュープリンが効いているうちは絶対に生理が来ないので、そういう意味では最短でホルモン療法中断できるとして次の6月かなと
・東大病院の女性診療科で、妊孕性温存の対応をしている。優雨さんは抗がん剤やってないから厳密には妊孕性温存不要なのだけれど、この診療科でなら、ホルモン療法中断後どのくらいで妊娠可能か目安が知れるかもしれない
・妊娠に向けてホルモン療法中断した途端に、みんな乳腺外科には来なくなるので、中断からどのくらいの期間で妊娠できたかといったことにあまり詳しくなくて、ごめんなさい

主治医、とても親身に丁寧に教えてくれる(⁠ ⁠;⁠∀⁠;⁠)

相談したいことを一通り相談できたので、ついでに、もう1つ聞いてみることにしました。
頭の片隅で小さく小さく、でもずっと気になっていたこと。
それは、浸潤性微小乳頭癌(IMPC)という特殊でわりと凶悪ながんに罹患した私が、ホルモン療法を中断して妊娠に挑む場合の再発リスクはどの程度なのかということ。

主治医は、テンションも口調も全く変えることなく答えました。
IMPCは確かに悪いものであるんだけど、優雨さんは浸潤が2ミリしか無かったから、再発の危険性がそこまで大きいわけではない。

どうやらIMPCであることが、ホルモン療法中断の障壁になることもない様子。
東大病院でもホルモン療法中断して出産する人は普通にいますよ〜ということで(2年前も同じこと聞いた気がする)、まぁ、総じて安心したかな。
ひとまず医学的な面では、希望すればホルモン療法中断からの妊娠への道が拓けそうだ。

今何も決められないけど、とはいえ6月にリュープリンを打つのか否か問題は目に見えているので、次の診察を6月に入れることにしました。
その時に、また改めて相談。
次の診察までにホルモン療法中断しての妊娠出産に関する情報を情報を仕入れておくようにしますね〜と言ってくれた主治医にお礼を言って、診察終了しました。

さて・・・あとは夫だ。。。。
実は年末年始にあれこれまた話したのですが、まだ上手く言語化できません。
このnoteは、同じような境遇を辿る誰かの役に立ちたくて書いているアウトプットであると同時に、自分自身のための記録でもあります。
だから夫との話したことも書き残しておきたいのだけど、結構結構センシティブな内容になるので、全世界にダダ漏れはさすがにマズい気がしている・・・リアルで私を知っていてこのnoteを読んでる方もゼロではないので。。。
ということで、もしかしたら今後、まさかの有料記事が登場するかもしれません。
誰彼読めるようにはせず、こんな私の備忘録にお金払ってもいいから読みたいと思ってくれる稀有な人だけ読めるようにすると。。。

非公開にしておく手もあるけれど、そうすると途中経過の一部がすっぽり抜け落ちることになり、読み手はあまりに気持ち悪いんじゃないかと思ったりして。。。

うーん・・・とりあえず書いてみて、考えます。


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