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ホルモン療法と第二子妊娠出産について夫と話し合う

次の診察までに、ホルモン療法と第二子希望の兼ね合いについて検討する時間をもらっていたので、意を決して診察前日に(ギリギリ…)夫と話し合い。
この日は日曜だったので、息子がお昼寝している隙を狙って。

ホルモン療法を中断して2人目産みたい私 vs 健康が最優先だから2人目は諦めるべきと言う夫
真っ向から対立。

別に争いではないんだけど…

私は、息子が本当に可愛いからこそ、育児は本当に大変だけどやっぱり夫との間に2人目が欲しい。
周りのお友達ほぼ全てに弟か妹が産まれていて、しきりに「うちにはいつ赤ちゃんが来るの」と問う息子にも、できれば弟か妹をつくってあげたい。
不幸中の幸いで、乳がん早期発見早期治療できて、重ねてありがたいことに卵子凍結を要することなく妊孕性も守られる、それならば尚のこと2人目出産に望みを繋げたい。

夫は、健康が何より大事、ホルモン療法中断してる間に癌が再発したらどうするのか。
乳がん罹患を知らされて、最初は抗がん剤治療まで覚悟した。
抗がん剤不要でこうやって元気で暮らせるだけでラッキーじゃないのか。
特殊型乳がんで症例が少なく、且つ転移しやすいタイプだというのに、ホルモン療法を中断して出産に挑む安全性を、高精度で予測できるのか。
リスクの方が高いんじゃないのか。
例えば俺だって病気になる可能性がある、生活費や息子の教育費、不測の事態に備える貯蓄を考えたら、そもそも2人目を迎える経済的余裕だって無いかもしれない。
2人目を迎えるために、生活水準を落とす覚悟があるのか。と。

理詰めで攻める官僚、泣く私。
話し合い地獄絵図。

「そこまでして2人目を諦めさせたいのは、私に元気で生きてて欲しいからなの」と聞くと、「そんなの当然だろ」と言う夫。

じゃぁせめてそう言え。

せめて、元気でずっと一緒に生きて欲しいから2人目は諦めてくれ、くらい言え。
理詰めで来るな!仕事じゃないんだから!

最終的に夫の口から、「息子のためにも、俺のためにも、3人で生きることを考えてほしい」という台詞まで出ましたが、やはり私は首を縦に振ることができず…

話し合い平行線の状況のまま、息子がお昼寝から起きてしまい、地獄絵図目撃w

結局、夫婦間で合意形成できず 爆
主治医には「私は産みたい、夫は反対、2年後にもう一度考える」と伝えることに。

そして夫に対して、以下を伝えました(突きつけたとも言う)。
・ホルモン療法を中断し出産に挑むことの是非をこれからもっと調べる。リスクが低いようだったら、第二子も前向きに考えてほしい
・第二子を持つために経済的なことを考え直す必要があるのならそうする
・どうしても諦めさせたいのなら、2年かけて、あなたと息子がいればもう十分だと私に思わせて

夫の主張は最もなのです。
そんなことは百も承知。
子ども1人いるだけで幸せじゃないかと言われれば、返す言葉もない。
高望みを承知で、それでも夫との間にせめてもう1人子どもに恵まれたいという願いを、今は捨てることができない。
息子に弟か妹をつくってあげたい。
願わくは、自分の命を縮めずに。

2年後、私達はどういう結論に至るのだろうか。
今はまだ、見当もつかない。

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