【アーカイブ公開中】ライオンは、どうやってnoteをはじめた? note pro事例セミナー
※当セミナーは終了しました。当日の様子は、アーカイブ動画または本記事の後半にて公開中のイベント概要をご覧ください。
note proを導入し、自社の魅力を発信するツールとして活用している企業にお話をうかがうインタビューシリーズ「法人noteのはじめ方」。noteプロデューサーの徳力基彦さんをモデレーターに、企業がnoteでの発信をはじめるにあたっての心構えや立ち上げのポイント、継続するにあたっての課題や乗り越え方などをお話しいただいています。
4月4日に開催された第2回目は、ライオン株式会社さん(以下、ライオン)にご登壇いただきました。
ライオン公式noteは、2022年7月に生活者の「習慣づくり」をテーマにしたライオンのオウンドメディア「LION Scope」の立ち上げにあたり、その背景や想いなどを発信するコンセプトで開設されたnoteです。
ライオンといえば、「LION Scope」だけでなく、企業のオウンドメディアの代表でもある「Lidea」など、さまざまなウェブサイトを運営されていることでも有名です。
ライオンの中では、それぞれのメディアをどのように位置づけて運営されているのでしょうか。
【こんな方におすすめ】
・マーケティング、広報、採用担当の方
・情報発信のはじめ方や継続するためのポイントを知りたい方
・noteもしくはnote proに興味がある方
登壇者プロフィール
ライオン株式会社 コーポレートコミュニケーションセンター
コーポレートブランディング室
浅井祐花さん
2016年、新卒でライオン株式会社に入社。大手通販サイトのEコマースでペット用品などの営業を担当。
2022年にコーポレートブランディング部門に異動し、「LION Scope」「公式note」等オウンドメディアの運用・戦略を担当。
ライオンの取り組み概要
・オーラルケア事業(ハブラシ、ハミガキなど)、ファブリックケア事業(洗剤、柔軟剤など)、ビューティケア事業、リビングケア事業、薬品事業、海外事業、産業用事業などを展開。
・「Lidea」、「LION Scope」、ライオン公式noteなどのオウンドメディアを運営。
・パーパスには「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」を掲げている。
・人々のより良い習慣づくりのために、オーラルケア習慣、衛生習慣、清潔習慣などの普及活動を創業当時から現在にいたるまで積極的に行っている。
なぜnote proをはじめたんですか?
・ライオン公式noteはコーポレートサイトにある「LION Scope」の立ち上げと同時に開設。コーポレートサイト内に限定した記事展開では、ライオンに興味関心を持つ人以外の目に触れない。より幅広い層にライオンという文脈以外でも記事を読んでいただくことを目的に、公式noteを立ち上げた。
・「LION Scope」においてはコーポレートサイトとライオン公式noteをハイブリッドで活用。コーポレートサイトでは著名人の方に「習慣」について話をお聞きし、掘り下げていくコンテンツになっている。noteはライトな記事を展開しているが、コーポレートサイトで取り上げたインタビュー記事の編集後記を公式noteに掲載するなど双方の導線づくりも行っている。
どう体制をつくっていますか?
・社内には数名のメンバーを抱え、社外の制作会社にも企画や記事の執筆面で力を借りている。
・コーポレートブランディングの一環として、習慣を探求する記事の執筆には多角的な視点が必要になるため、様々な部門のメンバーが横断的にプロジェクトとして参加するような体制。
・ほとんどのメンバーはメイン業務と兼任で活動しているため、ショートミーティングを意識して、企画を進めている。
どのような手応えを感じていますか?
・社内外からライオンの「『習慣』に対する真摯な姿勢を感じた」との声が多く寄せられ、徐々に伝えたいことが浸透している感覚が掴めた。
・社内アンケートによると「『習慣づくり』は日々の業務に没頭していると忘れがちになるが、記事を読むことで、改めてやりがいのある仕事に携われていると実感した」との声もあがった。
どのような課題がありそうですか?
・noteを運営するにあたって、何をもって世の中に「価値を提案できた」とみなすのかは模索中。まずは記事をストックしていくことが、重要だと捉えている。
・記事内で読者に想いが届けられているか、という指標で「読了率」を重要視している。記事の途中で離脱されてしまうと、読者にとって意外性や発見がないまま消化されてしまうと考えるため。
・社内からは、記事で取り上げた商品に対して、売上向上などの期待を持たれることも少なくない。しかし記事の効果は、即時的に表れるものではない。このことを理解してもらうためには、地道にライオンの目指すビジョンを社内外に伝え続ける必要がある。
セミナー当日の詳しいお話は、アーカイブ動画で限定公開しております。
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※本内容はセミナー開催時点での情報です。note proご提供プラン・価格の最新情報はこちらをご覧ください
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