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<Sample>6/13木_朝の金融マンへ_昨夜ポイントをチャートで_お客様に応じたトークにつなげる

⇒CPI、FOMC、パウエル議長発言。金利は下がったり、上がったり。

Factのおさらい

昨晩の主要な指標

昨晩の主要な指標のチャート

①、②、③のタイミングで何があった?

①、②、③のタイミングで何があった?

①2130:CPI(消費者物価指数)

結果0.0%(予想0.1%、前月比)
結果3.3%(予想3.4%、前年比)
結果0.2%(予想0.3%、食品・エネルギー除くコア、前月比)
結果3.4%(予想3.5%、食品・エネルギー除くコア、前年比)

→予想を下回り、インフレ過熱は示唆されず

⇒10年債利回りが低下、ドル円下落。

②2700:FOMC政策金利発表

5.25%~5.5%の幅にて、据え置き決定。7会合連続据え置き。

FOMC委員の金利見通し(2024年末)
4.875% 8人
5.125% 7人
5.375% 4人
中央値:5.125%

→年内の利下げは1回の想定

→2130発表のCPIの発表後で、利下げに強めに織り込みたかったところ、”抑制的、慎重”と市場は読み取る

⇒米10年債利回りは上昇に転じる

③2730:パウエル議長発言

「インフレの目標に向けた変化は緩やか。確信を強めるためにはさらにデータを見極める必要性がある」

「インフレ率が2%に向け、持続的に低下することを確信できる指標を求めている。1つのデータだけで動こうとするのは避けたい」

→FOMC声明の抑制的なスタンスと整合するコメント

⇒米10年債利回りの上昇基調の継続。NASDAQはプラス圏を維持したものの、ダウはマイナス圏に沈む

お客様に応じたトークtips

積極的な方、慎重な方、いらっしゃいますね。上記のチャートをイメージしながら、、、

共通トーク(主にファクトのサマリ)

・CPIは予想を下回り、インフレは落ち着きを示唆しましたね。

・FOMCでは、政策金利据え置き自体はサプライズなく。
FOMCメンバーの金利見通しに示唆がありましたね。ドットチャートによると、年内利下げは一回のみ。25bps。

”積極的な”お客様に寄り添うトーク

・ほぼ織り込み済みだった可能性はありますが、”利上げ無し”が確認された点も大きいかと思いますね

・年内1回だと、11月の可能性が高そうですが、それまでは、統計のばら付きに振らされながらも、インフレ、雇用の落ち着きを確認しながら堅調な相場が続くことが期待されますね

・年内利下げの観点では、FOMCメンバーのコンセンサスがまとまりつつあることから、当面は要人発言による大きなボラティリティは無さそうですね

”慎重な”お客様に寄り添うトーク

・CPI発表で、インフレの落ち着きが示唆されたものの、ここ数週間の間に経済の過熱感を示す統計も散見されていたことから、パウエル議長はより慎重な姿勢を示すことで、マーケットに慎重姿勢を促しましたね

・ドットチャートによれば、年内利下げは1回に限定され、安易に連続利下げはしない慎重姿勢が示されましたね

ご参考

トークに頻出する統計など
(太字が今週)

長めのチャート(直近1年)

・米10年債利回り vs NASDAQ、ドル円、金先物の動きをざっくり。

雑談

昨日触れた”Honey Stinger Energy Waffle”

期待をしたのは私。

結果を出したの大谷選手。 

*昨日大谷選手はホームラン!

逆がいいな、、、とモヤる。

渋野選手の声が聞こえますね

”タラタラしてんじゃねーよ”

と。


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