ドーミーイン大好き

今、都内のドーミーインに泊まっている。タイトルの通り、ドーミーインが好きだ。

全国の全てのドーミーインに泊まりたい。
旅をするとき、ドーミーインの有無がどの街に行くのかの決め手の一つになるくらい。

なにがいいって、部屋着から、温泉、夜鳴きそば、風呂上がりアイス、たくさんあるが、やっぱりドーミーインらしさがある。
ドーミーインらしさを感じるのは、特に温泉に感じる。

他にも温泉がついているビジホはたくさんあるが、ドーミーインの温泉は、サウナもついていることに加えて、露天があったり(千葉にだけはいまのところなかったが、この千葉のドーミーイン、正確に言うと蘇我だが、このドーミーインもまたよいのである)、水も飲めるし、すごいところではポカリも飲める。なんなら温泉の水も、入っていてなんかいい気がする。

お湯ではなく、風呂なのだ。温泉なのだ。加水であっても。

ドーミーインはその構成要素一つ一つに、丁寧さを感じる。
それでいて、スーパー銭湯と違って、部屋がついている。何も持たない姿で風呂にはいって、そこで感傷にひたって、内側から出てきた思いを部屋に戻って書き留める。
なんでこんな風になるかというと、それはドーミーインに旅情をかき立てる何かがあるからである。それは夜鳴きそばを提供している食堂の存在なのかもしれないし、でもそれだけではないと思う。

そして、それと相反するかのごとく孤独がある。
ビジネスホテルならではの孤独がある。旅情と孤独は相反してはいないか。
露天風呂の雰囲気には、孤独と旅情がうまくマッチしたものを感じる。

そんなアンビバレントな空間が、ドーミーインなのである。これは数あるビジホチェーンの中でも唯一無二だ。

だから、ドーミーインが好きだ。

一つ一つのドーミーインに思い出がある。
いずれそれらを書いていきたい。

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