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Spotifyが2021年前半に韓国でサービス開始することで変わるコトとは...

2020年12月17日に、Spotify(NYSE:SPOT)は、2021年前半に韓国でサービスを開始すると発表した。

今回のサービスローンチにより、世界で最も人気のあるオーディオストリーミングサブスクリプションサービスであるSpotifyが、韓国のリスナーでも利用できる事になる。韓国の音楽業界からは、BIGBANGやBTSに代表される様に、世界の音楽シーンに認められるアーティストが輩出されて久しいが、Spotifyが韓国国内でサービス展開を始めるのは今回からとなる。これにより世界中のSpotifyの3億2,000万人のリスナーに韓国リスナーがリーチできるようになり、世界中のアーティストや音楽にも新たな繋がりを提供する事になる。

10年前のグローバル視点の音楽市場とは異なり、現在、韓国の音楽マーケットは世界で最も急速に成長している主要な音楽市場の1つとなっており、世界で6番目に大きい音楽市場でもある。今やSpotifyとしても重要な戦略拠点市場となっている韓国だが、今回のローンチにより変わる事とは何だろうか...?


Spotifyの最高フリーミアムビジネスオフィサーであるAlexNorströmは、「Spotifyは長年韓国音楽業界のパートナーです。K-POPのジャンルをSpotifyサービス内で世界各国へ届け、アジアから米国・南米・ヨーロッパ・中東に至るまで、世界中でそのジャンルを広めてきました。大切な地元のパートナーと協力して、より多くの韓国のアーティストを発見し、韓国や世界中のファンとつながることを楽しみにしています。」と述べている。

Spotifyが、韓国国内の音楽リスナーにより利用される様になる事で、さらにグローバル視点でのK-POPの人気が拡大する事が期待出来る。Spotifyはサブスクリプションサービスであるが、音楽クリエイターやリスナー同士の繋がりも同時に提供している。韓国のアーティストはすでに世界的な市民権を得ていると言えるが、今回のローンチにより更にグローバル的な音楽文化の交流が促進される可能性が期待でき、結果的に世界基準でヒット作となる音楽作品が創出される機会が広がるかも知れない。

実際に、Spotify社のデータでは、K-Popリスニングのシェアは、過去6年間で2,000%以上増加している言う。この流れが加速する事で、更にリスナーを魅了する楽曲が生まれる可能性が期待できる。

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