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私がハラスメント引き寄せ体質になったそもそもの原因~ハラスメント☆イヴ

私のハラスメント人生を語る上で、外せないのが両親だ。
今日はまず、父親の話から。


父親と言っても、父親らしいことをしてもらった記憶はない。
もしかしたら、幼い頃には可愛がってくれた時期もあったのかもしれないが、その後の行いによって、私たちの中では「思い出したくもない過去の汚点」になっている。

父が私に植えつけたものは…痛みと哀しみとあきらめだった。


父は、とても頭のきれる人だったが、実家が貧しかったため学歴がなかった。
そのため、どんな職に就いても、すぐに上司ともめて長続きしなかった。
「俺の方が頭がいいのに…。バカにしやがって!」としょっちゅう愚痴っていた。
そして競馬パチンコお酒に溺れ、酔っぱらってはDVをするようになっていった。


最初は母に対してだけだったが、私が中学生になった頃にはもう、私と弟も暴力をふるわれていた。
母が仕事で遅い時には、弟と一緒にキッチンの床に正座をさせられ、身に覚えのないお説教が始まり、反省が足りないと言っては殴られたり蹴られたりした。
もうそうなると、母が帰ってくるか父が酔いつぶれるかするまで解放されない。
私は泣きじゃくりながら、もっと飲んで早く酔いつぶれてくれ!と願うしかなかった。


今でもたまに思い出すのだが、あの時常に横にいてくれた弟はまだ小学生だったから、本当なら姉として弟をかばうべきじゃなかったのか。
私よりも非力な弟が、同じように殴られたり蹴られたりしながらも、泣くのを必死に堪えていたのは、男の子は泣くもんじゃない!という育て方をされていたからなのかもしれない。

あの頃の弟は家族であり、戦友でもあった。

父は私に「罪悪感」をも植えつけた。


幼児や小学生を親が虐待するニュースを見るたびに、その時のことを鮮明に思い出し、今はもう亡き父親に対して、吐き気をもよおすほど腹立たしくなる。

重い話ですみません…。

次回に続きます。



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