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どうする?

20歳になった。年齢確認が意味をなさなくなってしまうことが非常に悲しい。

過ぎ去った10代に、思い残したことは特にない。20歳になりたてホヤホヤの私からすれば、30、はたまた40になった時にじわじわと効いてくるのかもしれない。よく頑張ってきた方だと思う。浪人には失敗したし、側から見たら「無駄だ」と思われるような行動をしてきたかもだけれど、私から言わせれば全て「中原」が大成するまでの通過点に過ぎない。そういえば、過ぎない、みたいな語尾をみなさんは簡単に使うけれど、よく考えたらおかしな語尾である。納得はできないが、みなさんの常識に甘えさせていただく。

今のところ、大人になった実感は全くない。成人年齢が下げられた2003年生まれの私にとって、すでに18歳が大人としてのボーダーラインだった。2年経った今も、時間だけが過ぎたような感覚だ。もっと言ってしまえば、14歳あたりから何も変わっていないように思う。鏡で自分をどれだけ眺めても、それは変わらない。幼い。幼い男がこちらを訝しげに睨んでいる。よくわからない。よく、分からない。

それはそうと、電車に乗っている大人、アレは何だ。本当に大人なのか、それとも演じているのか、全く見分けがつかない。老化の有無とかもあるんだろうか。彼らには大人を演じ切らなければならない責任があったりするのだろうか。いつか私もアレになるのだろうか。アレにならなければならなくなるのだろうか。

責任と言えば、税金の支払いが始まるらしい。年金?とかいうやつらしい。なんでも、死にゆく老人?の生活のために、それ以外の若者?たちが毎月16500円ほど?払うらしい。変なの。もし定年を迎える前に死んでしまったら、受け取れないのに。その場合、払い損?とかになるんですか?これこそギャンブルみたいなものだな。積立とかにしろよ。そもそも、月16500円程度の出費に頭を抱えてしまうような所得しか獲得できない能力が悪いのか?なんかもうよく分からん。学校で税金の勉強とかあったっけ。ないとしたら、あれよと思うし、あるんだとしたら、聞いていなかった俺が悪い。結局よく分からなくなった。人生が思い通りに進んだことない。

最初から特に書きたいことはなかったのだけれど、20年も生きれてしまったからには、せっかくだし何か書きたいと思って、書いた。この章から急に読みにくくなるの面白い。せっかくだし近況報告でもしようと思う。

年金の話にも関連しているんだけれど、責任が生じたからには働かなければならなくなった。遂に「無職」が個性ではなくただの誰でもなり得る状態であることに気づいた私は、もう歯止めが効かない。最近得た知見であるが、「無双…」と思いながら行動をすると無敵になれる。どんな理不尽にも打ち勝つ剣と鎧を手に入れることができるので皆さんもぜひ実践してほしい。私はこのノウハウを駆使し、すき家の面接を突破した。何故すき家なのか?答えは明白である。時給だ。元無職にとって昼夜とはただの現象に過ぎない。夜勤で入ればなんと、22-5の時間帯に限り基本時給1330円、休日にはこれが1400円まで跳ね上がるのだ。最初は、
「飲食店とか、無理だお…(T . T)」
とか思っていた中原であったが、無双状態につき、一瞬で応募、採用、初出勤が決まった。本日の日付は5月28日であるが、初出勤は5月18日であった。そこから何と11連勤もしている。あり得ない数。数が合わないなぁと思った算数が得意なキミ、正しい。1日だけ6-9で出勤したのち、22-0まで出勤したのである。28日の本日、やっと休みである。しかし、29日から6連勤が始まるというのだ。こうなったら徹底的に仕事を覚え、さっさとこの故郷を出て行ってやろうと思う。

あとは何かあったかしら。というかここ最近はずっと何もない。起床して、すき屋行って、働いて、牛丼食って、BeReal撮って、帰る。生活ってパターン化したら何も面白くない。俺は遠回りして帰るのが好き。てか最近全然愛について考える時間がない。私は愛を感じたことがないから、私なりの愛を皆さんに平等に与えてあげたいつもりではある。他人を蔑ろにしようとしている奴は全員ぶちのめす。

20代は、そうだな。喧嘩とセックス、みたいな人生を送りたい。分かり合えないとしても、本気で他人と本気で関われる行為ってこの2つ以外にないと思う。拳、または性器で語り合わない?

大学に落ちてしまったから、これからの方向性は全く定まっていない。受かっていたとしても何となく、生きていった気がする。とにかくメリハリとかを大事にしたい。本気でやるとき、適当にやるとき、不器用だからよくわかんないけど、がむしゃらに泥臭く生きるのがかっこいいと思う。まだ死ぬつもりはさらさらない。楽しむ。

こう色々と語ったわけだが、全てが漠然で曖昧すぎるが、別にいいか。



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