原点にかえって。

今度は、国会議員の裏金問題が本当に半端ない。
連日明るみに出る事実に驚くばかりだけれど、やっぱり税金払わなくていいとか、領収書必要ないってのはありえない…。
国家予算レベルの大金を扱ってて、みんな頭がマ
ヒしてるとしか思えない。庶民の感覚との開きがありすぎて、どうなってるのかと思う。
予算って、あくまで配分の問題であって、必ず使い切らなきゃいけないものではないよね…?
財務省がかんでるからどうにもならない、とも言われてるけれど、それもほんとにおかしくないか。
大金を扱える立場にいる人は、ないところにはない日本の現状を知る努力は絶対必要だと思う。そして、これからの日本をどうしていくかも考えて利益を出すための方向性を考えているのなら、それを表に出して周知していってほしい。
これは、国家を担う立場の人間の、資質の問題でもある。
学校で習った、内閣が初めてできた頃の、日本を動かそうとしていた人たちの思いの強さは、今の人たちからはもう欠片ほども感じられない。
一般の私達からも、もっともっと声を出していかないと届かないんだろうけど…。

そして。
連日、国会討論がテレビでやってるけれど、放送してる時間帯って、普通に日中働いてる人間はまずじっくり見れないんだよね…。
ちょっと時々モヤッとします。

デイでもテレビ見てる人はいるので、チラッと音が聞こえたり見えたりするんだけど。
やっぱり400人超えで討論はできるわけない。
多数決で決まるのも、莫大な根回しのお金が動いてるとしたら全然信用できない。多数決のデメリットも改めてかんがえるべきではないのかな。
国会中継で、総理がよくやり玉に挙がってるけれど、記者会見の場と変わらないことを国家予算とかの審議の場でしてるんだよね。だから審議が進まないんだ。
せっかく高い志を持って入った官僚の若手が、連日の国会答弁の模擬回答的なものの作成におわれて疲弊しきってるとかも聞くけれど、もう今までの流れは変わってほしい。
下積みが長くあって上に可愛がられて取り立ててもらって…っていう今までの出世の仕方自体をなくさないと。
だって二階さんが5年で50億でしょう??
ないわあ…。
そりゃあお金ばらまけば人は操れるかもしれないけれど、マフィアじゃないんだから…。
表に出てこないだけで、他の人も山ほど懐に入れてるのは自明。
終わったことは逃げ切れるわけではないし、他人が責任とって辞職とかするのもおかしい。
ディベートは大切なことだし、妥協点、着地点を見つけつつゴールを目指すのは大事なことだけど、論点がずれていくのを是正する人がこれだけ人数いるのにいないってのも…。
やっぱり国民からの税金でなんとかやりくりするために、俎上にあげるべきこととそうでないことの選定から、きちんとしてほしい。
今ここで決めなくては、話さなくてはいけないことは何かってことをもう一度あらためて考えてほしい。

しょうがない、日本は終わり、だから声を上げてもムダ。
そんなことは決してないと信じてる。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?