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№47【人口論】

この気が狂ったとしか思えない人口削減。
「やっぱり陰謀論?」って思ってしまいそうですが、そうではないんです。
これはトーマス・マルサス(1766-1834)というイギリス人が提唱した「人口論」という考えからきています。

「人口論」では、世界の人口の増大は食糧生産に追いつかないから、人口抑制・人口削減をしないとイケナイんだとか。
マルサスはイギリスの東インド会社に「教授」として雇われ、この思想を教えていたんです。
こんな教授をわざわざ雇って、東インド会社がアヘンの取り引きで、インドや中国でやった略奪・虐殺・経済的搾取を正当化したんでしょうね。
この考え方をマルサス主義といって、19世紀終盤〜20世紀にかけて大学でも教えられました。
大学で教えるといっても、このトンデモ論、科学的な根拠なんかあるわけありません。
あの大英帝国がやってたことなんてこんなことです。

で、この人口論が発展して、やっぱりイギリスで今度は「優生学」が生まれました。
どんな学問(?)なんでしょう?
なんとなく想像できませんか?


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