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2020年は無から有へ転じた年

こんにちは、ユートロピーです。普段はTwitchチャンネルにてRTA配信をしています。今回は2020年最後の日ということで今年を振り返ってみた記事を書きました。よろしければ最後までお付き合い下さい。なお、前半については多分にプライベートの内容が含まれるためかなりぼかした書き方をしています。これに関しては私自身の整理のために書いたという意味合いが強いです。もしそんな話に興味がないという方は、後半の私が配信を始めてからの振り返りまで飛ばしてください。それでは今年最後の記事、始めていきましょう。

2020年前半の「無」

今年の7月くらいまで私は「無」の状態でした。簡単な事情を話してしまえば、体調を崩してしまったために普段の生活もままならず、家族の手を借りられなければ生きていなかったと思います。これまでの道を歩める状態ではないことを理解させられ、かといってこれからの道も見えず、袋小路に入ってしまったようでした。

そんな中でもRTA配信は見続けていました。イベントでは自分も昔やったゲームを華麗にクリアしていく走者の皆さんや、見ていて楽しくなる茶番を繰り広げる走者の方もいらっしゃり、その時だけは憂鬱な気持ちを忘れられました。日常でもお気に入りとなったRTA配信を毎日見続け、少し余裕があればGLコメントをしていました。走者の方に「GLありがとうございます」と言われるだけでとても嬉しくなっていたことを思い出します。

それでも現実は非情で無情です。時間はあっという間に過ぎていき気づいたらもう8月になっていました。夏のRTA in Japanがもうすぐとなっていた時ですね。私も楽しみではあったものの、その後に訪れるであろう虚無感に耐えられるかどうか自信が全くありませんでした。当時の私にとって「楽しいこと」と「虚しいこと」は合わせてやってくるものであり、楽しさが大きいほど虚しさも大きくなる状態でした。なので正直に言えばRTA in Japanを見ない方が良いかもしれないと思っていました。

それでも結局は見てしまったのですが。RTA in Japan後に開催されたSGDQも見ました。これらを視聴することによってなんとか虚しさを先延ばしにしようと頑張っていました。そして視聴しながら「どうしたらこの楽しい気持ちを継続していけるのか」を必死に考えていました。

そしてSQDQが終わった直後に、とあるアイディアを閃いたのです。

自分も配信をやってみよう」と。

2020年後半の「有」

「配信を始める」とだけ聞けば「誰でも思いつきそうなこと」で終わってしまうのですが、問題は配信の中身でした。「配信をすること」自体は割とすぐに思いついていましたが、「何を配信するか」が思いついていなかったため実行に至れなかったのです。自分の好きな走者の方がやっているRTAから始めるのがいいかもしれないと思いましたが、そのためには少ないですが機材を用意する必要があり、それがどうしても腰が引けていた部分でした。できれば自分のPCだけで完結できるようなゲームでRTA配信がしたい。そしてゲームは自分がRTAをやってもいいと思えるくらいに好きなものでないといけない。

そこで「東方紺珠伝」の「完全無欠モードRTA」を思いつけたのは結構な奇跡だったと思います。

東方紺珠伝2945

思いついてしまったら何だか急にやる気が湧いてきました。配信するためのソフト・設定を検索し、LiveSplitの設定をしたらすぐに準備完了してしまったので、後は配信用のニックネームだけ決めて速攻で始めてしまいました。東方紺珠伝は久しぶりに触ったため正直全く上手くできませんでしたが、とにかくタイマーをつけて走っているところを配信しました。

これがめっちゃ楽しかったんです。

以前レイドRTAマラソンの振り返り記事にも書きましたが、私がRTAというものを真剣にやったのはこの時が初めてといってよかったと思います。すると、時間という目に見える記録が表れることによって記録を更新できる喜びを知り、単純に「上手くなりたい」では保てなかったモチベーションが高まり、義務感からではなく「今日も練習したい!」と思うようになり、気づいたら配信を始めているという毎日が続きました。

レイドRTAマラソン休憩画面

勢いに任せてレイドRTAマラソンにも応募し、当選して走ってしまうという快挙も成し遂げました。そこで燃え尽き症候群が発生してしまわないか不安がありましたが、結局そんなことは起きずそれまで通り配信を続けていました。新しいイベントの情報も仕入れては応募し、時には運営ボランティアとして参加しました。ついには冬のRTA in Japanで解説を依頼されるまでになりました。

これらがつい数ヶ月前まで「無」であった人間がやったことなのだろうか?こんなに長い間楽しい気持ちでい続けたことなどこの数年あっただろうか?それこそまるで夢のようではないか?

そんな疑問が少しも思い浮かばないほど自分で自分を楽しい忙しさに放り込み、駆け抜けてきてしまいました。2020年前半とは真逆の意味であっという間に時間が過ぎていき、今日という2020年最後の日を迎えることができたのです。こんなに嬉しいことは本当に久しぶりです。

一般的には明るい一年だったとは言えなかったと思います。私ももちろん様々なことに気をつけなければいけない年でした。しかし同時に私個人にとっては大きなものを得ることができた年でもありました。だから今、この言葉を言えます。

今年も良く頑張りました!お疲れ様でした!

そして2021年へ…

さて、もう2020年も残りわずかとなってしまいました。今年は私がやりたかったこと以上のことができたので、大満足しています。「では来年何をしようか?」今これに非常に困っています。

なんたって私のやりたいことリストにはどんどんやりたいゲーム・RTAが溜まってしまってとても一年ではやりきれないことを悟ってしまったからです。東方でも「あのカテゴリをやりたい、あの作品をやりたい」があり、それと並行してあのゲームもやりたいし、あわよくばRTAもやりたい…とか思っていたんですが、今年の自分の状況を見る限り「そんないっぺんにできんわ!」と気づきました。つまりネタには事欠かないということです。もう配信を続けていく気満々です。

そして2021年はさらなる飛躍・挑戦の年です。まずTwitchアフィリエイトになります。すでにレイドRTAマラソンにて条件は満たしているので申請するだけです。それを踏まえてここからは普段の視聴者数増加のためにもより一層努力していきたいと思います。ユートロピーチャンネルとしての魅力をより磨いていきますのでどうぞよろしくお願いします!(「なんですぐ申請しなかったの?」という疑問には、「大人には色々面倒な手続きがあるんやで…」と答えておきます。まだ学生・新社会人という方がいらっしゃったら、お金が絡むことには特に注意するようにしてください。その辺はかなり複雑なので、安易に自分で判断してはいけませんよ!)

RTAWEEK採用スライド

さらに既に開催が決定しているイベント「RTA WEEK」の「第一回東方スペルプラクティス・ビンゴRTA大会」の準備も年明けから加速していきます。まだRTA WEEK運営側からGOが出ていないので詳細は言えませんが、こちらの大会は熟練者だけでなく弾幕STG初心者にも大きく門が開かれた大会になっています。なので「東方(弾幕STG)には興味あったけど難しそうで手が出せていない」とか「昔東方(弾幕STG)やってたけど最近は全然やってない」という方も大歓迎です!とりあえずは対象作品の発表をお待ちください!東方Projectシリーズは作品が多くありますが、いきなり手をつけると火傷をする作品もありますので先走るのは止めましょう!

そしてあわよくば2021年夏のRTAinJapanに応募して走者として参加したい…!

と、既に来年夏までの予定・展望は見えています。正直そこまではずっと東方尽くしが決定しているので他のゲームをやる余裕が全くありません。夏を過ぎたら有名どころのゲームを触ってみたいな、と考えている段階です。そちらもどうぞお楽しみに。

だいぶ長文になってしまったので、そろそろタイプするのをやめましょう。来年も皆さんと楽しい配信生活を送れることを祈って今年最後のあいさつをお送りします。

Thank you for watching in 2020 !!                 Have a nice Fantasy for 2021 !!

And Next Nightmare on 1/3...?

2020年12月31日 ユートロピー 敬具

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