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紫式部の思惑 〜夕顔と六条御息所〜

京都・奈良EU協会
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朝の連ドラで紹介された夕顔の花、そして純白のドレスに身を包んだ寿恵子さんも綺麗でしたね。
優美な夕顔の花と、若くて美しい寿恵子さんを見ていたら、『源氏物語』第4帖「夕顔」のくだりを思い出しました。

若くて可憐な夕顔(19歳)に麗しき年下の恋人・光源氏(17歳)を奪われた六条御息所(24歳)。
八月の十五夜、物の怪と化して、光源氏と夜を過ごす夕顔を呪い殺したのは六条御息所の生霊なのでしょうか。

可憐で素直、どこか弱々しい、それでいて小悪魔的な夕顔は男性読者に人気があり、情念の人である六条御息所は女性読者の共感を集めているといいます。なるほど、私もそれは分からなくもありません。
果たして私たちをこんな気持ちにさせるのも、作者紫式部の思惑なのでしょうか。

久しぶりに、わたくし中橋の独り語りでお届け致します。
テンション低め、声も低め、お喋りも音楽もゆっくりゆったり、寝落ち注意の回となっております(笑)

🎼 Préludes, Livre 1 (Debussy, Claude) 4. ... Les sons et les parfums tournent dans l'air du soir
Ivan Ilić (Piano)

🎼 3 Songs, Op.7 (Fauré, Gabriel) Après un rêve (No.1)
Phillip W. Serna, double bass & Emily Jane Katayama, piano
Performed as part of Valparaiso University Faculty Recital 'Contrabass Unbound.' Recorded February 13, 2015 in Duesenberg Recital Hall, Valparaiso University Center for the Arts, Valparaiso, IN.

🎼 Pavane pour une infante défunte (Ravel, Maurice)
Thérèse Dussaut (piano)
Recorded by Glenn White in Seattle

🎼 Pavane pour une infante défunte (Ravel, Maurice)
Philadelphia Orchestra (orchestra)
Eugene Ormandy (conductor)

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