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劇団コノ葉ズク ラジオ放送劇 『夜 福』

京都・奈良EU協会
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劇団コノ葉ズク ラジオ放送劇
『夜 福』
原作 林芙美子
脚本 中橋怜子

舞台は昭和の20年ごろの東京。
一人息子を戦争で失い、夫とはずいぶん昔に離縁している久江は、今は小さな旅館を商いながら、高齢の母と二人で暮らしている。

これから先の生活に不安になったり、ふと寂しくなったりしているところに、元夫から会いたいという電話がある。
嫌な別れ方をしている夫と会うなど気が進まない久江だったが、亡くなった息子の計らいであるような気がして思い切って会いに行く。そしてそこで思いがけない話を聞かされる。

息子の遺品の日記の中に何度も出てくる「夜福」という暗号めいた言葉は一体何を表しているのか…。

林芙美子の秀作『夜福』を放送劇用に脚本化。哀しくも愛あふれる家族の物語を、ガラス細工のようなショパンのピアノ曲『子守歌』と共にお届け致します。

🎼Berceuse, Op.57 (Chopin, Frédéric)
Simone Renzi (Piano)
Creative Commons Attribution-NonCommercial 3.0

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