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劇団コノ葉ズク ラジオ放送劇②「妻の宝石」

京都・奈良EU協会
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劇団コノ葉ズク ラジオ放送劇2.
「妻の宝石」

脚本・演出/中橋怜子
原作/モーパッサン「宝石」
(編集・仲井秀昭)

7月12日と26日、2回にわたって、この番組のパーソナリティである中橋怜子が主宰する劇団コノ葉ズクのラジオ放送劇をお送りしております。

2回目の今夜は「妻の宝石」をお聴き頂きます。

舞台は引き続き150年ほど前のパリ。平役人のランタンは、あるパーティーで、誰もが憧れる誰かもが讃美する女性を射止め結婚します。
彼女は家計の切り盛りもうまく、気配りもでき、思いやりもあり、時には子供のように甘ったれた仕草などもして見せる非の打ちどころのない愛らしい女性でしたが、ただ一つ閉口していることがありました。
彼女は無類の芝居好きで、しかも劇場に通ううちに、金ピカの安物の宝石でギラギラ飾ることを覚えてしまいます。

そんな妻が、ある日、肺炎をこじらせて突然亡くなってしまいます。
毎晩劇場に入り浸ってはその都度持ち帰った、妻が遺した大量の金ピカの宝石たち。さて夫を待ち受けるものは…。

物語の中でも明かされない事実。それゆえ、私たちは創造力をかき立てられ、また深く考えさせられてしまいます。

前回の「ダイヤのネックレス」と合わせ、モーパッサンの巧みな人間描写を、劇団コノ葉ズクの朗読劇でお楽しみください。

🎼 "Le Temps des cerises" - Cora Vaucaire (1955)
🎼Carmen (Bizet, Georges) Act 1 (EU)
Victoria de Los Angeles, Nicolai Gedda, Janine Micheau, Ernest Blanc
Choeurs et Orchestre National de la Radiodiffusion Française, Sir Thomas Beecham (conductor)
Parlaphone, 1960.
Public Domain - Non-PD U

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