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長嶺知永子さん〜お話しの持ち味を探ること〜

京都・奈良EU協会
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今夜のおはなしのお相手は、EU協会メンバーの長嶺知永子さんです。
長嶺さんは「おはなし」を語り始めて、かれこれ45〜6年になるそうです。
今回は、まず初めに、奈良町に在るお寺(元興寺)に伝わる鬼の話「不審ヶ辻󠄀子の鬼」をみなさんに聞いていただきます。
そしてその後、とても大切にされている深慮を語ってくださいます。
「公民館で仲間と勉強会をしながら語りはじめた。
毎週どんなお話にしようか‥と、そればかり考えていた。
夏は怖いおはなし‥ こんにゃくで顔触る人とか。そして冬はクリスマス会。子供たちは100人近く来てくれていたんだそうです。手作りのクリスマスケーキに、プレゼント。そして楽しい『スヌークスさん一家』の劇‥🕯」
長嶺さんがされている『おはなし』は瀬田貞二さんの仰る『生きて帰りし物語』。
「物語の中に子供達がどっぷり浸かれるようなおはなしを探す。お話さえ良ければ、子供が本当にくらいついて、子供が『おはなし』を見ている。
私がしている拙い話を子供がこんなに熱心に聞いている。子供たちが、言葉だけで、絵が何にもないのにそのお話の世界にスーッと入って、しんとして聞くことができるかどうか‥。
そういう語りに気をつけることが、私がずっと思っていること。
そういうものを届けることに、私達のやっていることの意義がある。
『聞いてよかった』と思えることを届けることに意義があると思っている。
今している講座では、お話の捉え方や、これだったら子供は聞くぜとか、そういう感覚的なものをみんなに話して、少しでもみんなに分け与えたいと思っている。
場面のイメージを語手がしっかり持っていること。このイメージがお話しの求めるものかどうかを心すること。自分で感じながら語ることが大切。
松岡さんがよく言う、絵に額縁があるようにお話にも額縁がある。
よくよく心して、失敗してもいいから、『おばちゃんうまくいくかどうかわからないけど一生懸命語るから聞いてね』と、子供たちとコミュニケーションとることも大事だと思う。
ちょっとくらい上手でなくても、それは大丈夫‥」
みなさま、ぜひご視聴ください。

🎼 Better Day
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🎼 Sad Soul (Chasing a Feeling)
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🎼 Separation
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🎼 Mellow Future Bass (Bounce On it)
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https://pixabay.com/ja/music/

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