見出し画像

星のこと、タロットのこと、石のこと、

4月24日金曜日、yujiさんの初となる星読み講座のオンラインイベントが開催されました。僕は進行and質問役としてご一緒させて頂きました。

画像1

内容には触れませんが、何が面白いって、yujiさんの"星を読む"というセンスを目の前で見ることができたことかもしれません。「読み方」というテクニックはもちろん存在し、それをレクチャーしてくださった講座でしたが、それ以上に読み手のセンスが問われるのだなという感触。yujiさんの読み方に僕は1人ワクワクしていたのでした。参加してくださった多くの方もきっとそうだったに違いない。

星読みとタロット読み

さて、新しい日課(ルーティン)になった朝のタロット遊びですが、これもつまるところ僕のセンスが表れているのだろうと思います。タロットに対する知識はありませんが、自分の経験や絵画的な文脈などが解釈の支えになっているのは言うまでもありません。

絵というものが媒介し、それを解釈しているタロットに比べ、星を読むというのは記号化された極めて抽象的なものですから、その点でも「すげー」ってなるわけです。

極論をいえば、タロットカードは「気づき」を得るための、ただのきっかけにすぎないと感じています。チベット仏教の瞑想マスターであれば、なんの道具も使わずに「気付き」を得ることができるのだろうと思います。

石を読む

ロジェ・カイヨワ(1913年3月3日 - 1978年12月21日)というフランスの批評家・思想家がいます。遊びを遊びを「アゴン(競争)」「アレア(偶然)」「ミミクリ(模倣)」「イリンクス(目眩)」という4つに分類して考察をした『遊びと人間』という著書が有名です。ホイジンガの『ホモ・ルーデンス』に大きく影響を受けている論考であり、この2冊は遊びを考える上で重要な論考です。

カイヨワは『石が書く』という著書も出版しています。そのカバーにはこう記されています。

あちこちに石がみずから書き残したしるしは、それにこだまを返す他のしるしの探索と精神を誘う。私は、こうしたしるしの前に佇み、みつめ、記述する。そのとき遊びがはじまる、発明であると同時に認識でもある遊びが。

そしてこの本はカイヨワの視点で"ただの"石を読み解いていくだけの本でもあります。これがなんともたまならない遊びだと思わされるのです。

名称未設定-1_アートボード 1

僕のタロット遊びの一つのゴールはこれじゃないかと最近考えています。

なんでも読む

もう少し説明をするとタロットカードを読み解く遊びは、しばらく続けます。楽しいし。ただ、これはいずれ抽象度を上げていきたいと考えています。たとえば朝起きて一番に「気になったもの」から解釈してストーリーを紡ぐということもできるだろうと思っていて、これは先週のQUANTUM GIFTの中での気づきでもありました。

ただ、タロットにせよ石にせよ、同じで種類があるという状態はこういった気づきのためには良い状態なのだろうとも思いますけどね。

そんなわけでタロットの派生だけでも結構たくさんアイデア出てきましたよ。
・解釈を元に絵を描く(現代をベースにしたい)
・タロットより抽象度を上げた何かを読み解く
・タロットの解釈を動画でやる

最後のやつは今日のアイデア。ストップモーション的なものでもいいのですけどね。解釈を動画でやると、動画には当たり前ですが時間軸というベクトルが存在しますから、解釈のステップがわかって面白いんじゃないかと思ったりしています。

まぁいきなり全部やると実務に支障をきたしそうなので、少しづつやっていこうと思います。なんかもうタロット三昧。。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?