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宝探しは時間稼ぎ

今日はキリストの復活を祝う復活祭=Easterでした。ハロウィンやクリスマスに比べると日本では馴染みは薄いですが、キリスト教圏(国によっても違いそうだけど)では、庭に卵やうさぎの形をしたチョコレートを隠して、子どもたちが探す遊びを楽しみます。卵型の飾り物を使うこともあるみたい。

家の中で宝探し

要は宝探しの一種です。ちなみに、僕は家の中でしょっちゅう宝探しをしています。単純に楽しいので子どもも好んでいるということが大きいのですが、もう一つの理由としては、隠した宝を子どもが探している間、僕は休憩ができるから。

子どもの性格にもよりますが、娘は比較的、誰かと遊ぶのが好きです。家にいると終始「あそぼー」となるわけです。そうすると流石に疲れる。疲れるので休みたい。休みたいから宝探しを提案して、家の中に10個くらい宝物を隠す。娘が探している間はゴロゴロしておく。ということがよく行われています。宝物はなんでも構いません。動物のフィギュアでもいいですし、人形でもLEGOでもいい。

人形遊びを迫られた時は、人形遊びの中でかくれんぼをします。リカちゃん的な人たちがかくれんぼするわけです。すると、それも宝探しのようなもので、少々の休憩ができます。要するにサボりたいわけです。

視点を変えてみる

でも宝探しって面白いです。家の中というのは最も見慣れた場所の一つですが、隠す / 探すということで視点を変えるのでたくさんの発見があります。「こんなところに隠したんだ!」と子どもが驚くような場所に隠すことができれば、してやったりという感じ。

僕の中で奇妙なこだわりがあって、「見えているにも関わらず、なかなか探せない場所」というところに隠すようにしています。見えないところに隠して家中ひっくり返されるのも億劫だしというのも理由の一つではありますが、見えない場所に隠すのは結構簡単ですから、「見える場所なのに難しい」場所を探す方が自分にとっても遊びになります。

そして、隠す場所を考えることは、子どもの視点を意識することでもあります。発想という意味の視点もありますし、物理的な視点もあります。床から1mくらいの場所に隠すと、子どもは簡単に見つけてしまいます。ちょうど4〜5歳くらいの目線の高さがそのくらいです。子どもの目線で眺めると家の中の風景も随分と変わります。こんなことも大人にとっては頭の体操になるかもしれません。

できるだけ楽して、それなのに楽しく、罪悪感がないもの。そんなふうに遊べたらいいなぁ(笑)

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