会社設立記
命名
2021年11月5日、法人登記のための必要な書類を法務局へ提出しました。書類に不備がなければ11月中には会社設立となります。
法人を設立してやった方が良いというアドバイスは数年前からもらっていて、特にマネジメントをお願いしている会社の社長からは強く勧められていました。
器としての法人があった方が良いとか、会計的にもメリットがあるとか…。話はわかるのですけど、なかなか一歩が踏み出せませんでした。だって会社名が全く定まらないんです。個人としての僕はおかげさまで(?)たくさんのキャラクターを拝受しまして、塩だのタロットだのマロだのナンダノ頻繁に命名されるのに。
最近では"ピーター"というニックネームも頂戴しました。これは裏ホニャララLIVEと題したオンライン配信の中で、ピーター・バラカンさんに対する憧れを語ったところ、星読みの人から「じゃぁピータータケルだ!」と雑に言い放たれたことに端を欲します。悪ふざけは坂道を転がるように止まらないもので、
ピータータケル→ピータロ(ピーター+タロット)→ピーマロ(韻を踏んでなんかマロmix)
という感じでもはや原型をとどめない状態になる始末。タケル要素はどこに行った?良いんですけどね、みんなが楽しそうにしてくれるのであれば。
でもやはり一向に決まらないのが会社名。全くピンとくるものが降りてきません。どうしようか考えながらtwitterを眺めていたら(考えていない)、SNSで話題のマトメガミと呼ばれるあの人が何かにコメントしてくれていたので、試しに会社名どうしたら良いだろう?とtwitterで聞いてみたんです。すると間髪おかずに「ピーターパンで良いんじゃないですか?」とリプライをもらい、「で良いんじゃないですか」ってなんだよ?と思いつつも、とりあえずリアクションします。「ふざけてるでしょー」とかナントカ言った気がしますが、実際はまんざらでもないかと思っていたりしました。
僕の仕事は子ども関連の活動が一定のボリュームを占めています。遊びに関連する製品や事業の企画やデザイン、あるいはプロモーション。遊びのノウハウの提供やワークショップの運営などなど。ならばずっと子どもでいたかったピーターパンは相性ぴったりです。なんか空とか飛べるのもいい。
しばらくピーターパンをじわらせてみようと思いながら、今度はセラピストのOCOさんに相談します。OCOさんとは毎週月曜日にQUANTUM GIFTという感覚をテーマにしたラジオ配信をやっているので、聴いたことのある方ならわかると思いますが、とにかく丁寧をそのまま形にしたような人なんです。特に言葉の丁寧さといったら見習いたくてもできないレベル。そんな丁寧なOCOさんに会社名を相談しつつ、じわらせていたピーターパンでどうだろう?と話してみたところ、しばし思案したのちにいつも通りの丁寧さを従えて「たけるさん、ピーターポンの方が良いみたいです」と仰るじゃないですか。思わずふざけているんじゃないかと疑いましたが、OCOさんにかぎってこのタイミングでふざけるはずがありません。本心でピーターポンを勧めてきます。
そんなわけで僕が初めてつくる会社の名前はピーターポンになりました。悪ふざけがすぎるようですが、一度聞いたら忘れられない名前だと思いませんか?名刺を渡したらおそらく二度見されるはずです。「ピーターパンね、ん? ポン!?」てな具合に。遊び心に溢れていて良いです。何よりネーミングに携わってくれた人がとても多いというのは皆に愛される会社になりそうで誇らしいほど。
書類の提出は僕の最も苦手とする「THE 事務手続き」ですから、これもこれで珍騒動をやらかすのですが、それはまた今度。ところで何をする会社かってことはまだ聞かないでください。だってこれから考えるんですから。
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