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苦手のその先へ

事務作業を好きな人などいないと言う人もいますけど、明らかに得手不得手はあるでしょう。僕はとにかく事務作業が苦手。どのくらい苦手かというと、向き合うべき事務書類を前に現実逃避するかのごとく、この記事を書き始めてしまうくらい苦手。

2021年11月に会社を設立しました。これに伴い発生したのが苦手な事務作業のオンパレード。よく会社設立なんてできたと思う。

ちなみに僕は事務作業を夕食後の比較的遅い時間にやることが多いです。日中は外で仕事することも多いので、書類を持ち歩くのが手間だということもあるんだけど、なんか夜の方が落ち着いて向き合える気がするんです。おそらく気のせいなんですけど。だってこんな記事を書いてるくらい。

そんなわけで夜中に一人でしょっちゅう「アチャ〜」となっているわけです。例えば…

見本太郎の苦手

よくある記入見本を見ながらとある書類を記載していました。見本太郎さんとかのやつね。書き終えてほっと一息つきながら、郵送するために封筒に入れて糊付けします。

封筒を端によけて、見本や糊などを片付けようとすると、さっき封入したはずの書類が何故かそこにある。まさかと半信半疑で、たった今封をしたばかりの封筒を開けると中から出てきたのは記入見本でした。

ちなみに今回はやらなかったけど、氏名の欄に見本を見ながら「見本太郎」と名前を書き写したこともあるぜ!ある意味無心。

ハンコの苦手

こんなこともありました。会社設立の申請書類ってたくさん押印するところがあるんです。割印なんかも必要だったりします。昔の映画とかにある秘書がページをめくっていき、社長がポンポンハンコ押すアレをやりたい気分。

秘書なんて当然いないのに、調子に乗って必要以上にあっちもこっちも押印して、書類を書き直すことになりました。ほんとは調子に乗ったわけではないけど…。

コンビニの挫折

印刷はコンビニのネットプリントをよく使います。書き直しの書類を出力するためにコンビニへ。プリンタのタッチパネルで暗証番号を入力するとデータがダウンロードされるわけです。便利!

と思いきやそう簡単にはいかないのが苦手たる所以。コンビニのプリンタが現金オンリーだったんです。もっぱらコンビニの買い物はスマホ決済でしたから完全に油断してました。

家に財布を取りに戻るかしばし葛藤。戻っても往復で10分もかからない便利な都市生活です。でも「めんどくさい」という心理的ハードルはかなり高い。だってスマホを持ってコンビニまで来れば買えないものなんてほとんどないんですから。葛藤の結果ビールだけ買って帰りました。これは油断。ビールが苦いぜ。

ハンコの苦手、再び

ちなみに会社設立にあたっては会社の印鑑も作ります。実印、角印、四角い角印というと会社印3点セットなんて呼ばれることもよくあるみたい。僕の会社実印はキャップがついているタイプです。印鑑によく使われる篆書体という書体は読みやすいものではありませんから、見分けやすように外見を分けているということもあるんだと思います。だから2度ほどキャップのまま押印もしました。当然やり直し。

こんな調子なのでとにかく時間がかかるし、手間もかかる。自分のことながら世話も焼ける。調べるのが面倒で人に聞くという最後の手段も多用しました。お付き合いくださった皆様ありがとうございます。

苦手のその先へ

だけど、それでもどうにか前進しているんですよ。事務作業の良いところはやればやった分だけ前に進むということ。苦手といいながらもじわじわやっているおかげで会社もできました。

事務作業が苦手だということを時々SNSを通じてブツクサつぶやいてます。笑ってもらえたり、応援してもらえたり、代わってやろうか?と言ってもらったり。そんな皆様のコメントも苦手ながら前に進められている大きな要因の一つです。「苦手だ」と口外することも結構大切。これもSNSのユニークなところの1つかもしれないですね。

まだまだあるぜ事務作業。がんばれおれ!

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