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遊びにとって大切な忘れてはいけないこと
遊びにとって1番大切なことは何な、と問われると1番を決めるのは難しいのです。大切なことはいくつかあります。
楽しいことはもちろん大切だし、義務ではないということや、遊び以上の目的を設けないということなど、少し考えただけでも複数あげられます。
ですが、忘れてはいけないことならば、1つ思いあたるものがあります。逆に言えば忘れがちなこと。
それは楽ちん(手軽)であることだと思っています。もちろん、例外的に大変なことの結果得られる楽しさもあります。非日常的な体験から得られるものは、その殆どが大変さの裏返しです。スキューバダイビングは海まで行って、さらに潜って、初めてその遊びの醍醐味を体験することができます。わざわざ空気のないところまで行ってやっとです。
そう言った例外を除けば原則としては遊びは徹底的に楽であってほしいと考えています。なぜならばそれは毎日のことだから(そうあって欲しいから)です。
昨年からInstagramに遊びのヒントをアップしています。ここでも大切にしているのが楽なことです。これへ自分ごとだから余計にそうです。
子どもは毎日遊びたい。大人と子どもとでは遊びに求めるものが少々異なる。故に、大人はときに子どもと遊ぶのは大変だと感じる。
また、昭和の父親像よろしく、たまの休みに思い立ってたいそうな遊びを始めたところで、続かないようでは意味がない。
だからこそ、遊びは楽であるべきだと思ってます。もう少し言うと、
どこにでもあるもので、誰でもできて、応用が可能なもの
が理想的な遊びではないかと思っているのです。
ワークショップをやったり、遊びのアイデアを紹介するようなことをやる機会をいただく時にも、この原則は外せません。特に最近はオンラインでワークショップをすることが増えています。すると異なる環境で複数の子どもたちが参加するわけですから、手軽さや、どこにでもあるものを使うということの重要性は余計に高まります。
大人と子どもが一緒になって描画をするワークショップをやりたいのですが、実はこの道具のハードルをどうするのか?ということは悩みのタネだったりしています。
まぁ、結果的に僕の考える遊びはどこかヘンテコなものばかりになりがちなのは否めません。
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