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身体と心に作用する表現

絵を描く目的は人によって様々だと思います。そもそも絵なんて描かないという人もたくさん。絵を描く人はそれが仕事ならば、何かを伝えたいイラストレーションや、装飾的なものもあるでしょうし、自己表現としての絵画ももちろんあります。

趣味で絵を描く人は純粋に好きで楽しんでいる人から、リラックスなどを目的にしている人もいるのかな。

絵を描くことで心と身体に作用することは可能か?

最近、絵を描くことで例えば心を整えるとか、あるいは身体のコリを解消するとか、そういうことはできないだろうかと考えています。

例えば、ひたすらに丸を描くとか、とにかく線を引き続けるとかそういう反復行為としての描く行為には、精神統一のような効果は期待できそうですから、その延長線上には心を整えるというものが見出せそうです。写経とかも近いかもしれないですね。

さらにこれを拡大して考えていくと、なんらかの表現を行うことで肩こりが治った!とかそういうことはできないかなと(笑)

別に肩こりを治すことを目的にしたいわけではないのですが、表現の面白い側面を切り出せたらいいなと思っています。アートセラピーという言葉がありますが、たくさんの意味が含まれており、心理学から生まれた手法でもありますが、中には「トンデモ」なものもあると思います。

これらのアートセラピーとは全く別のアプローチで、描く行為が自分に「具体的に」作用させようというわけです。逆は簡単で、身体のコントロールが描く絵に影響をするというのはよくあります。

例えば、30cm以上の長めの直線を引く時に、呼吸を「吸いながら引く」「吐きながら引く」「息を止めて引く」ということをやると結果に違いが出ると思います。身体が絵に影響する一つの例です。この逆を考えてみようという試みです。

さらにそれを遊びとしてやれると、子どもも一緒に楽しめそうだなと思っています。大人も誰でも簡単に参加できるような。

また思いついたらここに書きます。まずはひたすら円を描く、から試してみようと思います。

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