『F.I.R.E』の基本

こんにちはハトムギです。
お金の勉強をすると『F.I.R.E』という言葉に出逢います。
これはFinancial Independence, Retire Earlyの頭文字をとっていて『経済的な安定を早期に確立して、早期退職する』という意味です。

『経済的な安定』とは、『1億円を年利5%で運用することで、年収500万円を得る』ことを指します。

早期退職をするかどうかは置いておいて『経済的な安定』を得ることは目指したいものです。

しかし1億円という大金を手に入れるのは簡単ではありません。
『F.I.R.E』を目指す上で重要なのが『目指し始める年齢』になります。

こちらのグラフをご覧下さい。
これは60歳で1億円を得るために毎月必要な金額の開始年齢別シミュレーションです。

【20歳開始】

【30歳開始】

【40歳開始】

ご覧の通り、
20歳開始　毎月6.55万円
30歳開始　毎月12.02万円
40歳開始　毎月24.33万円
が必要になります。

収入次第ですがFIREで年収500万円を目指すには20代から始める必要があります。

執筆している私は昨年38歳からお金の勉強をして39歳になる今は毎月10万円を投資に回せています。
では、私が60歳でFIREを目指したらどうなるのでしょうか？

21年間、毎月10万円を年利5%で運用すると60歳になる頃に4443.42万円を築けます。

ここでFIREした場合、
4443.42万円×年利5%
↓
年収222万円になります。

新卒年収以下ですね。
私は初めて計算してこれを見た時に『FIREできないなら目指す意味ないじゃん』と思いました。

しかし…この222万円は労働して得るお金ではないことに気付きました。

つまり！FIREとは『不労所得を形成する』と言う事なのです。
不労所得で年間222万円を得れるのは魅力的です。誰でも目指せます。39歳の私でもこれが目指せます。
20代や30歳であればもっと大きな不労所得を作ることができます。

『FIRE＝不労所得を得る』
これがFIREの基本です。