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イーストロンドン2人暮らしのお家探し

こんにちは。

いよいよ、3月にロンドンへの引っ越しが迫り、年始からドイツの諸々の手続きに合わせて、ロンドンの家探しでかなり忙しくしておりました・・・

結論から言うと、先日やっとロンドンのお家が決まりました!!!!ので私が経験したお家探しの手順をシェアしたいと思います。

家探しの条件

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私たちは以下の条件で探しました。

① シェアハウスではなく、私たち2人だけ住める物件

② 慣れ親しんだイーストロンドンエリア(Hackney)のみ

③ スタジオフラットではなく、少なくとも1ベットルームフラット(寝室とリビングが別室)であること。

です。今回探したのは、シェアハウスではないので、

一人暮らしの物件を探す方や、私のようにカップルで一緒に住む物件を探されている人には参考になるかもしれません。


ロンドンの家探しに使ったサイト



Rightmove  ー 不動産屋の物件が多く、スタジオや1+ bedroomフラットを探すのにかなり有力なアプリです。

平日であれば毎日新しい物件が更新されていて、フロアプラン、ストリートビューなど必要な情報が見やすい信頼できるサイトです。

Zoopla ー 不動産屋もお勧めするぐらい見やすいアプリで、ほとんど全てのアプリに新しく追加された物件をまとめて表示してくれる、不動産アプリのスカイスキャナー!のような存在です。

私のお気に入りは、全てのアプリをチェックしなくてもこれ一本でまとめて見れてしまう所。そしてなにより、カウンシルタックスやUtility Billも含めた大体の費用を家賃とは別に表示してくれる所!

特にロンドンは、住んでいるお家やお部屋によって、カウンシルタックスバンドが変わってきますので注視して見たい所。

ちょっと使いづらかったのは、Zoopla アプリ経由で連絡するとなぜか返事が返ってくるのが遅いことです。ほんとに興味のある物件は、Zoopla経由ではなく、アプリ上に掲載されている不動産屋に直接電話することをオススメします。オファーの遅さで物件取り損ねることもザラにあるので、早さ!は大事です!!!!

OpenRent ー Private Landlord の物件が多く、エージェントと契約する際のへんな緊張感がありません。大家との直接契約になることが多いので、しっかり物件を見極められます。ちなみに、いろいろなアプリを使いましたが、私はOpenRentで今回のお家を決めました!


ロンドンの物件探しから実際に決まるまでのざっくりした流れ

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エージェントにて契約する場合と、個人大家の契約の場合とでは違う場合がありますが、エージェント経由で契約する場合の流れはこんな感じでした。

①気になった物件にメールを送る

②内見の日取りを決め、内見にいく

質問があれば、帰宅後この段階でたくさんメールで質問してみてください。

③気に入ったら、オファーをする

オファーとは、この物件に対して真剣に契約することを考えていることを伝えること。その場合、holding deposit を払うのが普通です。H/Dを支払った時点で、その物件はテナントの仮押さえになります。そのあとリファレンスチェックが始まり、リファレンスが受理されれば、その物件はどのアプリのサイト上からもLET AGREED, under offerそのような表示になり、他の人がオファーをすることができなくなります。

holding deposit は、1週間分の家賃のお値段が相場です。一度払ったholding deposit は、個人都合では返金されません。例えば、H/Dを払った後にもっといい物件を見つけたのでオファーをキャンセルしたい場合、返金はされません。

ただ、この後の段階のリファレンスに問題がありオファーが不動産屋によって拒否された場合、H/Dは帰ってくるのが普通です。←でも念のため払う前に確認してください!不動産屋によって、ルールが違うこともあります。

④リファレンスを提出する

リファレンスとは、テナントがきちんと家賃を毎月払える技量があるだけの相応しい人間であるかを不動産屋がチェックするために求められる書類です。

基本的には、イギリスでの仕事のみしかカウントされません。厳しいと、イギリスの銀行口座の残高のみしかみてくれない不動産屋もありました。不動産屋によってどのリファレンスがいるか、H/D全く違うので確認しましょう!

私たちの場合、彼がイギリスで仕事があったので、

(1)彼の仕事の給料明細3ヶ月分

(2)彼の上司からの雇用証明リファレンスレター

(3)彼パスポート

※もし、2人ともイギリスで働いている場合は、同じものを2人分用意。

この時私は、ロンドンの家探しを遠隔のドイツで行っていたため、ドイツで仕事をし、日本の副業でお金を稼いでいました。が、イギリスでの稼ぎは無いため全て収入とみなされませんでした!!!!

不動産屋にもよりますが、£1300pcmの物件を借りるのには、収入が2人合わせて38-40kぐらいあることを証明しなきゃなりません。

そのため、とても幸運なことに彼の両親が保証人(guarantor)になってくれるとのことでした。※結局保証人無しでの契約に成功したので、一安心でした!

保証人の資格も、保証人がイギリス国内にいることだけでなく、働いているか?国内に物件を保持してるか?など、本当に不動産屋によって条件が異なるため保証人を立てる場合にも先に不動産屋に確認しましょう。

④オファーがおりたら、契約書にサインし、残りのデポジットと1ヶ月分の家賃を前払う。

晴れてリファレンスも受諾されオファーが降りたら、契約書が送られてきますのでよーくみてサインします。英語のわかる人に、細かくチェックしてもらってください。のちのちトラブル回避のためにも本当に大事です。サインしたら、もう内容について文句は言えませんので、不可解なものを発見したらすぐ問い合わせしてください。

ちなみにここで支払うデポジットは、多くの場合5週間分の家賃なのですが、既にholding deposit として支払ったものはデポジットの一部として換算されるので残りの4週間分を支払います。

⑤インベントリーチェック

もう一度不動産屋と、物件をみて既に物件に欠陥がないか、傷んでいないか、を入居前に確認します。

⑥鍵受け取り、入居

おつかれさまでした、おめでとうございます🌸となります。

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個人的には、初めてのイギリスでのお家契約だったので、リファレンスとH/Dの支払いの手順に疑問が湧きまくりで、不動産屋にたくさん質問をした所、ウザがられ、慎重にやりすぎたせいでそうこうしている間に他の方にH/Dを払われオファーさえできなかった物件がありました。それがあって、学べたので良かったですが、とても気に入ったフラットだったので逃したときは、とてもショックでした。みなさまは、同じ思いのなきよう願ってます。

実際に私たちがゲットしたお家🏠

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大好きな物件を逃した後、実にそのあと3週間は7件ぐらいの内見をしてもしっくりくるものに出会えず、毎日アプリをチェックし、内見、なんか違う…、繰り返しでかなり骨の折れる作業でした。

予定の入居日から1ヶ月半前から、家探しをスタートして、実際に決めたのは入居の3週間前。なかなかギリギリでした。シェアハウスではないので、やはり入居1ヶ月前ぐらいに決めておくほうが、心に余裕が出ます。

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嬉しくて、ツイートした内容がこちら。

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2人ともとても、求めるものが高くて、

お得なお値段で立地も譲らず、広さもほしい・・・

そんなに甘くありませんでした。笑

結局、やっぱり立地と広さと大きな窓は譲れなかったので、すこし予算オーバーの物件に決定しましたが、本当に本当に本当に控えめに言っても、我ながら最高の物件だと思います

先程も言った通り、OpenRentというアプリで見つけた物件に決定したのですが、その利点が

✔︎ Private Landlord との契約だったので、家賃交渉が簡単だったこと

✔︎ 大家の人柄がわかるので、書面だけでの契約でなく信頼関係のもと安心して借りれること

✔︎ 私のリファレンスがなくても、OKだったこと

です。

最後のリファレンスは、不動産屋ではまずありえないことですね。私たちから、保証人立てますって言った所、要らないよ!彼のリファレンスだけくれればそれでいいよ〜とのこと。本当に気持ち的にも助かりました。

この後もいろいろ話をしていくと、今のテナントも大家のことをとても融通のきくフレンドリーな人だとreassureしてくれて、私たちは本当に満足しながら契約を進めることができました。


と、ざっとこのような感じなのですが、

あと2週間で念願のロンドンへ移住が舵を切ります。実際に家に着いたら10日間の隔離が待っているためたくさんお写真を撮ってシェアできたらとおもいます。

ちなみにここに貼った写真は実際のものではありませんので、あしからず。

みなさんの参考になれば!とおもいます。

ではでは。





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