2020.3.22時点での自分用メモ

仕事の関係もあるので新型コロナウイルスを巡るニュースは一応目を通すようにしてて、先日(3/19)の厚生労働省が出した提言も目を通した。記者会見の質疑応答の生中継は見ていなかったんだけど、その後のメディアの記事でなんとなく内容はフォローしている状態。

twitterのTLがいわゆるエコーチェンバーにならないようにしているけど、とはいえ個人が無意識に選択したり避けたりしているものは絶対あると思うので偏りはあると思う。偏りがある、ということを認識しながら軸足をどちらかだけに置きすぎないというのが必要なのかもしれない。この場合の「どちらか」は極端な悲観主義と極端な楽観主義を指す。

なんで自分用メモを書いておこうと思ったかっていうと、この時こういうことがあって、自分がどう考えたかってのを残しておいた方がいいと思ったからです。じゃないと忘れる。こんな大騒ぎのこと忘れるわけない?いや、忘れる、忘れるんです人間は。あと私は医療についても感染症についても専門家ではないので、基本的に見聞きすることしかできず、自分は発信する立場にない。twitterのRTで「発信した気」になるのもこわいし、「何かを(誰かを)啓蒙したような気」になるのもこわい。あまり人の読まないnoteぐらいがちょうどいい。誰かに向かって書くというよりは、自分に向けて書いてみるという感じです。

・劇的にこの状況が改善することを期待しない。ワクチンが!特効薬が!そういう都合のいい展開は現実では起こらないと肝に銘じる
・もはや「誰も感染しない」というフェーズではなくて、「全員ができる限りゆっくりと感染する」というフェーズ。つまり誰もが「うつるかも、うつすかも」と認識しなきゃいけない
・生活必需品はいつ買い占め行動が加速するかわからない。最低限の備蓄はしておくこと。モノがあっても物流が死んだら消費者に届かないのは同じ。ロックダウンになっても最低限しなない行動をとっておくこと
・一般消費者の行動を制限することには意味がある。ワシントンポストがツイートしたモデルがわかりやすかった

・日本で爆発的感染が起こっていない要因がこれ!とは誰も断言できない状況。つまりいつでも爆発的感染が起こりうる。
・日本は全数検査をしていないからという批判については現状聞き流す。実際にはもっと多くの人が感染しているであろうというのはその通り。
・イデオロギーの別なく専門家は「全数検査には意味がない」と言っており、実際の日本での死者数が爆発的増加に至っていないこと=現在の方針が的外れではないと評価するほうがいい。
・死者数を誤魔化しているなどの陰謀論は単なる思考停止なので取り合わない。
・簡単に検査ができるとなった場合、もっとも無駄な「コロナではないという証明」を求めて受診する(日本は皆保険だから受診のハードルが低い)という人が出てこないとも限らない

・一時期「若者の行動」という言葉だけが独り歩きして批判されていたが、若者の行動がダメなのではなく、無症状、または軽症ですむ若者の行動を制限することが疾患のあるもの、高齢者など弱者に感染させないためのキーであるから(報道の切り取り方がよくなかった気がする)。
・エンタメ、イベントの自粛について。「多数の人の移動が全国規模で発生する」=「大規模」ととらえること。
・本当は開催しない=ノーリスクなので、それが一番望ましいが、ひたすら抑え込んでもそれを解除した途端に爆発的感染を引き起こしかねないし、ある程度の行動を制限する代わりに譲歩するラインも示したというのが現状という理解
・あっちはよくてこっちはだめなのか、という比較論は(したくなるけど)自分の首を絞めるだけなので今は興味のないことにまで首を突っ込まないほうがいい
・オリンピックの開催問題と比較して強硬な姿勢になるのもほどほどにしたほうがよい。4か月先の五輪より目先の命
・興行側の休業中の補償問題は重要な課題だけど、私たちがそればかりを見ていてもしょうがない。できることがあれば全力でやる。
・感染を拡大させない3条件の遵守はもちろんだが、それもこの3連休での緩みようが2週間後にどのような形で出てくるかにもよる
・自分が取れる行動を考えた時、主な外出要因は芝居と映画なので、ここのリスクを下げることを考えなきゃいけない。芝居に関しては、上演が再開されるとしても「時間が空いてるから」みたいな理由でチケットを取ることはしばらく控える。「これを見逃したら後悔のあまり心が死ぬ」というものにできるだけ絞る。
・映画は事前販売の様子などからほどよくスペースが確保できそうなタイミングを見計らう。タイミングが合わなければ劇場での鑑賞は見送る。

はー。書いてよかった。やっぱり書くと自分の中で整理ができる。
あと個人的に気になっているのはうちは実家の父が肺疾患持ちの高齢者なんだけど、うちに限らず全国的に「若年層と高齢者が濃厚接触する」だけでなく「全国規模でひとの移動が多数発生する」イベントの最たるものであるゴールデンウィークについてどういう指針が出るのか、注視しておきたいです。

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