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私小説『地球学徒の日記』

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✙この作品は、夢小説『スタウロライト 十字石の追憶』の外伝です。登場人物は本篇と同じですが、こちらは現実世界の日本国内(令和時代)を舞台とし、実在の事象を題材にしております。本篇…
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#ライトノベル

六本木と現し世の行方(2024年6月2話)

 今回の話題は「六本木の夏祭」「インドの古典を読む」「イスラエルと私達」「東京に二つある三田という地名」「ユダヤとアッシリア」「キリストの弟」「教会と現代人の堕落」です。 6月16日(日曜) 六本木 季節外れの学園祭 本日は、港区の六本木(麻布区域)と乃木坂(赤坂区域)の間にある会場で、コンサートと模擬店を組み合わせた学祭風ライブ「季節外れの学園祭 灼熱の夏篇」が開催されました。今日は「父の日」でもあり、幾つかの外出プランを考えていたのですが、主演の梨木つむぎ様から案内を頂

2023(令和五)年12月2話「弥勒の世 一者への道」

私小説『地球学徒の日記』 2023(令和五)年12月2話 「弥勒の世 一者への道」 べ…別に作者は某船長の事なんか全然好きじゃないんだからねっ! 12月14日(木曜)大森駅のスープが美味しい件  理髪のため、大森駅に向かった日の帰り道。ヒジリお姉ちゃんの勧めで、駅ビル内のスープ屋さんに寄りました。  メグミさんは「温野菜とチーズのブラウンシチューと北インド風バターチキンカレーのセット」を注文。このお店はスープを中心に、カレーセットなども取り扱っています。また、ヒジリお姉

2023(令和五)年11月2話・12月1話「東京下町の都市河川(目黒川・呑川)を巡る」

私小説『地球学徒の日記』 2023(令和五)年11月2話・12月1話 「東京下町の都市河川(目黒川・呑川)を巡る」 風邪で倒れていた先月の気持ちを切り替え、晩秋11月(霜月)が始まりました…が、急に暑くなったり寒くなったりと、落ち着かない秋の終わりですね。 11月12日(日曜) 逗子の聖母神  今夜はメグミさん達が、三浦半島・相模湾の逗子市にある寺院を訪れました。逗子は元々、東隣の横須賀市の一部でしたが、1950(昭和二十五)年に逗子町として独立し、1954(昭和二十九)

デジタルアートセンター横浜におけるテキスト作業の紹介 筆者(笹木顯)の事例を中心に

自己紹介 私(笹木顯)は、大森貝塚・池上本門寺・羽田国際空港などがある東京大森・蒲田(大田区)で生まれ育ちました。子供の頃から、興味のあるテーマを調べたり、ゲーム機で遊んだり、文章を書いたりするのが好きでした。  その後、大学に入って地理学などを学び、多くのレポート・論文を執筆し、塾や学校の仕事を手伝った経験もあります。また、可愛いキャラクターが登場するライトノベル・ノベルゲームの制作にも没頭しました。  こうした経緯から、人生と世界(地球と宇宙)について勉強し、その学