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私小説『地球学徒の日記』

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✙この作品は、夢小説『スタウロライト 十字石の追憶』の外伝です。登場人物は本篇と同じですが、こちらは現実世界の日本国内(令和時代)を舞台とし、実在の事象を題材にしております。本篇…
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#池上駅

次代の芸と久遠の道(2024年5月2話)

 5月22日(水曜)、身分証明書を更新するための書類を、区役所の分館(福祉庁舎)に提出し、無事に手続き完了しました。筆者は2年に一度、このためだけに証明写真を撮っているらしいです。  さて、それでは5月後半の記事になります。 5月25日(土曜) 第8回 横浜トリエンナーレ 「野草:いま、ここで生きてる」 デジタルアートセンター横浜では、土曜出勤の有無が週によって異なりますが、月末に土曜出勤日がある時は、午後に外出などの企画を実施する事があります。  私達は今日、月末土曜

復活祭 絵本と聖書と法華経(2024年3月3話)

 大森池上の街道で、美味しく健康なネパール料理を作って下さっている「アジアンダイニング ヒマラヤ」が、ネパール本国に食材を仕入れに行くため、ひと月ほど休店する事になりました。ここの常連客であるメグミさん達は、休店前最後の料理を頂きました。  なお、池上町の北隣にある馬込町に、同じ系列のお店があるそうなので、ヒマラヤの味が恋しくなったら、そちらに向かうのも選択肢ですね。 3月24日(日曜) アフリカの絵本と対句表現 日曜なので、ヒジリお姉ちゃん達は教会に向かい、今回も聖歌

2024(令和六)年1月「末法の神国」(望月まぅゆ特集)

私小説『地球学徒の日記』 2024(令和六)年1月 「末法の神国」(望月まぅゆ特集) 明けまして2024(令和六)年を迎え、仲冬1月(睦月)になりました。しかし…。  不穏なニュースに胸を痛めながら、メグミさん達は初詣に向かいました。  この寺院では10月の例大祭に加え、お正月も多くの屋台が出店し賑わっています。その一つが鯛焼屋さんですが、良く見てみると「特製カレー味」の鯛焼という見慣れぬメニューも売っていました。落ち込んだ気を取り直し、今年も頑張りたい所です。 1月

2023(令和五)年12月2話「弥勒の世 一者への道」

私小説『地球学徒の日記』 2023(令和五)年12月2話 「弥勒の世 一者への道」 べ…別に作者は某船長の事なんか全然好きじゃないんだからねっ! 12月14日(木曜)大森駅のスープが美味しい件  理髪のため、大森駅に向かった日の帰り道。ヒジリお姉ちゃんの勧めで、駅ビル内のスープ屋さんに寄りました。  メグミさんは「温野菜とチーズのブラウンシチューと北インド風バターチキンカレーのセット」を注文。このお店はスープを中心に、カレーセットなども取り扱っています。また、ヒジリお姉

2023(令和五)年11月2話・12月1話「東京下町の都市河川(目黒川・呑川)を巡る」

私小説『地球学徒の日記』 2023(令和五)年11月2話・12月1話 「東京下町の都市河川(目黒川・呑川)を巡る」 風邪で倒れていた先月の気持ちを切り替え、晩秋11月(霜月)が始まりました…が、急に暑くなったり寒くなったりと、落ち着かない秋の終わりですね。 11月12日(日曜) 逗子の聖母神  今夜はメグミさん達が、三浦半島・相模湾の逗子市にある寺院を訪れました。逗子は元々、東隣の横須賀市の一部でしたが、1950(昭和二十五)年に逗子町として独立し、1954(昭和二十九)