照葉樹林物語「失われた大陸と長江文明、そして日本建国への道」
照葉樹林文化って何? 照葉樹林文化とは「照葉樹林に覆われた地域には、共通した文化が見られる」という考え方です。具体的には「ヒマラヤ山脈(ネパール・ブータン)・アッサム(インド北東部)・東南アジア北部・江南地方(長江などが流れるチャイナ中南部)・台湾・韓国・西日本」などの暖温帯に照葉樹林文化が見られ、その中でも「ブータン・アッサム・北ビルマ(ミャンマー)・雲南・貴州・湖南」の地域(特に雲南高地)は、照葉樹林文化の中心と考えられ、その形から「東亜(東アジア)半月弧」と呼ばれます