20220113_ペンギンを蒸す機械

今日も原神をちょっとやって、FF14を進めた。原神は風龍廃墟に到達したあたり。飛んでるだけで楽しくなってきた。

最近流行りのWOMBO Dreamを使ってみた。AIが与えられた言葉から絵を描いてくれるんだけど、それがまた味わい深い。これは「penguin steam machine」から生まれた絵。これをAIが描くっていうんだから凄い時代になったもんだ…。


FF14暁月日記

・今日はラグナロクに乗って、色々あった。

・いざウルティマ・トゥーレへ。号令をかけるアルフィノで「エンタープライズ、発進!」がフラッシュバックして最高になったし、スリーピングウェイのワタワタ感は天元突破グレンラガンを思い出した。魔導船ラグナロク起動の時に蛮神達が力を貸してくれたのももはや熱過ぎる。

i love it, rabbits.

・いきなり船内にメーティオンが現れたと思ったら、絶望をばら撒いていった。これもグレンラガンのアンチスパイラル戦じゃん。いつの間にガイナックス始まってたんだ。って思ってたらサンクレッドが消えた。ヴィラル的なアレかと思っていたのに…、
・サンクレッドが消えた。護るという意思を遺して。この時点で嫌な予感はしていた。
・竜達が機械に蹂躙されたって話を聞く。オメガだなぁ。きっとオメガだ…。

コム・ノスク : 遠い……遠い……すべては霧の向こうだ……。
鮮やかなものは、何もかも……。
コム・ノスク : 我ら竜は、愛であった……力であった……誇りであった……。
高潔であろうとし、事実、それそのものだった……。
コム・ノスク : だというのに、敗れたのだ……。
あの黒と鈍色の兵団に……
血の繋がりを持たず、信念すらもない兵器(もの)たちに。
コム・ノスク : あぁ……敗北は我らの威風を止めた……。
大気は淀み、我らは沈む……。
すべては霧の向こうだ……鮮やかなものは、何もかも……。
ウェイ・フェスク : 聞く……?
いったい、何を聞くというのか……。
ウェイ・フェスク : この世の愚かしさが、我を石へと変えたのだ。
石は羽ばたかず、語らわず、咆哮を上げもしないが、
静観と沈黙はもっとも利口だ。
ウェイ・フェスク : ただひとつ、あの光景だけが、今も我の喉を震わせる。
外れの岩地の「アーム・ノール」……
謳われなかった竜詩たち……。
ウェイ・フェスク : いかにして、あれを語れようか。
竜詩でも……ましてや言葉などでは……。
然して我はまた、石へと戻るのだ……。
アル・エンド : 血の海は満ち続け、痛みは止め処もない。
壊し、壊され、戦いの輪廻は巡り続ける……。
アル・エンド : ならば、高潔な竜として……
そうあった者の最後の矜持として、その輪廻から抜けよう。
アル・エンド : 我らは己が断絶を以て、繰り返される戦いを否定するのだ……!
エスティニアン : ……確かに、うちの星にもそんな道を選べる奴がいたら、
俺は家族を喪わずに済んだだろうよ。
エスティニアン : だがな、本当に平和を願ってる奴は、
そんな風に何もかも諦めて、メソメソと燻っていたりしない。
エスティニアン : 理想を持って、ぶつかって、傷ついて、
それでも武器より先に手を差し伸べようとする……
エスティニアン : そうしてこそ悲しみの連鎖を断ち切れると、
俺を救った男が、命を張って示していた……!
エスティニアン : お前たちのやっていることは、高潔でもなんでもない。
不貞腐れたガキの負け惜しみだ。
エスティニアン : それっぽっちで……
譲れないものを背負って戦い抜いた、
俺とコイツを止められるものかよ!

・エスティニアン!!!!!!涙するアルフィノに絆されて泣きそうになった。風のような漢だった…。ここで嫌な予感が確信に変わった。
・次のエリアに進んだら、めちゃくちゃ好みの種族が出てきた。イーアとかいう連中、見た目も思想も好き過ぎる。死生観も好きだし、全知になってしまったのも好きだし…、まるで俺が書いたシナリオみたいだ。俺もこいつらと一緒に終わりたい。

コフ=コーグ : 見たところ、君たちは私たちと同じ、エーテル性生命体だろう?
ならば、君たちの肉体と、私たちの「有していた」肉体は、
近い性質を持っているはずだ。
コフ=コーグ : だから、いくらか質疑応答をさせてほしい。
視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚……
それらから生じる感覚質(クオリア)について。
コフ=コーグ : ざっと、198,712,180,827問ほど、答えてもらっても?
グ・ラハ・ティア : ええと……悪い、それはどういう……?
コフ=コーグ : ああ、説明を省きすぎてしまったようだ。
コフ=コーグ : 私たちは、ずいぶん前に肉体を捨てていてね。
この度、それを再び取得しようと考えたものの、
正解を見失っているんだ……ハッキリ言ってね。
コフ=コーグ : たとえば、神経を正しく配置してみたものの、
それらを通して得る「感じ」が、当時と一致しているかを、
もはや誰も判断できないというわけさ。
グ・ラハ・ティア : なるほど。
でも、どうして肉体を取り戻そうと……?
コフ=コーグ : 決まっている……終わるためだよ。
コフ=コーグ : エーテル消却装置に飛び込めば、造作もないことだがね。
個人的に、それはナンセンスだと思っているのだ。
コフ=コーグ : 肉体を得ることで、「限られた時間を生きる」という感覚を、
最期に味わって終わりたい……
まあ、懐古主義と呼ばれる行いだよ。
コフ=コーグ : 原初、私たちの今いる宇宙は、小さな「点」だった。
ある瞬間にそれが弾けて、広がりだしたのだ。
コフ=コーグ : 後進の、それもひとつの星の表面に張りついている種族では、
理解が及ばないかもしれないが……
その宇宙の広がりは、いまだに続いているのだよ。
ラァ=ラーク : そして……これが最も重要なことだ……
私たちは、広がり続けた先に何が起きるのかを突き止めた。
ラァ=ラーク : 星々は、あまりに遠く引き離される。
そうなってしまった宇宙では、もはや熱は巡らない。
ラァ=ラーク : すべての星は凍てついたまま、新たな星が誕生することもなく、
永遠の終わりを迎えるのだ。
コフ=コーグ : この結論に間違いがないか、あらゆる方面から検討をした。
同時に、現実的な回避方法についても、星を挙げて研究したよ。
コフ=コーグ : ……それらの研究が、「徒労」の例文として、
私たちの辞典に掲載されるようになるまでね。
コフ=コーグ : 宇宙は終わりを迎えるし、
それを回避することは不可能だったのだ。
ラァ=ラーク : 結末が確定した時点で、私たちの発展は頭打ちになった。
終わりまではまだ「しばらくの」時間があったが、
それが何の慰めになる?
ラァ=ラーク : 考えてもみたまえ。
種の誕生以来引き継がれ、充実させてきた知の保管庫が、
やがて跡形もなく消されるとわかったのだ。
ラァ=ラーク : しかも、その消失を悔やんでくれる者も、
復元を試みる執念深い考古学者も、永遠に現れない……
宇宙ごと終わるとはそういうことだ。
コフ=コーグ : 私たちの誇ってきた知識は一転、
いかに見当違いで無意味なことを重ねてきたかを示す、
痴れ者の象徴となった。
コフ=コーグ : 最大の発明だった「永遠の生」も、もはや苦痛でしかない。
エーテル消却装置を使って、己を消し去る者が現れはじめた。
コフ=コーグ : ここにある碑は、そうした者たちの辞世の言葉を刻んだものだ。
……それすらも虚しいと、遺さなかった者は多いがね。

・ヤシュトラが最後に言った「知ることをやめる方が幸せだなんて、私は思わない。」という言葉が俺の心に突き刺さって抜けない。ブータンの人々が最も幸せであることについて、科学の豊かさを知らないからだと揶揄する意見がある。失礼かもしれないが、彼らにとっては知らないことこそ幸せなのだと。
でも、科学を探究するものとしては、ヤシュトラのように”そんなことはない”と断じたい。知ることこそが幸せ、なんじゃないか?仮にそれで知らない幸せを捨てることになったとしても、それが如何に徒労であったとしても、俺達は徒労するために生きてるんだから。

ヤ・シュトラ : 宇宙が終わる? すべてが無駄?
……だとしても、こんな面白いこと手放せない!
ヤ・シュトラ : 私は、私の世界を見通し続ける。
あなたたちの結論は……好奇心のひとつも、殺せなくてよ。

・好奇心は猫をも殺すのだ。実際、全てを知ったら死にたくなるんだろうか?分かんないなぁ、全てを知ったことがないから。
・メーティオンが解脱を勧めてきた。終末は解脱だって以前日記に書いた気がする。でもここまで来て解脱できねえよ。未練しかない。
・ヤシュトラとウリエンジェを見送ったら、オメガみたいな空間に来た。やっぱりお前らじゃないか!というところで今日はおしまい。

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