20230130_誕生日

今日は誕生日!!29歳になりました。あと1年で30代…10の位が回ると一つ区切りが付く気がする。20代の有終の美に相応しい年にしよう。
という訳で帰ってきてからは、もはや負債として積まれていた「エデン条約編」を終わらせた。感想は日記の下の方に書きます。

夜はのんびりWarlanderをやっていた。やっぱ僧侶が楽しいわ。アサルトボウガンを持ってヒール回してるだけでめっちゃ活躍できる。


今日のブルーアーカイブ(ネタバレ含む)

エデン条約編、4章27節まで読み終わりました…。今までずっと溜めていたのを、友人達が読め読めと急かしていた理由がわかった気がする。
結論から言ってとても面白かったし、百合園セイアが一番可愛くて、下江コハルが始終MVPだった。聖園ミカももちろん可愛かったんだけど、あの執着と自虐とすれ違いには、どちらかというと憐れみを含んだ庇護欲が湧いてしまった。

エデン条約編の好きポイントとして、許しと赦しがある。
セイアちゃんは悲しい行き違いとはいえ自分を殺めようとしたミカを「許し」た。

「許し」とーー

一方で、ミカは憎悪の元凶であるサオリとアリウススクワッドと、自分自身を「赦し」た。

――「赦し」。

この「ゆるし」の差はエデン条約編での罪に対する認識と、それに対する向き合い方の差なのだろう。
許しは、一般的な規則からの逸脱に対するニュアンスが強い。このシーンを見たとき、セイアちゃんはこんな喋り方するのに、「赦す」と言わないなんておかしいとまず思った。でも今考えると、あえて「許し」たのはあくまでも対等な友人として、ミカのことを想っているからなんだろう。
赦しは、より過去の罪について重く受け止めているニュアンスが強い。そしてこの言葉を使う関係はあまり対等には感じない。だからこそこのシーンでは、サオリへの慈悲とミカの自罰的な側面が上手く表現されていると感じた。

それとベアトリーチェの思想も好き。俺自身も、人間の進歩の歴史は差別と戦争の連続だと思っているから、彼女の退廃的で破滅的な思想は共感できなくとも、理解はできる。彼女が生徒達を搾取されるべき存在だと言い切ったことに対しては怒れるけれど、俺はその存在自体は否定できない。搾取されるべき大衆は既にこの社会にありふれているから。生徒のためを想うが故にこの話はハッピーエンドになっているだけで、我々はただの社会人で、本来は民主主義の奴隷なんだということを思い出させてくれた。
全ては虚しい。どこまで行こうとも、全てはただ虚しいものだ。

傲慢

俺、誕生日なのに…。

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