20210817_疑問が尽きない

ゆる言語学ラジオに目下どハマリ中なんですけど、言語学に対する疑問と要望が尽きなさ過ぎるので、書き溜めておく。上2つはもうお便りに出したんだけど、足りねえよ。2つじゃ。

・ソシュールから広がっていった構造主義の潮流について。ロラン・バルトが提唱したエクリチュールやスティルの概念、「作者の死」について解説してほしい。
・人工言語について。最も有名な人工言語であるエスペラント語について解説してほしい。人工言語は指輪物語のシンダール語とか、バーフバリのキリキ語とか様々な創作物で描かれているが、これらは言語としてどの程度精密に描かれているのか。エスペラント語は国際補助語として設計されたが、こういった言語が国際共用語になることはあるのか。(余談としてエスペラント語がモチーフになった言語創生ゲーム「エスペライゼーション」で遊んでみてほしい。)
・日本語特許などを読むと、一意的な表現のために不自然な文章になっていることが多い。日本語論文も冗長になることが多く、日本語は「曖昧である」と感じる。これは格助詞の影響なのだろうか?言語によって一意性などの差異があるのが不思議に思う。
・定型句はどのように広まっていったのか。例えば「無人島に一つ持っていくなら?」という問いは世界共通に見られるのか?定型句(故事成語、ことわざなども含む)はいつ、どこで生まれ、何故広まったのだろう?ミームは何をきっかけに生まれることが多いのか?
・科学技術はエロと戦争をトリガーに発展する。言語体系はある出来事(産業革命など)や人間の本能をきっかけに爆発的に変化することはあるのか?
・民俗文化は気候風土に強く影響を受ける。同様に民俗文化は言語からも影響を受ける。では、言語は気候風土に影響されるのか?例えば熱帯雨林では音が聞き取りづらいため母音が発達しがちになる(子音は響き難い)など、傾向が生まれそう。これは人種(白人と黒人では明らかに骨格にも差がある)などからも影響を受けそう。
・ドイツ語は格好いい、中国語はまくし立てるようで威圧的、フランス語は華やかなどのイメージがあるように思う。これは音象徴によるものか?言語によって現れやすい音というのは存在するのか?
・英語の読みの不自然さについて。ghotiなどとも揶揄されるように綴りと読みが乖離している。フランス語などの影響を受けているらしいが、語源的なうんちく語りが聞きたい。
・フィクションでは言霊や呪文のように言葉の配列が世界に現象として影響をあたえる。これは音に意味があるというソクラテスの主張を、様々な作家が無意識に実践した結果なのだろうか?

神椿報奏部 vol.4だ~~~!可愛い情緒ちゃん可愛い。しゃーまんしゃーまん



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