20211022_Detroit: Become Human

今日は新しい仕事を任されて、めちゃくちゃうきうきで業務をこなして、帰りにセブンイレブンで豚ラーメンを買って帰った。最高の自由って奴だ。明日は土曜日だからってたくさん一味をかけて食べた豚ラーメンは美味しかった。豚ラーメンを食べたら眠くなって寝た。

起きたら20時半を回っていて、それから「グランギニョル」っていう演劇を観た。吸血鬼と人間が織りなす悲劇…だと思うんだけど、とても言語化し辛い作品だな。ただ良かった。

その後、ゲームをやりたくなったから「Detroit: Become Human」を終わらせた。この作品の総評としては最高だった。恐らく数年前にやっていたら、今の俺の思想に影響を与えたと思うレベルに突き刺さる内容だった。
最期までプレイしてもやっぱりマーカスとカールの関係が好きで、マーカスの自由のために終盤の選択肢を選んだ。コナーとカーラは…残念だったね。あの二人はあえてバッドエンドを選んだところがあって、なんというかその方が美しいと思ったから尊い犠牲になってもらった。彼らの犠牲の上にマーカスが自由の旗を掲げてる光景が、俺の選んだ結末だった。そこにはノースもジョッシュも居なかった。ただマーカスだけが、そこに立ってた。

アンドロイドへの恐怖は極端な例だけど、黒人差別や宗教迫害、もっと身近な例で言えばいじめとかにも、人間は未知を恐れてそれを依り代に団結する愚かな生物だということが表れている。自分以外の知的生命体は、実はあなたのすぐ隣にも存在しているのに。ただわかりやすい見た目とか思想の違いでカテゴライズして、それをあたかも正義みたいに振りかざすことでしか、人間は自己と共感を証明できないのだ。なんて悲しい生物なんだろう。悲しくなくするために生きているはずなのに、なんでだろうな。

エクス・マキナイヴの時間、観たくなっちゃったな。



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