不誠実な元カレと、私の新しい趣味【前編】

皆さんお疲れ様です。

今日は私の趣味と、過去の恋愛話を…。
誰得な内容ですが、無駄に長くなってしまったので
まさかの前後編に分けてお送りします。笑

私はジャニオタです。オタ歴は15年以上。
学生時代から今日に至るまで、私の人生にはいつもジャニーズがいます。

そんな私に昨年、新しい趣味が出来ました。
それはゲーム実況を見ることです。

好きな実況者は、キヨさん、レトルトさん、牛沢さん、ガッチマンさん。
所謂「TOP4」のみなさんです。

それまで、ゲーム実況というワードは何となく聞いたことがありましたが
見たことはなかったし、見たいと思ったこともありませんでした。
ゲーム自体にそこまで興味がなくて、
小学生の頃はゲームボーイでドンキーコングとか星のカービィとか初代ポケモンとかを熱心にやってましたが(歳がバレる)
ジャニオタになってからはもうさっぱりで。
どうぶつの森とかスプラトゥーンとか、流行りのゲームにも見向きもしなかったくらいです。

そんな私が突然ゲーム実況にハマり、
毎日毎日、ヒマさえあれば常にゲーム実況を見るようになったのは
昨年お付き合いしていた元カレがきっかけでした。

※「元カレ」にカウントしたくはないんですが
便宜上この表現を
仕方なく使います。

元カレのSさんは当時同じ支店にいた3歳年下の営業マンです。
私が中途入社4年目の時に別の支店から異動してきました。
Sさんは新卒で入社しているので、社歴は彼のほうが先輩です。
身長180cm超のスラッとした体形、バスケとスノボが好きで、おしゃれで、美味しいお店をたくさん知ってて、男女問わず友達がたくさんいて、
私とは真逆の陽キャタイプ。
でも家族思いで気が利いて優しくて、誰かが困ってるとすぐに手を差し伸べる人で
私も仕事でたくさん助けられました。

お付き合いが始まったのは昨年1月のこと。
それまではただの同僚という関係でしたが、年齢が近いこともあって元々仲は良くて
2人で食事に行ったり飲みに行ったりするうちに意識するようになって
彼から告白されてお付き合いすることに。
私にとっては数年ぶりに出来た恋人でした。

そんなSさん、バスケとスノボ以外にドハマりしてたものがあって
それがApex Legendsというゲーム。
もちろん私には未知の世界で、
えーぺっくす?あ、JUMPの山田くんが配信してるやつ?くらいの知識しかありませんでした。(ここでもやっぱりジャニオタ)

お付き合いする前からApexの話はよく聞いていて、
山田くんともマッチングしたことあるよ~とか
昨日オールでApexやってたんだ~とか
チーターがどうのとか
処理速度が重要だからPCには100万以上かけてるとか…
それはもう熱心に話してくれてたんですが、
全くゲームをしない私にはちんぷんかんぷんで、
え?マッチング?山田くんと?繋がりあんの?
オール?そんなにやるもんなの?
チーターって何?動物?
そもそもゲームをPCでやるの?プレステとかじゃないの?
などなど、あまりに無知な返ししか出来ませんでした。
(それでもちゃんと丁寧に教えてくれた)(理解出来なかったけど)

せっかくお付き合いしたんだし、彼の好きなことについてもっと知りたい!
とGoogleやTwitterで検索してみましたが専門用語だらけでさっぱり理解出来ず…。


そうこうしているうちに、突然Sさんから別れを切り出されました。

彼から告白されて付き合い始めて、たったの2週間で。

「前の関係に戻りたい」
「勢いで告白しただけだった」
「そこまで好きじゃなかった」
「去年元カノと別れたことまだ引きずってて」
「俺、誰かと付き合うとかだめなのかもしれない」
「俺の中の問題だから、カンナちゃんは何も悪くないから」
「ヤリモクではないからそれだけは分かって」

え?????
勢いで告白しただけ???
元カノ引きずってる???
好きだったのは私だけだったってこと???
いや、お前ただのヤリモクだよな???

もう頭は真っ白。
お互い30超えた大人ですから、将来も見据えた落ち着いたお付き合いが出来ると思ってました。
それなのに、優しいと思っていた彼から言われたのはあまりに身勝手で信じられない言葉。
30オーバーの女に勢いで告白するって余りに失礼すぎる。
こんな不誠実な人だと思わなかった。

今となっては言ってやりたいこと、問いただしたいこと沢山ありますが
当時の私は何も言葉が出ませんでした。
何を言っても、Sさんが私を好きじゃないことは事実なんだし
私がどうあがいたって私たちの関係はもう成立していない。
「そっか・・・分かった」と受け入れました。

惨め。
この言葉が自然と浮かびました。
惨めだな、私。


Sさんは同じ職場だったので、別れた後も毎日顔を合わせなければなりません。
これが本当につらかった。
同僚と談笑するSさんを見て、私にあんなことしたのに何でお前笑ってんの?とか思ったり
Sさんが厄介な新規客を対応しているのを見てざまあみろとか思ったり
かと思えば、そんなに私って女としての魅力ないのかな…とか
男見る目ないんだな…とか
久しぶりに彼氏が出来て浮かれてたの、馬鹿みたいだな…とか自分を卑下したりで
それはもうメンタル荒れ放題でした。


そんなある日、無気力でぼけーっとYouTubeを見ていたら
たまたまHIKAKINさんがゲームチャンネルでApexの生配信をしているのがトップ画面に出てきました。

すっかりApexアレルギーになってしまった私でしたが、
悲しいかな、気付いたらその生配信を再生していました。

これが、私がゲーム実況にハマるきっかけになるのです。

後編につづく!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?