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SusHi Tech Tokyo 2024 参加レポート

SusHi Tech Tokyoとは?

SusHi Tech Tokyoは、「防災」「環境」「金融」などを主軸に、東京都が2023年から主催している国際的な展示会です。
「持続可能な新しい価値」を生み出すことを目標として「Sustainable High City Tech Tokyo =SusHi Tech Tokyo」 と名付けられ、今年も東京ベイエリア各所で開催されました。

会期中は都内の主要駅に広告が掲示されたり、電車車内にもCMが流れたりと、都内在住の方はよく目にされたかと思います。

EukaryaはこのSusHi Tech Tokyoプログラム内、「Global Startup Program」というグローバルイノベーションカンファレンスに、5月15-16日の2日間出展致しました。

会場の様子

設営前のブース。画像右後方の大きなモニターがある場所がA Stage。

Eukaryaの出展場所は「Smart City」「Gov Tech」「Climate Change」などの分野で、メインステージ(A Stage)近くに位置していました。

1日目

初日10:30のイベントスタートと同時に、Eukaryaブース後ろから地鳴りのような歓声が…!振り返ると、小池都知事のオープニングスピーチと共に、華やかな開幕を迎えておりました!
全編英語でのスピーチにより、国際的な内容・ユーザー層への意識を強く印象付けられると共に、東京都がかなり本気でSusHi Techを「ぶちかましに来ている」のだと感じました。

登壇の案内

Eukaryaブースはと言うと、オープンすぐにRe:Earthを目的に来場された企業様や官庁の方々に足をお運びいただき、好調な滑り出しとなりました。

更にお昼からは、Eukarya CDOの小宮が、GIS及びRe:Earthを使った防災ソリューションのトークイベントへ、東京大学大学院情報学環の渡邊先生・読売新聞の吉田編集委員と共に登壇。
こちらも注目度が高く、客席はほぼ満席となっていました。

(左から)読売新聞吉田様、CDO小宮、東大渡邊先生。小宮、笑って笑って。

見た目は少々怪しげなCDO小宮ですが、トークは真面目です。

防災を中心としたRe:Earthでの課題解決事例を、デモを交えながら紹介していました。

こちらのイベント後には、
「先ほどのトークイベントを見た。今後のビジネスや課題解決にRe:Earthを利用してみたい」
という方々が多数ブースへお越しくださいました。
当日参加の社員総出であたっても対応しきれないほどの方々と、さまざまなお話の機会をいただきました。

その後、18:30の1日目終了まで客足は途絶えることなく、初日は大成功で幕を閉じました。

2日目


大盛況のEukaryaブース

2日目も午前中から客足が止まず、対応スタッフも休憩時間をずらしつつ対応することに。ありがたい悲鳴です。
中には、1日目にいらしたお客様が、2日目に上司の方を連れて再訪くださるなんてことも。
官民問わず、防災や都市計画におけるデジタルツールの活用について、非常に意識と関心が高まっているのだと改めて感じました。

香港からの学生の皆さんもRe:Earthに興味津々

またこの日のお昼頃には、香港にある大学で工学系を専攻されている学部の方々が、引率(博士課程)の方に連れられる形で、10名ほどRe:Earthを見にきてくださいました。

お話を伺ってみると、なんと1日目に偵察チーム(!)の学生さんがブースに立ち寄る→スタッフからRe:Earthの説明を聞く→ホテルで情報共有→「面白そう!みんなで見に行こう!」という流れになったそうです。

Webで動くGISプラットフォームで、なおかつノーコード。さらにプラグインの追加・共有も可能という点で、Re:Earthは世界的にも珍しく興味深いといったお言葉をいただきました。

実際にブラウザ上で軽快に動くRe:Earthのデモを見て、大きな感嘆の声をあげてくださるなど、大変ご案内しがいがありました。

また、Re:Earthの特徴であるデータセットの運用についても、盛んに質問を頂き、世界で通用するRe:Earthの将来性を強く感じました。

そうこうしているうちに、2日目も大盛況のうちに閉会を迎えることができました。

閉会後、普段はリモートでしかお会いできない協業企業のみなさんと実際にお会いしたり、集合で写真撮影をすること等もでき、和気藹々とした雰囲気で閉会〜撤収を終えました。

最後に

SusHi Tech Tokyo Global Startup Programへの参加は、Re:Earthの課題解決力を皆様に知っていただくだけでなく、日本・東京にいながらにして、国内外さまざまな分野の方々から直接ご意見をいただける、貴重な機会となりました。

Re:Earthがこのように注目をいただけるのは、都市計画・防災などの従来的な分野にとどまらず、金融や教育などさまざまな分野での新しい課題解決のツールとして、GISが広く世に認知され始めていることも一因だと思います。

またイベント期間中、多くの海外アクターの方々とお話しし、XR領域や途上国地域でのGIS利活用におけるデータ活用・可視化について、Re:Earthの強みを再確認する機会にもなりました。

これまで国内では、先進的なデジタルツールの導入が進まない企業風土がありましたが、デジタルデバイスの普及やコロナ禍でのデジタル化の促進、そしてSusHi Techのようなイベントにより、省庁や大企業でも意欲的な導入が進んでいるのだと実感しました。

今後も引き続き、こうしたイベント等への参加を通じて、皆様のご意見を取り入れ、より良いサービスの提供に努めてまいります。

本レポートをご覧いただいた皆様も、ぜひ業務の課題解決に向けてRe:Earthの活用をご検討ください。

Re:Earthウェブサイト

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