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頭が痛くて起きた。八時半だった。
閉め切ったはずの部屋がほの明かるいのに、夏の光りを思う。買ったばかりの枕を頭から引っこ抜いて、だましだましどうにかもう一度浅く眠れて、覚めたときにはお腹が空いていた。その手でケンタッキーをUberした。
サニーボーイを見通した。峯田は合ってなかった。その後ずっとスペアを口ずさみながら、冬物の布団を取り込んで、洗濯物を畳んだ。室外機の上の蚊取り線香に火を付けて、マッチはすぐにごみ箱にでなく流しへ。冷凍してあった赤魚をグリルに突っ込んで、冷凍してあったご飯をレンジで温めて、日が暮れるまではと思っていたら遅い夕飯になった。
明日からの一週間のぶんのアイロンをかけていたら汗をかいてきて、窓をしめきってエアコンを点けた。光りとは、また明日の朝までおわかれだ。あて布を横着して裾がへんにてかってしまったが、安物だからいいかと思った。そのあたりをいたわるように撫でて、畳んで吊るした。風呂の給湯温度を1℃下げた。
ガーゼのブランケットは肩から爪先まで被りたい。さる毛玉みたいな良い匂いがする。寝水がないと寝られなくなって、もう何年になったろう?

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