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結婚しました。


ええと、ご報告します。
本日11月11日、私は、一般女性と(とかって書くと芸能人ぽくてイイよね)入籍いたしました。
秋の終わりというか冬の始めというか、この季節、僕はあまり好きじゃないので渋ってたんだけど、だんだんどうでもよくなってきて。
で、今日にしました。
なぜかと言うに、忘れにくいであろう日付だから!理由はそれだけ!

でも、もっとぽかぽかした季節の、5月5日とか6月6日とか7月7日とか、のが良かったなホントは。同じ忘れにくいゾロ目の日付ならさ。
まあでも今日は、昨日の雨はすっかり上がって、空の高い秋晴れの日だったので良しとしよう。

◇——— ———◇

ユウジ @yuji67
真夜中で読んでる人も少ないだろから書く。
結婚しようか、という話をした。
結婚するについて、僕には相手に望む経済的な条件があって(絶対条件ではないが)、独立採算制でいくこと(つまりそれぞれ自分のお金は自分のものということ)、それと、僕より少し多いかまたは同等の年収があること、だ。
ユウジ @yuji67
そのひとは僕よりずっと年下なので、つまり僕が先に死ぬ。
だからそういう取り決めがあった方が都合が良いのだ。で、相手は条件に合致する。
ユウジ @yuji67
前から親しくしているひとで、しょっちゅう家に来ているし、猫たちも懐いてるしで、その他の、互いを思い遣れるのかとか、確かに好き合っているのかとか、いわゆる体の相性がどうとか、そういうのは疾うに済んでいる。
ユウジ @yuji67
じゃ、迷うこたない。何を迷っているか。
それはね、いま秋だから。僕はね、秋って好きじゃないのよ。それだけなの。
ハハハハ。笑ワバ笑エ。

◇——— ———◇

上の4つは、10月4日深夜の僕のツイート。
これは、まぁその通りで、本心であります。

特に、収入面・独立採算制は割と重視してた要素で。
なんか生臭い話で恐縮ですが、現在の妻の収入は、僕の現在のそれを超えています。申し分ないです、これ。
そうであれば、もしどちらかがこの先ポシャっても、どちらかの収入で生きていけるでしょう。
独立制にしとけば、相手のために使うお金の比率を少し変えればいいんですから。
これって大事なことだと思うの。まあ、僕はそう考える、ということですけども。



妻は21歳年下で、いま35歳です。
で、妻の両親と僕とは、4歳しか違わないの。なんか笑っちゃうよね。

21歳年下ということは、僕が21歳、大学2年生の時、オギャアと生まれた赤ちゃんだ、ということだ。当たり前だけど。
そんな赤ちゃんと——ってもう赤ちゃんじゃないけど、今はイイ大人だけど——これからを共にすることになろうとは。人生ってのは実にフシギだよ。
しかし妻の両親は、つまり義父母は、娘がよくこんな初老の男(僕ね)——自分たちと幾らも歳の違わない、と言うよりむしろ同世代の——と結婚することを認めてくれたよなァ。きっと大いに驚き、そして大いに悩んだに相違ないのだ。



妻は世田谷の等々力生まれ。僕は新宿の津久戸町生まれ。
同郷だから気が合ったの?とか、話が弾んだの?とか、ある人に訊かれましたが、あんまり関係ないです。
そもそも等々力と神楽坂じゃまったく生活圏や文化が違うし、だいたい20以上も年が離れてちゃ、合う話なんてないやね。
じゃ、なんで結婚?と訊ねられたら、ふたりして首を傾げるね。
ただ、これはもう一緒にいるしかないな、そうするよりほか仕方ないね、とふたりで確信した瞬間はありました、とさ。



ある時期、もう僕はこのままひとりで人生を閉じるのだ、と思っていた。
でもある時、一緒にいられたらいいな、というひとが現れて、いまそうなった。

人生の、そうね、まぁ8割は、クソです。
人生の8割は、こりゃもうどうにもこうにもままならず、うまくいかないもんです。
でもね、時々、ほんっと時々、まるで気まぐれのようにこういうことも起きる。中々どうして、人生捨てたものでもないのだ。

で、前にもツイートしたけれど、ほぼ確実に、僕は妻よりも先に老いて死ぬ。これはもう避けられないです。
だからせめて、最大限の努力をして、僕はできる限り健康でいなくっちゃなあ、と。
せめて、最大限の努力をして、ふたりで過ごせる日を1日でも延ばさなくっちゃなあ、と決意を新たにしております。



若々しい者同士の結婚じゃないので、言うことが辛気くさいねどうも。ハハハ。

これからのふたりでの暮らしぶりなんかは、またおいおいツイッターでつぶやきます。
あ、妻が我が家へ引っ越して来るのはもう少し先。僕はまだしばらくはひとり暮らしです。
まぁ、そういうことであります。
以上!

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