見出し画像

別れた理由を思い出す

趣味と俺と、どっちが大事なの?

何やら年下の女の子と話す機会が多い近頃。彼女たちの恋話をムズムズしながら聞いてるうちに、今まで付き合ったことのある人たちの顔を思い出した。

驚愕の事実に気づいたのだ。全員、冒頭の理由で別れたんだった。

塾とか習い事とか課外活動とか、とにかくいろんなことをいろんなコミュニティに入ってやっていた。学校ではできない話を大人に混じってするのが面白かったし、学校で習うことだけじゃないことを知れるのが楽しかった。

何人かその頃にお付き合いをした人は、最初「いろんなことをやってる私」を好きだと言ってくれた。若かったしワガママだったし甘えかたも下手だったので「じゃあ、あなたも好きなことやってね」と、それらの時間を相手のために諦めることをしなかった。

相手のことを考えてなかったなあ、としみじみ思う。

「自分の為に時間を割いてくれる」って、結構大事な基準だ。

今、同じ理由で「相手が時間を作ってくれない」と相談されたら、なんてやつだ!と親身になって怒ると思う。

ある程度大人になってからは、自分の時間も適度に持ちながら「あなたにも使うね」とうまくバランスをとるようになった。なんとなく、周りの人たちもそういう感じの人が増えた。

持っている時間はみんな一緒で有限で、ここで使わなかったら後悔することがあるって知るからかな、なんて思う。

夫と別々の行動をしながら、そんなことを考える土曜の夜。そろそろ買い物をして帰ってくる頃。

いち会社員のくだらない話がメインですので、スキやフォローをいただけるだけで十分です。もしサポートいただけた場合には、あしたのランチの味噌汁を豚汁にグレードアップします。