27.ユーカリさん、ゆかりに行く
私は先週このような記事を書いた。
「ユーカリがゆかりに行って、ゆかりちゃん特典を使ってゆかり焼を食べる」そこにどんなドラマが待ち受けているのか！コテの影から「ユーカリ」って呼びかけてくれるリカが現れて、ゆかりラブストーリーが突然始まる？！ユーカリはいったい何から伝えれば良いのか…！
………
note上では、ユーカリ・ラディアータ
しかしそれは仮の姿。
そうなにを隠そう私は仮面ライダー！
間違えた。
やり直し。
何を隠そう私の本名はゆかりだ。
私はこの名前を最大限に活かすべく、お好み焼き「ゆかり」へ行って、ゆかり特典を使ってゆかり焼を食べる、というミッションを実行しにやって来た。
（ちょっと仮面ライダーに引っ張られてる文体…）
まず入店！
ゆかりのロゴ見て、オラワクワクすっぞ！！！（いきなりの悟空）
店員さんがお水を持って来てくれて
「注文決まったら教えてください」
「あ！はい！」
行ってしまった…
あれ？？ゆかりちゃん確認しないの？私ユーカリ・ラディアータは偽名で本名ゆかりだよ？？
まぁまぁまぁ、そう焦りなさんな。
注文の時に確認されるんちゃうん。
せやんな！
心でそうつぶやいて。
一緒にゆかりに付き合ってくれた友人Kちゃんは小学校の同級生。
小3でバレーボールクラブに入った時からの友人で6年間1度も同じクラスになった事がない。バレーボールを始めて私の人生は変わった。低学年の時は学校にあまり行ってなくて友人がいなかった。Kちゃんは初めて出来た仲間の1人だ。高校がまた一緒になり再会して今でも仲良くしている。
埼玉で私が一人暮らししていた時、Kちゃんともう1人の友人が一緒に遊びに来てくれた。最寄駅まで向かいに行った時。
「ゆかりちゃーーん」
遠くから手を振る2人に、私はズッコケた。高校の制服姿で現れたのだ。
駅のトイレで着替えたらしい。私を驚かすためだけに！！
話はゆかりに戻る。
財布から免許証を取り出して、メニューを選ぶ。
免許証はテーブルのわかりやすいところに置いて準備万端だ。
「やっぱりゆかり焼は食べなあかんよね」
私たちはメニューを決めて、店員さんを呼ぶ。
店員さんに注文して、ゆかり確認を今か今かと期待して待っていたが…
確認されない！！！
そのまま店員さんは立ち去ろうとする。
えーーーーっ
待て待て待て待てぇーーい
こうなったら仕方ない。
「あのぅ！私ゆかりって言うんですけどぉ…」
自ら免許証を差し出す。
まるで先輩へラブレターを差し出す中学生かのように。ちょっとモジモジしながら…
こっこれが、ゆかりラブストーリーの始まりなのかっ？！
「あ、はい。ちょっと待ってくださいね」
先輩（店員）はラブレター（免許証）を真顔で受け取り奥へと消えて行った。
おいーーーーっ、先輩よ！
あまりにもあっさりし過ぎてないか？
こんなにも胸高鳴りながら渡したラブレターを…あまりにもそっけなくないかぃ？！
そうか！照れとるんやな。
はっはーーーーーん。
もうっ、先輩。
そうならそうと言ってよーーー！
待っていると先輩がやって来て
「今月また来ます？」
「もう（先輩に会いに）来ないです」
「そしたら今月で特典の有効期限切れるんで。個人情報は書かなくていいですよ。割引はしますので」
なんでもゆかり特典は1年間の有効期限付なので今月末で切れてしまうと。
来年また来店した際に再度個人情報を書いて1年間の有効期限付のパスポートを貰えるとの事。
「でも今月もう（先輩に会いに）来れないですけど、私パスポートは記念に（noteの為に）欲しいです」
我儘言ってしまった…
「じゃあ…」
と言って先輩は、私のラブレターの返事（パスポート）をくれた。
真顔で。
照れている様子はなかった。
先輩、我儘なゆかりは嫌いですか？
2024年私の恋は儚く散った…
ゆかりラブストーリー、完。
気を取り直して！
初ゆかり焼は、大阪のお好み焼き！って感じのフワフワやのにしっかりした生地で美味しかったです！
ドリンク無料でした！
あらら…やっぱり普通の感想のnoteになってしまった…
駄菓子菓子
「ユーカリがゆかりに行って、ゆかりちゃん特典を使ってゆかり焼を食べる」無事ミッション完了！
歯に青海苔付いてない事確認して、久々梅田の街へ。
Kちゃんとはここでお別れして。
向かった先は映画館。
私がフォローしているayamoちゃんがオススメしてくれたこの映画。
昨日ayamoちゃんがコメントで教えてくれて今日観に行けた。なんと上映が本日まで。
奇跡だ！！！
あらすじが面白そうだったから観たくなった。実際めちゃくちゃ面白かったし感動して泣いた。
でも泣いた場所は、他の人と少し違うかもしれない。
ネタバレになります…
火野正平さん演じる配達員さんが、雨の中お宅へ荷物を届けるシーン。荷物には雨に濡れないようにビニール袋を被せて。私は梅雨時期に配達員をしていたのでよく雨の中配達した。自分は濡れても荷物は濡らしちゃいけない。それは誰かへの大切なギフトなのかもしれないのだから。その思いを火野正平さん演じる配達員さんが絶妙に表現されていて、あの頃の自分と重ねあわせて泣いた。そんな配達員しか知り得ないささやかな気遣いを映画で描いてくれた監督。塚原あゆ子さんという女性だった。ものすごい緻密な取材を重ねないとあの場面は描けないと思う。観て良かった映画だった。配信が開始されたらもう1度観たい映画になった。
教えてくれたayamoちゃんにほんまに感謝したい！ありがとう！ayamoちゃん！！！
というわけで
ユーカリ本名ゆかりがゆかりへ行ってゆかり焼を食べる。
から、最後は映画の感想になってしまいました、が…
ユーカリ、ゆかりへ行く
おわり！
読んでいただき
ありがとうございました！！！