愚痴 就職して1年経って思う事

現在働いているクリニックは、一年前に就職しました。

免許が来るまでのが4月末だったので、それまでの期間は自社でアルバイトとしてリハ助手をしながら勉強をしていました。

病院で働く以上、加算の取れない人が仕事をする補助をすると言う事は、人件費だけがかかる可能性があると思いながら仕事をしていました。

DrやPTが、DrやPTとしてその仕事だけをできるのが一番いい環境であると私は思います。

その環境を作るのは事務やリハ助手なのだと思います。ではどの様にしたらいいか。

まずは、DrやPTにしかできない仕事を知ると言うこと。次に、DrやPTの仕事の中で、でなくてもできる仕事は何かを知る事。

後者を知る事で、事務やリハ助手の存在意義を知ることができます。

これは医療、病院に関わらず、一般企業に於いても同じだと思います。営業は営業だけをしていればそれで十分ですし、営業なのに経理や総務までしていては非効率ですから。

私自身、まずは全体の流れを知ることから始めました。

当院の大まかな流れは

①受付

②Drの受診あるいはPT

③支払い

大きく分けると3つしかありません。

このうち上で述べたDrやPTでしかできない仕事は②だけになります。ですので、②だけを集中してできる様に心掛けることが大切。その為には何をすればいいかを①②③の順番で、流れに沿って整理した。

その中で、①や③の業務を一部DrやPTがやっているのを発見した。

まずは、Dr(院長)に報告し、これは本当に院長でなければできない事か?と聞いたところNoとの返答。次に、PTにも同じ質問をしたが、同じくNoとの返答。すぐさま、自分の仕事にした。こうする事で無駄な時間を省く事ができ、PTの残業時間を削ることに成功。

私自身の業務量は増えたが、そもそも①③でかかる業務内容では、診療時間内に新患しか来なければ残業時間はほぼないに等しい。なので、私自身の残業はゼロ。

次に②の中で、DrやPTでなくてもできる仕事をやる様にした。Drであれば、カルテを受付やリハビリ室に持っていく。PTであれば、月初めに必要な書類の印刷。

Drが動かなくていい状況を作る事でスムーズな診察にする事ができた。

PTが印刷をする事で月末から2週目近くまでは残業が必須であった。

これらをやる事で、DrやPTの仕事効率は改善し、PTの残業は減った。

一次的に、PTは残業代が減った事で一月目は給料が減ってしまったが、二月目に僕がPTとして社員として働きだした時には、基本給は全員一万円アップだった。仕事を効率化する事で、残業代が浮きそれを基本給に反映してくれたから。

そう思っていたのは束の間だった。

仕事の効率化を図り、事務やリハ助手の存在意義を明確にして給料アップに繋がると思ったが、私が社員としてPTとして働きだした途端また、残業が増えたのだ。

事務やリハ助手と話して、DrやPTがやらなくてもいい仕事は私たちでやりましょうと決めたはずだったが、新入りの小僧が言ったことなんぞ戯言だとしか思っていなかったのか、我々がしなくていい仕事まで我々がする様になってしまった。事務を新たに1人採用したにもかかわらず。

やめた理由を問うとPTの人数が増え、患者数の増加があったからだとのこと。それでは1人採用した意味がないではないか。

院長も業務量が患者数の増加に伴い、増えることを見越してスタッフを1人採用したのに、現職スタッフが業務量を減らすとあっては、給料アップもできない。

ただ、その新採用スタッフも1ヶ月で退職した為、人件費の増加はなかったからいいものの新たにスタッフを採用する事は今後ないと言っていた。

そんな体制がこのままずっと続くと思うと彼女らの給料は大幅に上がる事はないだろう。給料アップがあるのは最低賃金が上がる時だけだと思いますよ。

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