見出し画像

吹奏楽初心者の基礎練習について『ロングトーン編』

今回は基礎練習について書いていきます。

吹奏楽における…というよりも、金管楽器における〝私の考える″基礎練習でしょうか。特別変わった方法というわけではないので、経験者の方には必要のない事だと思いますが、初心者の方に向けて書き出しておこうと思います。

どんな事でも初心者というものは大変です。まず初めは、音が楽に出せるようになる事が重要です。私なら以下の練習方法で進めていきます。

①ロングトーン

②スラー

③タンギング

こんな所でしょうか。
では、順番に説明をします。

『ロングトーン』というのは音を長〜く伸ばす練習です。
兎に角最初はまずこれ!〝一つの音を長く伸ばせるよう″にします。
最初の時点で自分の出せる音域を見つけておいて、その辺りを重点的に練習します。出せる音域を理解しておく方法は、運指表を見ながら自分はどこからどこまでが出せるのか?探しておくという事です。その際に無理なく出せる音域であることが大切です。無理の無いというのは、音を出してみて〝めちゃめちゃ踏ん張ってないと出せない″感じ、または〝違う音に変わっちゃいそう″な感覚がない音のことです。もしかしたら出せる音域がそんなに広くないかもしれませんし、低い方だけ出せるという事もあるかもしれません、音を出す時にするタンギングも出来ないかもしれません。それでも今現在無理なく出せる音を毎日出していきましょう。

音を出すことに慣れてきたら、次のステップに進みましょう。

4拍や8拍など、ある程度の長さを伸ばす練習に切り替えていくという事です。その際にはメトロノーム等を使ってテンポを安定させて練習するのも大切な事です。
♩=60の速さで8拍を楽に伸ばせるようになる事を〝最初の目標″にしましょう。
最初のうちは音が揺れてしまったり、息が足りなくなってしまったり、という事があると思います。しかし練習が進むにつれてそういう事は減っていくでしょう。または、出だしのタンギングが出来ず「フーー」と吹いていたのが、「トゥーー」とタンギングをして音が出せるようになるかもしれません。ロングトーンに慣れてきたら、息が一定に出せるようにとか、いい音で…等気を付けるポイントを増やしていくといいと思います。

ひとまず今回はここまで。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?